山川さんのTeXがどーのこーのというツイートを見て、なんか書きたくなった。
大学院生時代、まともに研究もせずにワークステーションに向かってオセロ関係のソフトを書いたりしていた私ですが、その中で作成した傑作に、KeXというとてもマニアックなソフトがあります。
オセロの棋譜とか途中局面が入った文章を作成するためのソフトで、ソースコードの書き方はまさにTeXのノリです。
例えばですね、これは2005年名人戦棋譜集の一部なんですが、
![](http://www.othello.org/blog/20121121-01.jpg)
こういうのを作るのに、以下のようなコードを書きます。
■ main.kex
![](http://www.othello.org/blog/20121121-02.jpg)
■ meijin.ka
![](http://www.othello.org/blog/20121121-03.jpg)
なんとなくこの雰囲気がわかる人にはわかると思いますが、こういう感じなわけ。
ここでは main.kex(KeXソースファイル) と meijin.ka(棋譜ファイル) だけを掲載しましたが、実際のところは他にも article-game1.sty みたいなスタイルファイルが存在してます。
で、main.kex を KeX を使ってコンパイルすると、一番最初に掲載したようなものを PostScript で出力します。PostScriptプリンタがあればそのまま印刷できますし、そうじゃなくても Adobe の Acrobat なんかで pdf に変換すれば印刷できる形式になります。
main.kex の中に \4 とか \22 とかの記述がありますが、これは丸付き数字に変換されます。棋譜と関連付けされてますので、この4手目とか22手目がどっちの手番なのかをKeXが自動で判断して、黒丸に白抜き数字なのか、ただの丸に黒数字なのか、その辺をちゃんとやってくれます。
もちろんですね、meijin.ka に記述された棋譜に誤り(打てない手があったり重複・抜けがあったり)があれば、ちゃんとエラー表示されます。
・・・という、とってもマニアックなソフト。
オセロの棋譜集を作る人にしか有用でないソフトなんで、大々的には公開してませんでしたが、日本に数人、私以外にもこの KeX を使ったことがある人は存在してます。
大学院生時代、まともに研究もせずにワークステーションに向かってオセロ関係のソフトを書いたりしていた私ですが、その中で作成した傑作に、KeXというとてもマニアックなソフトがあります。
オセロの棋譜とか途中局面が入った文章を作成するためのソフトで、ソースコードの書き方はまさにTeXのノリです。
例えばですね、これは2005年名人戦棋譜集の一部なんですが、
![](http://www.othello.org/blog/20121121-01.jpg)
こういうのを作るのに、以下のようなコードを書きます。
■ main.kex
![](http://www.othello.org/blog/20121121-02.jpg)
■ meijin.ka
![](http://www.othello.org/blog/20121121-03.jpg)
なんとなくこの雰囲気がわかる人にはわかると思いますが、こういう感じなわけ。
ここでは main.kex(KeXソースファイル) と meijin.ka(棋譜ファイル) だけを掲載しましたが、実際のところは他にも article-game1.sty みたいなスタイルファイルが存在してます。
で、main.kex を KeX を使ってコンパイルすると、一番最初に掲載したようなものを PostScript で出力します。PostScriptプリンタがあればそのまま印刷できますし、そうじゃなくても Adobe の Acrobat なんかで pdf に変換すれば印刷できる形式になります。
main.kex の中に \4 とか \22 とかの記述がありますが、これは丸付き数字に変換されます。棋譜と関連付けされてますので、この4手目とか22手目がどっちの手番なのかをKeXが自動で判断して、黒丸に白抜き数字なのか、ただの丸に黒数字なのか、その辺をちゃんとやってくれます。
もちろんですね、meijin.ka に記述された棋譜に誤り(打てない手があったり重複・抜けがあったり)があれば、ちゃんとエラー表示されます。
・・・という、とってもマニアックなソフト。
オセロの棋譜集を作る人にしか有用でないソフトなんで、大々的には公開してませんでしたが、日本に数人、私以外にもこの KeX を使ったことがある人は存在してます。