Othello! JAPAN

Othello! JAPAN 管理人 nakaji のオセロに関するつぶやきです。

200円対局時計の作り方

2012-08-24 00:33:47 | オセロ全般
100円キッチンタイマー2個で作る対局時計、若干名より作り方が知りたいという声を頂いたので、改造方法をざっと説明します。



今回使ったのはこのタイプの100円タイマー。
ものによってちょっと仕様が違うんですが、このタイプは、STARTとSTOPが1つのボタンに割り当てられているタイプです。

分解するとこんな感じになります。



最初に仕組みをざっと説明します。

Eがいろいろな回路が集積されたICになります。
ICの中身はいじれないので、改造でできることはこのICの仕様次第になります。

下側に3つ丸っこいのがありますが、こいつらがボタン。
左から「分」ボタン、「秒」ボタン、「START/STOP」ボタン。
丸の中に線がぐじゃぐじゃになってますが、ボタンを押すことで、このぐじゃぐじゃがつながります。
例えば一番右のSTART/STOPボタン、ボタンを押していない状態ではDとBは繋がっていない状態ですが、ボタンを押すことでここが電気的に繋がります。

一番右のSTART/STOPボタン、Dは電池の+に繋がっていると思って下さい。
START/STOPボタンを押すことで、DとBが繋がって、結局C, cまで+に繋がってることになります。
cに電圧がかかることで、ICは「START/STOPボタンが押されたぞ」と判断します。

ってことで何をしたら良いかですが、一方のタイマーのSTART/STOPボタンが押された時に、他方のタイマーのBにも電圧がかかれば良いわけです。

ってことで、2つのキッチンタイマーのBを線でつなげば良いわけ。
ただし、+を繋いだだけではいけませんね。GND(-)もつなぐ必要があります。
なのでやることは、2つのキッチンタイマーのAも線でつなぎます。
やることはこれだけです。

ただね、Bの点に線をハンダ付けしてしまうと、ボタンにぶつかってしまい閉まらなくなってしまいます。
なのでCくらいの位置に繋ぐが良しです。
しかしCの位置は緑色で覆われてます。絶縁されちゃってます。
なので線を付ける前に、このCの部分をカッターかなんかで削って緑色のやつを取り除きます。

こんな感じです。
興味のある方は是非、試してみて下さい。
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200円対局時計

2012-08-23 03:34:54 | オセロ全般
100円ショップで買えるキッチンタイマー2個に、ちょろっと改造を加えて対局時計を作ってみました。

開始の仕方にちょっとした工夫が必要だったり、ちゃんとした対局時計とは言えないものではありますが、一応対局時計としての最低限の要件は満たしているかと思います。

動作する様子を動画に撮ってみましたので、ちょいと見てみて下さい。

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ブライトウェル方式の大会運営について

2012-08-15 20:06:51 | オセロ全般
京都順位戦でブライトウェル方式を導入したすりっぱさんのブログを受けて、ちょっと書いてみたくなりました。

SLIMを利用してのすりっぱさんの運営手順は以下の通り:

1. ふつうの一般的な対局カードを配布して、対戦が終わるたびに提出してもらう
2. その結果を元に、SLIMに結果を打ち込む。
3. ラウンド終了時の途中経過を印刷、ホワイトボードに貼り出し。
4. SLIMを使って組み合わせ(自動でやってくれます)
5. それをもとに、対局カードを対戦順に並べる。
6. 対戦カードを発表しながら、席に対局カードを配布していく。
7. この作業をラウンド毎に繰り返す。

すりっぱと次の一手 ブライトウェル方式の大会運営についてより引用

この手順、品川で大会を始めたころとまったく同様です。

ただ、普通の一般的な対局カードを使うと、5 がめんどくさいんですよね。
で、これはSLIMを使う使わないではなくて、この普通の対局カードの問題なんですが、結果を逆に書いてしまうミスが起こりやすい。

ってことで確か品川での2回目の大会では、組み合わせを印刷したちっこい紙を配る形式に変えました。
対戦する2人の名前と、テーブル番号が書いてあるものです。

で、しばーらくこういうやり方でやってたのですが、やっぱりですね、毎ラウンド組み合わせの書かれた紙を印刷して、それを全部切って、、、ってことをやるのはかなりめんどいものです。まぁでも、天王洲の会場があった頃は、いろんな道具も置いておけるし、めんどくはあったけどそのままやってました。

