Othello! JAPAN

Othello! JAPAN 管理人 nakaji のオセロに関するつぶやきです。

2007年上半期統計

2007-06-29 20:53:12 | オセロプレイヤ
みなさんやってらっしゃるので、しょーがない、私もやりますよ。 まずは段級位別対戦成績から:

 級位者11勝 0敗 1.000
 初段  6勝 0敗 1.000
 二段 13勝 2敗 0.867
 三段 24勝 3敗 0.889
 四段 18勝10敗 0.643
 五段  8勝 3敗 0.727
 六段  1勝 1敗 0.500
 七段  2勝 2敗 0.500
 八段  1勝 1敗 0.500
 九段  2勝 0敗 0.500
 合計 86勝22敗 0.796

こんな感じです。
たくさん負けましたランキングは、

1. 長崎四段 4回
2. 冨永八段 2回
2. 榎本六段 2回
2. 土田五段 2回

となります。
対戦回数が多いってのもあるわけですが、ほんと長崎四段によく負けてます。

全部で19大会参加したみたいですが、優勝8回、3位が2回だったようです。
うーん、、去年が去年だっただけにちょっと物足りなさも感じますが、実力的にこれくらいが妥当なのかな。
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やっぱこしあんは強いね

2007-02-11 00:45:00 | オセロプレイヤ
きっとそのうち本人が武勇伝交じりに書いてくれると
思うので詳細には触れませんが、やっぱりこしあんって
強いですよ。特にアレかな、黒でやや不利で迎えた終盤が
うまいのかな。

勝てば全勝優勝、負ければまずポイントでまくられると
いう最終戦、磯部初段を相手に黒のこしあん二段は苦しい
感じ。こっからどうやって勝つんだ? くらいに見てたのですが・・・

形的に無茶に見えるX打ちで勝負に持っていく手順を選択。
後々考えると、これが実にうまかった。うまいこと相手が
間違える可能性の高い局面に持ってってるんですよね。
で実際間違える。
そしてそれに対するこしあん二段、不利な中盤で相当時間を
消費して残り時間が少ないにも関わらず、終盤があまりにも正確。

いやいや、こんだけの終盤を打つ奴ですからね、私が何度となく
負けるのもしょーがない。
・・・と、ほんとに思いました。

だけどこのこしあん、結構ぽろっぽろ負けるのよね。
そのぽろっぽろ負ける部分を克服しちゃうと、こいつぁちょっと
恐い存在になりますぞ。
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成谷四段の強さ

2006-07-31 02:31:23 | オセロプレイヤ
一応今のところなんとか勝てているのですが、成谷四段は強い!

独特の序盤から力強い中盤戦、そしてしっかりとした終盤戦。中学生とは思えないしっかりとしたオセロを打ちます。

彼の最近の品川の大会の成績を見てみると:

 4月シーサイドOP 5勝1敗 3位
 5月シーサイドOP 4勝2敗 5位
 6月シーサイドOP 5勝1敗 2位
 6月天王洲カップ 4勝2敗 5位
 7月シーサイドOP 5勝1敗 2位
 7月天王洲カップ 4勝2敗 4位

なんと全て4勝か5勝。そして勝率7割5分!
このまま品川の大会に出続けていれば、年内に1回は優勝するんじゃないでしょうか。もちろん、私はそれを阻止出来るよう全力で頑張りますが。

実は土曜の天王洲カップの最終戦、成谷四段と対戦があったのですが、中盤でうまく打たれて劣勢になり、そのまま終盤戦に突入。敗戦を覚悟しつつもなんとか粘って、10個空きで敗着を打たせることが出来てぎりぎり逆転できた、というゲームでした。

暗記でなくあそこまでしっかりとした序中盤が打てるってのは、ほんと、底力があります。今後更に経験を積んで、終盤力に更に磨きをかければ、私なんかあっという間に抜いてしまう逸材でしょう。

次の末国九段は、きっと成谷君だと思っています。
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末国九段のすごさ2

2006-07-24 19:53:12 | オセロプレイヤ
とある情報筋から仕入れた情報です。こういうこと出来ちゃう人っているんだろぉなぁ、と漠然と思ってたんですが、やっぱりいました。

終盤で「雑に数える」「ラフに数える」と言った時に、どんな行為をイメージしますか?

