Othello! JAPAN

Othello! JAPAN 管理人 nakaji のオセロに関するつぶやきです。

ここ4年を振り返り~2007年編

2007-12-31 18:50:09 | オセロ全般
ここ4年を振り返りシリーズ、2004年から2006年まで書いて、2007年についてまだ書いてませんでしたね。

今年は・・・あまり2006年と変わってなかったかな。特に何か新しいことをやったかと言うとそうでもなく、相変わらずメジャー大会前でも特に何か準備していったわけではありませんでした。

まず春の名人戦。優勝できるとも思っていなかったので、なんとなく気楽に臨みました。気楽さが良かったのか、予選ラウンドは5連勝で準々決勝進出。そして準々決勝の相手は榎本六段。白を持って中盤で普通に有利になって・・・ そのまま普通に勝ち切れるかと思いきや、予想外のX攻撃を受け乱れてしまいました。どうもこの頃、白を持った時の終盤がかなり下手になってました。2006年から、どちらかと言えば黒の終盤練習に費やす時間が多かったため、なんか白の感覚が崩れてしまったようでした。

そして夏の全日本。台風の影響で欠場者が多かったやつですね。3回戦で当たった星野三段(当時)、強かったなぁ。序盤で優位に立たれ、一切チャンスなく押し切られました。

今年は駄目だったか、と思って臨んだ王座戦。いつも品川でいじめられている高梨四段といいところであたる予感がしてたので、彼と当たった時に打つ序盤だけ軽く用意しておきました。あんにゃろー、まだ中学生なのにほんっと強くなりましたよねぇ。4回戦まで4連勝で、5回戦で全勝同士でほんとに当たりました。その内容はオセロニュースにも載ってるので詳しくは書きませんが、こっちの変化にほぼしっかりと対応、要所を押さえてほんといいゲームになりました。いやぁ、ほんと、勝てて良かった。
ポイントとなる高梨四段戦を勝利し6回戦まで6連勝。行けそうかな、、、と思いきや、最終戦で坂口九段に敗れ・・・。
自分よりポイントの高い1敗者が2名いたので絶対にまくられたと思ってふてくされてたのですが・・・ ほんと驚きました。その2名がそれぞれ負け・分けだったため、私に優勝が転がり込んで来たんですね。
ほんっとこの時は、優勝の喜びとかそーゆーのよりも、なんてゆーんでしょ、いろいろなことに感謝しちゃいました。

2年連続の参加となる世界選手権、今年こそはと去年よりはしっかりと準備して大会に臨みました。オセロ以外の部分でも万全の準備を整えて大会に臨んだのは前に書いた通りです。
でもやっぱり、自分はまだまだだなぁというのが正直なところです。足りてないものが多すぎ。これで世界一になるには、相当な運が必要です。「世界一」を目標とする以上、もっと力を付けなきゃ駄目だな、というのを思い知らされました。

  * * *

2006年は、自信のない終盤にたっぷり時間を残すよう、なるべく中盤で時間を使わない、ということを心がけてました。そして今年は、昨年よりちょっぴり終盤に自信が付いてきたので、中盤でもうちょっと時間を使うようにしていました。
そして世界戦を終え、思うところがありまして、序中盤でそこそこ満足が行くまでじっくり考えるということを試みてます。そのせいで終盤時間に追われ、返し忘れをしたりと恥ずかしいことも何度かしちゃってますが、しばらくはこのスタイルで行こうと思ってます。

まとめると・・・
今年は、自分に足りないいろいろなことに気付かせてもらった1年だった、と言えるかな。
今後はその足りない部分をなんとかするよう努力して、2008年か2009年には、世界戦で優勝したいと思っています。
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2007年のオセロを振り返り

2007-12-30 00:22:57 | オセロ全般
やっと今年最後の大会が終わりましたので、恒例(?)の1年間の戦績統計。

まずは対戦相手の段級位別成績:

九段 8試合 5勝 3敗 68.8%
八段 7試合 2勝 5敗 28.6%
七段 12試合 8勝 4敗 66.7%
六段 3試合 1勝 2敗 33.3%
五段 20試合 15勝 5敗 75.0%
四段 65試合 45勝 20敗 69.2%
三段 59試合 50勝 9敗 84.7%
二段 32試合 29勝 3敗 90.6%
初段 17試合 15勝 2敗 88.2%
級位者 20試合 19勝 1敗 95.0%
外国人 16試合 11勝 5敗 68.8%
合計 259試合 200勝 59敗 77.2%


