Othello! JAPAN

Othello! JAPAN 管理人 nakaji のオセロに関するつぶやきです。

ブロック予選新方式(思いつきレベル)

2008-06-18 12:47:17 | オセロ大会方式
こんなやり方もあるんじゃないの、というブロック予選のやり方についての思いつきです。

1. 思い切って128枠にしましょう。
2. どのブロック予選にも何回でも出られるようにしましょう。
3. 定期大会に対し、枠を割り振りましょう。
4. 1人で複数枠を確保することが出来るようにしましょう。

1 について、こうすることで極端に割り当て枠が少ないブロックが少なくなるかな、と。

2 について、どうしても全日本に出たい人は、何回チャンスがあってもいいんじゃないかな、と。

3 について、常日頃頑張っている人に対して、全日本枠を割り当ててもいいんじゃないかな、と。

4 について、例えば2枠確保した人は、1回戦は自分対自分ということで自動的に2回戦に勝ち上がります。4枠確保した人は、3回戦からスタートになります。

   * * *

茨城ブロックの結果を見て、普段の大会に殆ど顔を出さない2人の強豪が通過してます。もちろん強いから通過するわけで、通過した2人に対して文句があるわけじゃないんですが、やっぱりこれだと普段頑張ってる人が報われないなぁ、という気持ちになります。毎月水戸で頑張ってる人から何人かが全日本に出られてもいいのになぁ、と思うわけです。
とりあえずこの茨城に限って言えば、枠が増えればちょっとは救われるんじゃないかなぁと、「思い切って128枠にしましょう」になります。

ただし単に枠を倍にしたら、それだけ緩くなっちゃう。「全日本に参加する」ことの重みが半減しちゃいますね。そこで 2 と 4 です。これで複数枠押さえる人が出てくるので、「価値半減」までは行かないでしょう。

3についてはいつも思ってることで、地域の定例大会を盛り上げるには、それが何かに繋がってることが大切だと思ってます。ただの単発の大会じゃなくて、その大会に積極的に参加して好成績を収めたら全日本枠が得られるとなれば、参加する大きな動機になると思うんですね。メジャー大会以外全く顔を出さない強豪も、たまには出ておくかぁ、という気になるかと思うんです。
ちょっと前まではこの 3 についてだけ考えてました。が、これで各大会に枠を割り振ってしまったら、割り当て枠が少ないブロックはますます厳しくなっちゃいますよね。なので 1 の128枠にしましょう、となってます。

思いつきレベルなのでまとまりがありませんが、こんな感じで。
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東京ブロック予選

2008-06-09 01:38:40 | オセロ大会方式
第1回目の予選では、岩田四段、小塚五段、綿引三段、榎本六段、山田四段の5名が通過しました。

去年の名人戦で採用した方法を採用したわけですが、やっぱりこの方法、多数の参加者から複数人を選出する方法として結構良いものだと思います。当たり運が良くてするする~っと通過するのはまず不可能な方式ですしね。
「順当すぎてつまらない!」という声もあったような気もしますが、全日本予選ですから、順当であるべきでしょう。シーサイドオープンのようなただの月例大会だったら、多少荒れないと面白くないですけどね。

で、思ったことがあります。この方式、当たり運でするする~っと勝つのはまず不可能なわけですから、段位認定はもうちょっと緩く(勝数に対して)していいのかなぁと。今回は普段の大会と同じノリで、5勝0敗三段、5勝1敗二段、4勝2敗初段としてたのですが、これ、1つずつ上げて全然良い気がしてます。5勝0敗四段、5勝1敗三段、4勝2敗二段、3勝3敗初段、って感じね。実際のところ、今回この規定だったとしても誰一人として昇段できてませんし。

第2回の予選の様子も見た上で、来年のブロック予選の段位認定はちょっと見直すことになると思います。
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スイス式の試合数