普通に「数える」と言った場合と比較して、短時間で数えるために精度を落として急いで数える、くらいに感じますよね。

ところが末国九段が「ラフに数える」という言葉を使った場合、これ、違うんですよ。現在の局面を見て終局までの手順を考えるのは同じ。そこで凡人は、現在の石の数を数え、以降の石の増減を数え、最終的に32石より多くなるか少なくなるかを知ります。しかし末国九段は、現在の石の数を数えず、以降の石の増減も数えず、ただただ頭の中で局面を終局まで進める。そして終局図をイメージして、自石が32石以上あるかどーかをイメージとしてつかむ。

やってることにえらい差があるのわかりますよね。要は与えられた局面から最後まで打っちゃう。で、32石に達しなかったらその手順は駄目、と。

これ、使ってる脳みそが違うはず。私のような凡人の行ういわゆる「数える」行為は、左脳を使った力仕事。末国九段のやってる頭で局面を進めて見た目で判断する行為は、右脳を使った芸術的な(?)作業。私は間違いなくバリバリの左脳人間なので、こういうことが出来ちゃう人がいるってことが判明しちゃうと、こいつには一生追いつけないんじゃないかという恐怖を覚えてしまいます。

そういや末国九段は、車を運転しながら後部座席にいる人(この人はもちろん盤を使ってる)とオセロが出来ちゃうんですよね。そんで勝っちゃうんですよね。ほんっと、末国九段ってすごいなぁ。
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八段までの道のり

2006-07-22 23:56:30 | オセロプレイヤ
突然ですが、私の八段までの道のりを:

 1986年7月 1級 全日本選手権少年少女の部出場
 1987年6月 初段 関東オープン A 級 4 勝
 1987年7月 二段 全日本選手権北関東ブロック大会優勝
 1988年7月 三段 全日本選手権無差別級部 6 位
 1993年1月 四段 王座戦 優勝
 1996年7月 五段 第24回全日本選手権 3位
 1997年4月 六段 第18期名人戦優勝
 2006年3月 七段 第27期名人戦優勝
 2006年7月 八段 第34回全日本選手権優勝

スタートはかなり順調だったんですね。
で、長かったのがまず三段。4年半、昇段できなかったんですね。
その次の四段も長かった。五段になるまでに2年半かかってますね。
五段をとったとき、めっちゃめちゃうれしかったのを覚えてます。

そんなうれしかった五段の次は奇跡的にあっと言う間に取れちまった。
たったの9ヶ月で六段に昇段。

そしてその後9年弱、ずーっと六段だったんですね。
ちょっとオセロから離れてた時が2~3年ありましたが、そうは言っても
9年ですからね、9年。
七段昇段を決めた今年の名人戦は、ほんと、ほんとうれしかったんですよ。

そんなめちゃめちゃうれしかった七段昇段の後は、、、
なんと4ヶ月で八段に昇段できてしまったのでした。
五段の時もそうでしたが、めっちゃめちゃうれしかった昇段の後は、
なぜかあっさりと更に昇段できてしまったりするんですね。

さて、1ヵ月後には王座戦があるわけですが・・・
ここでも奇跡的に優勝なんてことになれば九段昇段となるわけですが。
まぁ、そんなうまく行くはずはないので、良い試合が出来ることだけを
考えて、大会を楽しみたいと思っています。
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末国九段のすごさ

2006-07-21 00:34:43 | オセロプレイヤ
私はかなり、末国九段の影響を受けています。彼のおかげで強くなれた部分が多いのです。

彼は1993年に名人になりました。15才の時でしょうか。名人になった頃の彼は、既に今のような勝負強さや度胸の良さは持っていましたが、棋力的には今ほどは強くありませんでした。しかし名人になって、恥ずかしい対局は出来ないと思った彼は猛特訓したそうです。つまり強かったから名人をとれたというよりも、名人というタイトルをとれて猛烈に強くなったわけです。