全部で259試合ですか・・・ たくさん打ちましたねぇ。

そしてたくさん打った人ランキング:

1. 長崎秀和 四段 13試合 8勝 5敗 61.5%
2. 冨永健太 八段 10試合 3勝 7敗 30.0%
3. 高梨 悠介 四段 9試合 5勝 4敗 55.6%
3. 綿引 健太 三段 9試合 6勝 3敗 66.7%
3. 佐藤 紘一郎 二段 9試合 8勝 1敗 88.9%
6. 村上 健 九段 6試合 4勝 2敗 66.7%
6. 玉木 恭太郎 四段 6試合 3勝 3敗 50.0%
6. 伊藤 純哉 三段 6試合 5勝 1敗 83.3%
9. 谷田 邦彦 七段 5試合 4勝 1敗 80.0%
9. 榎本 康煕 六段 5試合 2勝 3敗 40.0%
9. 龍見 有希子 六段 5試合 4勝 1敗 80.0%
9. 佐脇 裕輔 三段 5試合 5勝 0敗 100.0%
9. 奥田 強 二段 5試合 5勝 0敗 100.0%


長崎四段とは、この10日間で5試合も打ったんですよね。最後の追い込み(?)でトップになってます。
冨永八段にはさっぱり勝てなかった印象がありますが、やっぱり負けまくってますねぇ。
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2007年の大会終了~

2007-12-29 23:59:07 | オセロ全般
数人の方にそそのかれて(?)思わず開催してしまった天王洲スペシャルでしたが、こんな年の瀬にもかかわらず、35名の方にお集まり頂きました。

成績の方は、最終戦を落とすも逃げ切り優勝というちょっとしまらないものでしたが、一応今年最後の大会を優勝で終えることができて良かったです。

今年一年、たっくさん大会を開催した気がしますが、どれも盛り上がって良かったです。ほんっと、みなさまのおかげ。あぁ、楽しかった~。
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今年一年を総括(?)2

2007-12-28 16:56:53 | その他
今年一年を総括(??)

引き続きオセロに関係ない部分で今年一年を振り返りです。

今年は、たぶん人生の中で初めて、目に見えて体重が減った1年でした。
ピークは3年くらい前で、84kgにまで達していました。
身長176cmなんで、まず76kgを超えた時に大きなショックがありました。天一の味に惚れてしまい、毎日のように通ってたころかな。
そして次、80kgを超えた時にはさすがにやばいな、と。
やばいなと思いつつ腹いっぱい食べてたので、最大で84kgにまで到達したわけです。

そんなだったんですが、今年1年で、ピークから比較して10kg減に成功しました。

特に何か苦労してダイエットしたわけではないのですが、一応気にしてやってたことはあるので、ちょっと減量したいなぁという方のご参考のために:

1. ゆっくり食べる

がーっと食べると、満腹中枢が刺激されるまでタイムラグがあるため、実際には満腹になっているのにそれに気づかず、満腹以上食べてしまうことになります。ゆっくり食べることで、ちょうど満腹になったところで食べるのをやめられます。

2. もったいないと思わない

成長する過程で、「出されたものは残さず食べる」という意識を植えつけられていたため、「あと一口」くらいならお腹いっぱいになっててもだーっと食べてしまってたんですね、以前は。それをやめました。「もったいない」などと思わないで、「お腹いっぱい」と思ったらそこで食べるのをやめる。

3. 毎日体重計に乗る

別にグラフにつけるとかそーゆーことまではしてませんが、とりあえず毎日体重計に乗って、体重の増減を「気にする」ことをやりました。

こんな感じです。お菓子を食べるのをやめるとか、甘いジュースを飲まないとか、そういう苦痛(?)系のことは一切やってません。チョコもポテチも普通に食べるし、コーラも飲みたい時には飲んでます。
これだけなんですが、「意識する」って大切なことなんですね。なんの苦もなく、10kgもやせたわけですから。

  * * *

話を無理矢理オセロに結びつけると、やっぱり「意識する」ことが大切なんだと思うんですよ。できるかどうかは「意識する」ところから始まる。対角線のケアとか、Cラインとか、最初はそれをうまく「使う」ことはできないと思うんですが、とりあえず「意識」するところから始めたらいいんじゃないですかね。
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今年一年を総括(?)