2008-01-06 12:23:16 | オセロ大会方式
久しぶりに軽~く大会方式の話。

今回のニューイヤーズカップ、参加者74名で7回戦のスイス式で行いました。
その結果、全勝無しで6勝1敗が5人並びました。
こいつをブライトウェルポイントで無理矢理順位付けするわけなんですけども、やっぱり直感的に、ちょっと試合数が足りないなぁと思いますよね。

例えば優勝した私、3位の末国九段・4位の伊藤三段と対戦していません。
準優勝の佐脇三段、3位の末国九段・4位の伊藤三段・5位の岩田四段と対戦していません。
3位の末国九段、優勝の中島八段・2位の佐脇三段・4位の伊藤三段・5位の岩田四段と対戦していません。
4位の伊藤三段、6勝1敗の他の4人とは誰とも対戦していません。
5位の岩田四段、2位の佐脇三段・3位の末国九段・4位の伊藤三段と対戦していません。

こんな感じで、6勝1敗の5人の中で、行われていない対戦がたんまりあるわけですね。直接対戦がないのに、無理矢理順位を付けちゃうってのも、ちょっと不自然な感じですよね。

数学的にではなく感覚的にですが、あと2試合くらいやると、この抜けている(?)対戦もできて、いい感じで上位の順位が決まると思うんですよね。

  * * *

全勝を1人以下にするには、2のR乗が参加者数以上になる最小の整数Rが、最低限必要な試合数となります。74人参加ならば7試合ということですね。昔誰かから聞いたのですが、時間が許せば、R+2試合くらいが適当らしいです。で、更に2位の精度もあげるには、更に2試合、3位の精度をあげるには更に2試合必要だと。
この理屈によれば、70~80人参加の世界戦で13試合ってのは、上位3名を選ぶのに結構適した試合数だ、ってことになりますね。実際、世界戦ってあんまり変な人(?)が準決勝に進んだりしないですよね。たまぁに4位通過の選手が微妙な場合もありますが、そのせいか、4位通過の選手が優勝したことは過去に一度もありません。

  * * *

で、思うこと。
昨年から、日本代表を決めるのに、欠員が出た場合(同一選手が名人・全日本の両方で優勝した場合も含む)、王座戦の2位から繰り上げることになってます。なので王座戦は、少なくとも2位、できれば3位までは、なるべく正確に決まる方式でやるのが好ましいと言えます。
となると本当は、70人くらい参加する王座戦で7回戦ってのは、試合数が足りてないんですよね。2位まで正確に決めるには、70人だったら11試合必要。思いっきり妥協して1位を決めるだけでいいやという立場に立っても、9試合必要。これを7試合にするには、参加者を32人以下に抑えないといけないのかな。

ま、理屈・感覚ではこんな感じなんですが、結局のところいろいろと問題が絡みますからね。今年の王座戦はどんな感じでやることになるのかしら。







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石数による順位決定

2007-07-14 01:00:04 | オセロ大会方式
昔の全日本選手権は、参加者64名を4人ずつの16のリーグにわけて総当たり戦を行い、それぞれトップになった者が決勝トーナメントに進出、という形式でした。

で、結構よくあったのが、3人が2勝1敗で1人が全敗って結果。2勝1敗の3人の中で、3試合の石数合計が最も多い人が決勝トーナメント進出ということになります。

で、これ、サッカーのアジアカップのルールを見てて思ったんですが、3試合の石数合計で決める他に、2勝1敗の3人の間での試合に限った石数合計で順位を決める方法もアリですよね。つまり従来のルールでは3敗者からいかに石を稼いだかが重要になるのに対し、アジアカップルールでは3敗者から稼いだ石数は関係ないものになります。特に、3敗者は2試合終わったところでやる気をなくしたりしてて、3試合目はやる気のなさも手伝って、大敗する可能性が高くなりますから、このアジアカップ方式、結構良いものに感じます。

ま、今となってはこの方式は使われてないのであまり気にしなくて良いかもですが、総当たり戦で順位を決めるようなやり方では、結構重要ですよね。総当り戦って全員が全員と対戦するから公平だと思われがちなんですが、やる気があるうちに対戦するのとやる気がなくなってから対戦するのではだいぶ違いますからね。

