オンラインでオセロ大会

今月からですね、オンラインオセロ教室で(そこそこ)定期的に大会を開催しています。

オンラインオセロ教室で使ってるゲームサーバに、大会運営システムを実装したので、組み合わせ作ったり全てのゲームを開始したりが、管理ページから簡単に出来るようになってます。なのでさくさく運営です。

今のところ、和泉三段に猛烈協力してもらって、大会運営を取り仕切ってもらってるんで、私はとっても楽をさせてもらっちゃってます。

ま、そんな裏の話はどーでも良くて、オンラインオセロ教室って、結構いろいろとためになることや楽しいことをやってるんですよ、ってことを言いたいわけです。

1. 実戦指導

ほぼ毎日開催してますが、予約をしてもらった最大6名に、まずは最初の30分で対局してもらいます。
次の30分で、そのゲームについて、私が解説をします。
「オンライン」とは言っても文字によるチャットではなく、マイクを通して「声」での解説となります。なのでネット特有のわかりづらさ（目が盤面を追ったり字を追ったり）がないわけです。

2. 講義

週に１回、オセロ講座を行ってます。これは予め私がなんらかのテーマを持って題材を用意しておき、それについて語る、という回です。
中身は回によっていろいろ異なりますが、初級者向けから上級者向けまで、いろんな話をしています。

3. 大会

今月からスタートした新イベント。基本的に土曜夜に開催されています。
会員なら誰でも出られるオープン大会や、初級・中級クラス限定大会、上級クラス限定大会などがあります。
今のところ、20人くらいが集まって結構盛り上がった大会になっています。

「ネットで大会なんかするとインチキする奴がいるんじゃないの？」と思う人がいるかもしれませんが、当サイトの会員は、お金を払ってオセロを習おうという志の高い人の集まりですので、基本そんな人はいません。

4. レッスン動画

1, 2 について、どうしても時間が合わずに参加できない、という人のためにレッスン動画を公開しています。ほぼ毎晩20:00～22:30の時間帯でオセロ教室は開催されているわけですが、その様子を、いつでも好きなときに見ることができます。

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現在はこんな感じですが、６月からはまた新しいイベントも予定しています。
ちょっとでも興味を持った方、とりあえず無料お試し１週間もありますので、是非サイトをのぞいてみて下さいね。

⇒ 中島八段のオンラインオセロ教室

名人戦～惜しかったけど・・・

久々の決勝、とっても楽しかったです。

序中盤で優勢に打ててるのは感じてましたが、信川四段の粘りが的確で、決して簡明な局面にはならない。そして終盤では１手読みに入っていない手を打たれて動揺させられ、そこからまずいことになってしまいました。
読みに入っていない手を打たれて動揺し、その後の展開にはっきりと確信が持てず、使う必要のない局面でまで時間を使ってしまい、そして針落ち、と。

完全にやられました～。

実は今回の大会、３月のシーサイドオープン以来の実戦でした。また、特に大会に向けた準備もしてないので、「４勝以上で王座戦の権利獲得」が目標だったんですね。
その割に決勝まで行けるなんて、思ってもみなかった幸運なわけなんですが、やっぱり決勝まで行ったら勝ちたかったですね。
しかも普段から「針落ちは最悪の罪」と指導している身として、とってもまずい負け方です。でもそれだけ、信川四段の圧力がすごかったんです。
うーん、でもしっかり時間管理して、残り１分切ったら非常モードに入らないとダメですね。

第三者的には「勝ってるゲームを針落ちで落とすなんてもったいない！」という感想もあるかと思いますが、案外自分としては納得してます。持ち時間20分というルールの対局で、20分以内に打ち切れなかったんですからね。そして、そうなった原因は相手が作った局面によるものですから、これはもう、完全な負けです。

大会終了後、優勝の信川(新)七段が微妙な顔をしていましたが、針落ち勝ちも自分がそうさせた明白な「勝利」ですから、明白な「優勝」です。本人にも言いましたが、あんまり微妙な顔をされちゃうと、負けたこっちの立つ瀬もなくなっちゃうので、是非、大喜びして下さい！

優勝の信川七段、優勝おめでとうございます！

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さて、今さっき気付いたのですが・・・
私が優勝できてれば、全日本の東京の枠を１つ増やせたんですよね。
東京ブロックの皆様に対して非常に申し訳ないことをしてしまいました。
ほんと、心よりごめんなさい。

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2007年の王座戦を最後にほとんどメジャーで活躍できてなかった私、実はもう一生無理かなぁとかなり自信を無くしてました。が、今回思いの外勝てたことにより、一応まだ、運を味方につければまだやれるんだなぁとちょっぴり自信が戻ってきました。

納得してるとは言っても、運良く決勝まで進めながらも優勝できなかったことはとっても惜しいことをしたと思ってます。これをね、「もったいないことをした！」にしないためにも、全日本で優勝したいと思ってます。