2007-12-28 02:19:48 | ボウリング
こしあん流(?)に、オセロに関係ない部分で今年一年を総括。

オセロ以外で一番変わったことと言えば・・・
16年ぶりにボウリングを始めたことですね。
運動不足で最初はヨレヨレでしたが、最近ようやく安定してきました。

世界戦があったのでしばらく行ってなかったのですが、今日は今月2回目のボウリングに行ってきました。3ゲーム投げて、171、179、169のアベレージ173とまぁまぁでした。
安定してきたのは、ひどい失投が1ゲームに1, 2回程度に減ったからですね。でも逆に(?)、ドカーンと200up、みたいなゲームが出なくなってきちまって、ちょっと消化不良な感じもあります。

観戦するのはスポーツ全般大好きなのですが、自分でやるのはこのボウリングくらいですね。運動不足解消の意味も含め、来年も定期的に投げに行って、もうちょっとうまくなりたいなぁと思ってます。
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天王洲クリスマススペシャル!

2007-12-24 22:08:42 | オセロ全般
いやいや、ほんと、綿引君強くなりましたねぇ。
また負けてしまいました。
私に勝って5連勝を決めた綿引三段、最終戦もしっかりと勝って、ついに品川で優勝しました。いろんなところで優勝しまくってる綿引君ですが、品川での優勝は、りんかいを含めてもなんと今回が初めてなんですね。
とゆーことで、「こんな強いのがりんかい出てていいのか?」的な空気をかもしだしていた綿引君、これにてりんかいは卒業になります。
りんかい卒業は、一昨日のグラチャンでインターミディエイト部門を制した中村三段もね。この2人には、ニューイヤーズカップの時に卒業証書を用意しましょう。

で、一昨日あと一歩のところで二段を逃した小澤初段、今日も二段ゲットのチャンスがやってきました。4勝1敗で迎えた最終戦、相手はこういう時に昇段させないことが努めだと思っている私。白のこちらが辺をばりばり取って行く展開で苦しかったものの、中盤でうまいことひっくり返せました。
あとちょっとで手が届きそうなのになかなか手が届かない、、、そういうものを実際に手にした時はとってもうれしいはずです。なので小澤君、もうちょっと精進してまた次のチャンスを狙って下さいね。

今日で生オセロ4戦目の天才少年今井1級、一昨日のグラチャンでは決勝で敗れ惜しいところで初段に手が届かなかったわけですが、早速今日やっちゃいました。
益田初段、渡辺三段、代田1級、山崎四段の4人を倒して4勝2敗。あっという間の入段です。やっぱり天才です。今後精進し続けたら、絶対に小学生チャンピオンになれる逸材です。品川にたくさん通ってくれることを祈ってます。

   * * *

クリスマスイブってことでちょっと不安はあったのですが、今日も普通に37人集まりました。楽しかったですね。
メリークリスマス賞をゲットした6人の方、1人ぼっち、2人仲良く、3人以上でわいわいのいずれかにかかわらず、ちゃんとキャンドルに火を灯してメリークリスマスしてますか?
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グラチャン!

2007-12-22 23:30:28 | オセロ全般
今年はどの部門もまぁまぁ盛り上がりました。

アドバンスト部門は4名の参加だったのですが、私は長崎四段としか対戦しませんでした。2番勝負を2回やったので、計4局! 1日に同じ人と4局って、1998年の名人戦で、滝沢八段と四番勝負をやって以来かしら?
長崎四段にはいつもよく負けるんですが、今日はなんか冴えてました。2番勝負を2つとも連勝で勝利。全部終盤までもつれたゲームだったんで、ちょー疲れました。

インターミディエイト部門優勝の中村三段、強いですねぇ。ここんとこ品川で勝ちまくってる印象があります。こないだ私も彼に負けてますしね。

チャレンジ部門は4名の参加。小澤初段が2枠持ってるため、はじめにくじ引きで3枠が不戦勝となります。で、ウケてしまったのが、1枠しか持っていない3人が全員不戦勝を引き当てました。この時点で全員が2回戦に勝ち上がり。小澤初段、2枠持ってた意味が、このくじ引きにより全くなくなりました。
で、優勝は朝比奈二段。昨年のビギナー部門に続いてグラチャン連続優勝。もし、グラチャンで全部門制覇に成功したら、何か相当いいものを賞品として出したいと思ってます。