あ、そうそう、東海ブロックの2次予選が総当りでしたね。
今年で言えば4位が2勝5敗で5人が並んでます。
この5人の順位を決めるに当たって、5人の間での対戦のみの石数の合計で決めるってのがこのアジアカップ方式ね。
ざっくり計算してみましたが、アジアカップ方式で計算しても、4位は同じでした。次点がちょっと変わってきますね。
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続・新オセロ方式新順位決定方法

2007-04-05 01:59:49 | オセロ大会方式
4月2日に書いた「新オセロ方式新順位決定方法」、本文中に書いてありますがこれは私が考案したものではありません。本人に了解を取ったので名を明かしますが、中部の土田五段の提案です。

私は最初この案を聞いたときはいまいちピンと来なかったのですが、深く考えて行くと、このやり方ってめちゃくちゃいいじゃん、と思うようになりました。

「勝数優先」とするために発生する不運・幸運な順位というものをうまく調整しつつ、ノックアウト方式のような極端な順位付けにもなっていません。

こんな言い方したら悪いかもなんですが、勝数が多い人の方が勝数が少ない人より下の順位になる場合があることについて「納得できない」と感じる人は、きっと単に「ちゃんと考えてない」からだと思います。あくまでも新オセロ方式についての順位の決め方のお話なんで、普段の大会で慣れているスイス式で考えたら全然話が違ってしまいます。

先の記事内でも似たようなことを書きましたが、3連勝した後3連敗した3勝3敗と、2連敗した後4連勝した4勝2敗、前者の方が順位が上になるってのは、実は新オセロ方式ではとっても自然な見方だと思います。
3連勝した後3連敗ってのは、3連勝した8人の中で最下位になった、ということ。2連敗した後4連勝ってのは、2連敗した16人の中で最上位になった、ということ。ね、どう考えても前者の方が上でしょ?
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引分勝ちについて

2007-04-03 21:14:21 | オセロ大会方式
なぜ引分を引分として扱わないのか、という意見をお持ちの方が
結構いらっしゃるようですが、私は引分勝ちルール賛成派です。

32-32になった場合にどちらかを勝ちとする現行方式でも、再試合を
行って白黒付ける方式でもどちらでも良いのですが、とにかく
「引分」という結果が出てしまうのが良くないと思っています。
引分の存在を許してしまうと、価値の異なる試合が存在してしまうと
考えるからです。

勝ちを+1、引分を±0、負けを-1と考えて話を進めます。

1つの試合で、両者の勝数の合計は必ず0になります。勝敗が決した場合
でも引分の場合でも。なので一見公平っぽいです。

ただ、「その試合で動いた得点の絶対値の平均」という見方をすると、
勝敗の決した試合では1であるのに対し、引分の試合では0。
結果的に、引分のゲームは「試合をしていない」のと同じことに
なるわけですね。
6試合の大会であるとするならば、引分がなかった人にとっては
6試合で±1の変動があるのに対し、1試合引き分けた人にとっては
5試合でしか±1の変動がない。

極端な例で言いますが、一つの大会の中でどれか1つの試合だけ、
「勝者は+10、敗者は-10とする」と決めたとしたら、これは明らかに
不公平感を感じますよね。

つまりですね、引分になってしまったゲームというのは、結果的に
他の試合と比べて重みの低いゲームになってしまう。
両者が互いに勝ちを求めて戦った結果、いわゆる「痛み分け」に
なってしまうわけですね。

これはまずいんじゃないの? というのが私の考えです。

ノリとしてはアレですね、石数で順位決定するのは違うんじゃないの?
と同じかと思います。
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新オセロ方式新順位決定方法

2007-04-02 18:03:52 | オセロ大会方式
大会方式全般、私はとっても興味のある部分でして、このブログって
そういう内容に傾きやすくなってますね。
あんま興味のない方はごめんなさい。