で、昨年から会場が変わって、公的な施設の時間借りになったのを期に、この部分のやり方もちょっと変えました。

ちっこい紙に組み合わせを印刷するのをやめ、予め各席に下のような紙を配っておきます。



組み合わせは、モニタに表示します。
参加者はモニタで自分の席(および対戦相手)を確認し、その席に着きます。
席に着いたらまずはさっきのちっこい紙に、自分の名前、テーブル番号、ラウンド数などを書き込みます。相手も名前を書きます。
こうすることでラウンド毎に印刷・切断をする手間がなくなり、だいぶ楽になります。

  * * *

今月のりんかいCCで、3 もちょっと工夫してみました。
3 というか、組み合わせの発表ですが、過去から現在にかけて、以下のようにやり方が変わってきてます:

 1. 組み合わせを紙に印刷して貼り出す
 2. 持参したモニタに組み合わせを表示する
 3. 持参したタブレットに組み合わせを表示する

おととしくらいまでは 1 だったわけですが、やっぱりラウンド毎にするのは面倒だし、エコじゃない!
先月までは 2 だったわけですが、モニタを持っていくのが面倒。それなりに重いし、荷物に詰みづらいし、落として壊れたら悲しい。
で、今月から 3 にしたわけですが、これはいいですぞ。薄いもんですからかばんに入るし、大会前に組み合わせページを開いておけば、後はラウンド毎にリロードボタンを押せばいいだけ。

ただ、タブレットが1台しか用意できてないんで、途中経過は発表していません。
見たい人は、途中経過が見られるURLに自分のスマフォでアクセスしてもらってます。
まぁ、もう一台iPadでもなんでも用意すればいいだけなんですけど、およそ半数以上の人がスマフォ持ってるようですし、いいかな、と。

  * * *

こんな感じで、今はペーパレスを目指して少しずつ進んでるところです。
後はあれですよ、受付用紙とか結果記入用紙(写真のちっこい紙)をなくせれば完璧なペーパーレスです。
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自動棋譜採り装置 4マスバージョン

2012-08-05 00:48:08 | オセロ全般
今度はちゃんと基盤上にハンダ付けしてみました。
磁気センサが4つあることから想像できるように、これは4マス認識バージョンになります。



一応これが期待通り動作してくれたので、これと全く同じものをあと15個作ることで、64マスバージョンの自動棋譜採り装置が完成します。

この4マスバージョンについても、ほらね正しく動いてるでしょ、と言うための動画を用意しましたので、ぜひぜひごらん下さい。



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自動棋譜採り装置

2012-08-02 14:25:07 | オセロ全般
facebookではその過程をちょこちょこ発表(?)してますが、そこそこ見通しが立ってきたので、ブログにも書いちゃおうかと。

今ですね、自動棋譜採り装置の試作を行っております。

棋譜採り装置と言いますか、結局欲しいものは、リアルのオセロ盤の局面(どこに何色の石があるか)を自動で取得してPCに送る装置です。

PCがオセロ盤の状態を得られれば、あとはもうどーとでもなるでしょ。
対局のライブ配信とか、棋譜採りとか。

世界戦では数局のライブ配信を行ってますが、あれって1局について1人へばりついてPCで入力してるんですね。これが人手不要となるんで、この装置がそれなりの数用意できれば、一応全局配信だって可能になるわけです。
あと棋譜ですよね。全てのタイミングの局面が保存されてるわけですから、ちょっとしたソフトによる処理で簡単に棋譜が得られます。対局直後に棋譜公開可能、ネットオセロみたいな便利な状態になります。

で、こういう装置があったら便利だなぁ~ってのは数年前から思ってたわけですが、今回、思い切って自分で作ってみようと、作業を開始してみたわけです。



現在、2マスバージョンがそこそこちゃんと動いてます。
上の図で、g1とh1の2マスについて磁気センサが仕込んであり、そこに磁石を仕込んだ石を置くと、正しく読み取られます。読み取られた情報はArduinoというマイコンを経てネットワークに送出、この実験では最終的にネットワーク経由でスマフォがその情報を画像にして表現しています。

とりあえずそこそこちゃんと動いてますよということで、実験の様子を動画で撮りましたので、興味のある方はちょっと見てみて下さい。




コメント (1)
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