ビギナー部門は天才少年今井1級が突っ走るかと思いきや、決勝で藤栄1級がオトナの恐さを見せてやってました。2番勝負の1試合目で13個にする大勝。この時点で勝負アリ、でしたね。

  * * *

優勝者には、この1年間持ち回り(とは言っても品川支部におきっぱですが)にしていた優勝カップをお持ち帰り頂きました。アドバンスト部門のカップは私のものになったわけですが、やっぱりね、自分で買って用意したものでもとってもうれしいですよ、優勝カップって。きっと他の3人は、私よりももっとうれしいはずですよね。

来年のカップは、既に発注済です。色は青っぽい色にしました。この4つのカップ、来年末には誰かの手元に行くわけですね。グラチャンでカップゲット目指して、みなさん毎月の大会で優勝めざして頑張って下さいな。
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品川グランドチャンピオン2007

2007-12-21 15:27:56 | オセロ全般
明日は品川グランドチャンピオン2007です。

現時点での状況は以下の通りです:

  参加 未定 欠場
アドバンスト部門 2 4 3
インターミディエイト部門 1 6 1
チャレンジ部門 4 2 0
ビギナー部門 6 5 0

「参加」が「参加予定です」と連絡をくれた人の数。
「未定」が「参加」とも「欠場」とも連絡を受けてない人の数。
「欠場」が「出られません」と連絡をくれた人の数。

アドバンスト部門は私も含まれているので、参加表明の連絡をくれたのは今のところ1名。仮にこの2人しか出ないことになると、私は9枠持ってるので、たぶん、2枠を捨てて7枠扱いとします。1回戦で私ともう1人で対戦。私が勝てば即優勝。負けるとまた準決勝として再戦。これも私が勝てば優勝。負けると今度は決勝として再戦、となります。なので2番勝負を3回やって1回でも勝てば優勝、となります。うーん、優勝できないとかっこ悪・・・

インターミディエイト部門の「参加」が1人となってはいますが、「未定」に含まれる人のうち、数人からは直接口頭で「参加すると思います」と聞いているので、参加者1名という悲しい事態にはならないはずです。

チャレンジ部門は、面白そうですね。今のところ参加表明をしているのは4名ですが、小澤君が2枠持っているので枠数としては5枠。となると最初のくじ引きでそのうち3枠が初戦不戦勝となります。2枠持っている小澤君が2つとも不戦勝を引いたりすると、戦わずしていきなり決勝進出になります。「なんだよ、2番勝負を1回勝つだけで二段昇段かよ」と思う方がいらしゃるかもですが、1年を通した予選を勝ち上がった結果ですから、全然おかしくないんですよ。

去年と違ってビギナーはとっても盛り上がりそうです。参加表明している人で既に6名いますからね。複数枠を持っている人はいないので、6名以下の参加だったら総当り戦+決勝2番勝負という方式にしたいと思ってます。

  * * *

開場9時半、試合開始10時です。参加者は時間を間違えないよう、早起きして来て下さいね!
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ここ4年を振り返り~2006年編

2007-12-20 16:21:56 | オセロ全般
2005年後半から2006年前半にかけ、とっても重要なことに気付きました。自分は他の高段者に比べて、猛烈に終盤力が劣る、ということです。

2005年の後半に、DoCoMoの携帯でできる詰めオセロアプリ「終盤COBRA」というものを作りました。当然終盤の詰めオセロ問題をたくさん用意する必要があるわけで、実はこれが自分の棋力アップに思いっきり貢献したのでした。

問題の作り方は、対戦COBRA(DoCoMoの携帯でできる対戦アプリ)で実際に行われた対局から、ある条件で棋譜を引っ張り出して、それら全てを実際に自分で解いてみます。「ある条件」で引っ張り出すと、問題としてつまらなすぎる局面も含まれるので、とりあえず自分の目で見てチェックするわけですね。この時、ものによっては難しい局面も出てくるわけです。中にはいくら考えても勝ち筋の見えてこない局面もありまして。ただそういう局面、村上九段や末国九段に見せると、ちょっと見ただけで答えを出したりしちゃうんですよ。自分がいくら考えても見えない手が、彼らには「形」として既に備わっている。いやぁ、ショックでした、ほんと。実は恥ずかしながら、この時までこういう明らかな差があるってことがわかってなかったんですね。