さて、新オセロ方式について何人かとやり取りしてて、その中で
とっても画期的な案があったので紹介したいと思います。

感じている人は感じていると思いますが、新オセロ方式の順位決定方法、
ところどころ不運な順位とか、その逆にラッキーな順位というものが
存在しています。

まずは3連勝3連敗の ○○○×××。
3連勝した時点で残り3試合は3連勝した者同士しか当たらない。
なので3連勝した8人の中で必ず1人がこういう結果になります。
恥ずかしながら、おととしの私の全日本の成績がコレ。汗

勝星優先で順位が決められるので、この人の順位は22位になります。
トーナメント戦で言えば8強に残っていながら、その8人の中で最下位
になると22位になってしまう、ということですね。

同様に○○××××もそんな感じ。3回戦以降は2連勝した16人の
中でしか組み合わされないため、2連勝した16人の中で必ず1人が
こういう結果になります。16強に残っていながらも43位になっち
まいます。

逆に幸運な勝星の並びは、×○○○○○。
1回戦で負けた人の中でトップに立つと7位に入れるわけですね。
# もちろん、7位になった人を非難する意図はないですよ!

でですね、全日本選手権も今年の名人戦のように段級位の上と下で
当てる方式を採用したと思って下さい。
そして1回戦、全て優先順位上位者が勝ったと思って下さい。
すると、1回戦で負けた人の中から必ず一人が×○○○○○という
結果になるわけで、その人の優先順位は33位であるにも関わらず
そして、2回戦以降34位以下の人としか対戦しないにも関わらず
7位入賞ということになってしまいます。
(もちろん極端な例ですけども・・・)

組合せを全くのランダムにする場合にはまぁいいのかもなんですが、
段級位等のなんらかの指標によって上と下を当てる方式をとった場合、
なるべく順位をそれらしいものにするには、「勝星優先」という考え方
ではちょっと足りない感じです。

そこで新しい考え方。
組み合わせ方法は新オセロ方式をそのまま採用して、以下の方法により
順位を決めます。

 ある試合で選手Aが選手Bに勝った場合、必ず選手Aは選手Bより
 上の順位になるようにする

これだけです。
具体的な作業は以下のようになります。

1. 全勝者を優勝とする。
2. 優勝者のみに負けた人全てを2位タイとする。(複数人出ます)
3. 既に順位の確定している選手にのみ負けた人を次の順位にする

3 の作業を最後まで繰り返すと、全ての順位が確定します。
欠点はそう、同順位が出ちゃうことですね。しかも2位までも。

この辺はまぁ決めの問題で、1~3位については

 1位 ○○○○○○
 2位 ○○○○○×
 3位 ○○○○×○

この3人ということに決めてしまって、他の選手について上記考え方により
4位以降を割り振るってことでさほど違和感はないかと思います。

で、例として、昨年の全日本選手権をこのやり方で順位付けすると・・・

【新オセロ方式による昨年全日本の順位】

1 中島 哲也 七段 6勝
2 今岡 司  四段 5勝
3 宮岡 環  七段 5勝
4 中森 弘樹 二段 5勝
5 野田 敏達 二段 5勝
6 亀本 修  四段 5勝
7 村上 健  九段 5勝
8 後藤 宏  七段 4勝
9 山田 雄一 四段 4勝
10 為則 英司 九段 4勝
11 朱亀 純希 初段 4勝
12 大清水 崇典五段 4勝
13 松本 大志 三段 4勝
14 土田 英二 五段 4勝
15 高島 亮詞 四段 4勝

【新オセロ方式+提案方式による昨年全日本の順位】

1 中島 哲也 七段 6勝
2 今岡 司  四段 5勝
3 宮岡 環  七段 5勝
4 中森 弘樹 二段 5勝
5 村上 健  九段 5勝
5 後藤 宏  七段 4勝
7 山田 雄一 四段 4勝
8 野田 敏達 二段 5勝
8 松本 大志 三段 4勝
10 亀本 修  四段 5勝
10 為則 英司 九段 4勝
10 大清水 崇典五段 4勝
10 土田 英二 五段 4勝
10 山川 高志 四段 4勝
10 渡辺 一  四段 3勝

こんな感じになります。
# 2~4位の3名は「優勝者にしか負けていない」ということで2位タイに
# なりますが、上記決めにより無理矢理2位、3位を決めています

1回戦で宮岡七段に敗れた村上九段は、「3位の宮岡七段にしか負けていない」
ということで、5位になります。

3連勝3連敗で22位だった渡辺四段は、3敗とは言っても負けた相手が
3位の宮岡七段、4位の中森二段、8位の松本三段ということで、
順位はその1つ下の10位タイになります。

ちなみに2連勝4連敗で43位だった榎本四段は、この方法だと19位タイという
ことになります。

  * * *

この方法、実は感覚的にとってもスッキリしたやり方の気がします。
自分が勝った相手より必ず上の順位、そして負けた相手より必ず下の順位に
なるわけですからね。当たり前と言えば当たり前にも思えてきます。

こういう話が好きな皆さん、例えばShiganosukeさん、どうですか?
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王座戦大会方式

2007-03-28 12:33:15 | オセロ大会方式
昨年の王座戦、予選の7回戦終了時点での上位の成績は
以下になります。

1. 平川六段 7勝0敗0分 486pt
2. 為則九段 6勝1敗0分 453pt
3. 冨永七段 6勝1敗0分 445pt
4. 大野1級 5勝1敗1分 428pt

ルールに従い平川六段と為則九段の決勝となったわけですが、
同じ6勝1敗でありながら8pt差で決勝に進める為則九段と
3位が確定する冨永七段、そういうルールだからしょーがないと
言えばそれまでなんですが、感覚的に、冨永七段がちょっと
気の毒な気がしますよね。

上のような結果の場合、まず2位と3位の2人で1番勝負を行って、
その勝者と1位の選手によって決勝を行う、ってのが感覚的に
一番公平感がありません?

予選終了時点の上位の勝数はいろんなパターンが考えられるわけ
ですが、その全てのパターンについて、最もよさげなやり方を
用意しといたら、「同じ勝数ながらポイント差によりその扱いが
大きく異なる」ということが減って、なんかいい感じかと思います。

例えば、

1. 選手1 6勝0敗1分 480pt
2. 選手2 6勝0敗1分 478pt
3. 選手3 6勝1敗0分

こんな感じで1位と2位が同じ勝数、3位は勝数が違う場合、
これは1位と2位がそのまま決勝で良いでしょう。

1. 選手1 7勝0敗0分
2. 選手2 6勝0敗1分
3. 選手3 6勝1敗0分

1位、2位、3位の勝数が全て異なる場合、これも上位2名の
決勝で良いでしょう。

1. 選手1 6勝1敗0分 480pt
2. 選手2 6勝1敗0分 478pt
3. 選手3 6勝1敗0分 460pt
4. 選手4 5勝1敗1分

こんな感じで1位~3位が同じ勝数の場合、いわゆるステップラダー
方式で、まず2位 vs 3位で対戦、その勝者と1位で決勝。

1. 選手1 6勝1敗0分 480pt
2. 選手2 6勝1敗0分 478pt
3. 選手3 6勝1敗0分 460pt
4. 選手4 6勝1敗0分 449pt
5. 選手5 6勝1敗0分 420pt
6. 選手6 5勝1敗1分

5人以上が同勝数で並んだ場合。これは5位以下の選手にはちょっと
気の毒なんですが、上位4人で準決勝・決勝ってのがよさげ。

1. 選手1 7勝0敗0分 480pt
2. 選手2 6勝1敗0分 470pt
3. 選手3 6勝1敗0分 465pt
4. 選手4 6勝1敗0分 460pt
6. 選手5 5勝1敗1分

1位と2位が異なる勝数、2~4位が同じ勝数の場合、
4位までで準決勝・決勝とするとただ一人全勝の1位者のアドバンテージ
がなくなってしまうので・・・
3位 vs 4位、その勝者 vs 2位、その勝者 vs 1位というステップラダー
方式が面白そうなんですが、3試合分の時間が必要なのが欠点ですね。
となるとこの場合は4位の選手に泣いてもらって、2位 vs 3位で対戦、
そしてその勝者が 1 位と決勝1番勝負、としましょうか。