その後特に必死で終盤トレーニングをしたというわけではないのですが、終盤COBRAの問題作りのためにいろんな局面に接して、自然と終盤力がアップしていきました。ちょっとだけですが、終盤に自信もついてきました。
まぁ何にしても、高段者と自分の間には「大きな差がある」ことに気付けたのは大きな収穫でした。

そして春の名人戦。相変わらず大会に向けて何か特別なことをしてたわけでもなかったので、優勝するとかしないとか、そんなことは全く意識しないで大会に臨みました。
なのですが、、、するするっと決勝まで行ってしまったんですね。名人戦は96年と97年に優勝してはいますが、当時は世界選手権日本代表選考大会ではなかったわけで、やっぱり違うわけですよ。今度はあと1つ勝てば世界戦に出られるわけですからね。
この辺の話は過去のブログにも書いたのでさらっと流しときますが、おろおろおろおろしつつも、決勝に勝って優勝することができたんですね。今でもあの時の気持ちは覚えていますけど、ほんっとーにうれしかった。全国規模の大会での優勝は、97年以来8年ぶりですから。そして9年ぶりの昇段ですから。
優勝が決まった瞬間本気で泣き出した人なんて過去に誰もいないと思いますが、あの時はほんと、どーしよーもなかった。その姿が隣の部屋のスクリーンに映し出されてることなんか全然頭になかったし。(汗

そして更に夏の全日本選手権。既に代表権は持っているし、気楽な感じで臨んだのですが、これもするするするっと決勝まで行っちゃったんですね。しかも決勝の相手は名前も知らなかった今岡四段(当時)。それまで気楽だったのが、とたんに大きなプレッシャーですよ。「これは負けらんねぇ」と。
試合内容は終盤へろへろしてしまってえばれたもんじゃぁなかったのですが、なんとか勝てました。実は全日本選手権優勝は初めてで、相当うれしかったはずなんですが、名人戦優勝のうれしさがあまりにも大きかったため、今回はうれし泣きとはなりませんでしたね。

二冠を持って臨んだ世界選手権、良い意味でも悪い意味でも実力通りの結果でした。為則九段・Ben Seeley・末国九段の3強がいて、その下に自分、そして各国の選手。3強がいる中で上位4位に入って準決勝に駒を進めるってのはとってもきついことでしたが、一応準決勝進出は果たせました。3日目の決勝トーナメントは、まさしく自分の弱さが出ちゃいましたね。

2004年にオセロ界に復帰して3年弱、この2006年は本当に出来すぎな結果でした。日頃大会を開いたりしてることへの神からの御褒美だったのかしら。大会を開催してるのは自分が「楽しい」からなんで、特にご褒美なんてなくていいんですけどね。でももちろん、こういうご褒美は拒みませんので、できれば毎年欲しいですね。
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ここ4年を振り返り~2005年編

2007-12-20 01:16:47 | オセロ全般
2005年、1年間のリハビリで、選手としてそこそこ復活してきました。

3月の名人戦、6勝1敗の成績で3位。決勝進出となる2位の選手とは1石差で、つまりたった1石の差で決勝進出を逃したのでした。でもまぁ、復帰して1年でこの成績、上出来なんですけどね。仮に決勝に行ってたとしても、その場合にはおそらく末国九段にぺろんっとやっつけられてもっと悔しい思いをさせられただけでしょう。

7月の全日本は・・・
3回戦まで3連勝と、順調な滑り出しではあったのですが、4回戦で為則九段に完敗、そして残り2つもずるずると負け、3勝3敗で翌年のシード権さえ逃してしまいました。

その辺の悔しさがあって、もっと強くなりたいと、8月からりんかいチャレンジカップにアドバンスト部門を追加して、自分も出られるようにしました。これで毎月、最低でも2大会に出るようになりました。

  * * *

この年、世界戦を制したのは為則九段。1995年以来実に10年ぶりの世界制覇。ライブ中継で見てて、まぢ感動しました。もちろん前から尊敬していましたが、本当にこの時は神に思えました。

世界戦のライブ中継は、2004年も見てて、その時は Ben の強さに相当しびれたのでした。2年続けてインターネットで世界戦を観戦してしびれ、自分もまたあの舞台で戦いたいと、強く思ったのでした。
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