  * * *

このやり方を言葉でまとめると・・・

予選終了時点で
 1. 2位の勝数と3位の勝数が異なる場合、上位2名で決勝を行う。
 2. 1位と同じ勝数の選手が4人以上いる場合、上位4名で準決勝・決勝を行う。
 3. その他の場合、上位3名でステップラダー方式により優勝を決める。

ってなるのかな。
予選7試合+決勝(最大)2試合で、9試合分の時間がかかるわけですが、
最後の最後となる王座戦ですから、ぎりぎり許される試合数じゃ
ないでしょか。
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世界戦代表選考について

2007-03-27 13:53:57 | オセロ大会方式
名人戦の開会式で、世界戦日本代表に関して説明がありましたね。

とりあえず名人戦、全日本、王座戦の優勝者がそのまま代表に。
ただし1人が2つの大会で優勝した場合には、王座戦の2位を
繰り上げる。1人が3つの大会で優勝した場合には、王座戦の
2位と3位を繰り上げる。
優勝した人が辞退した場合も、全て王座戦から繰り上げる。

これを聞いた瞬間、ずいぶん雑な決め方だなぁと思ったのですが、
王座戦を去年のような方法でやるのなら、割と良い決め方なのかな
とも思いました。
トーナメントっぽいやり方になる名人戦・全日本よりも、王座戦の
やり方の方が上位の成績が比較的正確なものになるであろうという点、
そしてなにより、もうすぐ世界戦という時期の大会で好成績を残して
いるという点です。

去年世界を制したのは、男女共に王座戦を制した為則九段と辻五段
ですしね。王座戦にちょっと重きを置くって考え方は良い気がして
きました。

となると気になるのは、王座戦の大会方式。
十分な試合数で、少なくとも上位2名は勝数の差で選ばれるような
やり方にして欲しいですね。
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名人戦のオープン化

2007-03-10 03:46:13 | オセロ大会方式
(たしか)2000年より名人戦がオープン化されて、その時点で
地区名人戦の意義がかなり薄れました。

オープン化した理由は、1人でも多くの人に名人戦という
舞台で楽しんでもらう、ってことなんだと思うんですが、
やり方を変える前に、もうちょっと総合的にいろいろ
考えるべきだったのかもしれないですね。

2000年以前の名人戦と言えば、地区名人のみが挑戦者決定戦
に参加して、その優勝者が前年名人と四番勝負で対戦し、
その勝者がその年の名人になる、というものでした。
ブロックで優勝しないと挑戦者決定戦に出られないわけで、
それはそれは狭き門だったんですよ。

ただまぁ、当時は名人になっても世界戦への参加権は得られな
かったので、全日本選手権と比較すると参加者の本気度合いは
若干低かったと言えるかもしれません。

そんな名人戦、今は「誰でも出られる」ということが売り(?)に
なっちゃってるわけですが、そろそろ、本当にそれが「売り」で
いいのか、もう一度考えてみたいですよね。

「世界選手権の日本代表選考」という観点で言えば、名人戦の
オープン化はマイナスです。時間の都合もあって試合数は
限られる状態で、参加者がどんどん増えていくと、当たり運による
結果の乱れが生じやすくなってしまいます。

「オセロの普及」という観点で言えば、オープン化は必ずしも
マイナスではないと思っています。名人戦の重みが薄れるという
マイナス面もあるとは思いますが、世界チャンピオン経験者や
タイトル経験者も参加する名人戦に自分も出られるってことは、
それだけで「うれしい」ことだと思います。そのおかげで、
オセロに関心を持ち続けて(オセロから離れないで)くれる人が
増える(減りずらい)と思うんですね。

この2点、どっちも大切だと思うんですね。出来ればこれを
両立させるうまいやり方を考えていきたいもんです。
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中島名人のオセロ道場

docomoのケータイでオセロを楽しみながら強くなれる「中島名人のオセロ道場」

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