それ以降、彼は常に私より先を行っています。タイトルも、段位も、そしてもちろん棋力も。以前は家が近かったこともあり末国九段と相当仲良くしてて、私の家で良く打ちまくっていたものでした。その対局中や、対局後の検討で、彼が何気なく口にする言葉に、重要なものがたくさん含まれていました。その中で最も印象に残っているのが「対角線のケア」です。当時私が四段から五段になれたのは、「対角線のケア」を早い段階から行うようになれたからです。この「対角線のケア」、四段時代にはさほど意識してなかったものでした。しかし末国九段の口からかなりの頻度でこの言葉が聞かれ、意識しなくちゃいけないんだなと思うようになり、そして、意識できるようになりました。

他にも彼の言葉によっていろーんなことに気づかされました。今振り返ると、彼は常に私の知らないことをたくさん知っています。私が何かを吸収してもなお、彼は更に上の私の知らない何かを知っています。ま、だから彼は強いわけなんだけども。

そうそう、最近流行り(?)の言葉が「Cライン」だそうです。例えばa7とg1を結ぶCからCのラインですね。確かに、このラインの通しが勝負に影響を与えることが少なくない。嫌々ながら思い出せば、1999年世界選手権決勝第3局、David Shaman 相手に逆転負けを喫したのもこの C ラインの通しを私が見落としていたためでした。

あぁ、あと、末国用語で「念力」ってのがありますね。まぁ、「念力」って言うと誤解を与えそうなんですけども、これ、決して無茶なことを可能にする魔法のことじゃぁないですからね。彼の言う「念力をかける」ってのは、「苦しい局面で簡単に土俵を割らず少しでも逆転の可能性のある局面に持っていく」ということです。もちろんその後「こっちに打ってくれ」と祈りますから、念力と言えば念力なんですけども、決して祈ったおかげでそっちに打ってくれるわけじゃないですからね。念力もやっぱり一つの技術です。

最後にこれだな、「黒白黒白よりも黒黒白白の方が黒にとって良い」。まぁ、言われてみればその通りなんだけども、今までそんなこと意識したことがなかった。要はですね、2個空きが2つある時に、それぞれの2個空きで黒→白となるよりも、黒にとって好ましいのは片方の2個空きを黒→黒と打ち、もう片方の2個空きを白→白と打たれるようにすること、ということです。これがちゃんと「意識」出来ているかどうかで、終盤の読みの正確さと速さにやっぱり違いが出てくると思います。

そんなわけで、以上、末国九段はすごいんだというお話でした。
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鬼神・為則九段の一言

2006-07-19 23:50:21 | オセロプレイヤ
「中島君、ほんと強くなったなぁ」

3回戦を終えた時に、為則九段がかけて下さった言葉です。

そして「読みに入ってない手を何度も打たれた」とも
おっしゃってました。

10年くらい前になるでしょうか、為則九段との初対戦は。
確か学生選手権だったと思います。
その試合以降、確か公式戦で為則九段には11連敗して
います。1996年に開催されたオールスター戦でようやく
勝つことが出来、その連敗は止まりましたが、それでも
引き続き全日本・名人戦では勝ったことがありません
でした。

昨年の全日本選手権では3連勝後に当たり、中盤でこちらの
読みに入っていなかった絶妙の一手を打たれ、そのまま
なす術なく敗北。その敗戦で張り詰めていたものが弾け、
ずるずると3連敗。3連勝した8人の中でただ1人のみが
味わう、3連勝3連敗によるシード権逃しという辱めを
受けたのでした。

そして今年、今度は3回戦で為則九段に当たることが出来ました。
試合内容は為則さんのブログで10回に分けて連載中ですので
ここでは詳細には触れませんが、中盤で3手程、普通は打たない
あり得なそうな手を放って互角のまま終盤戦に突入することが
できました。
終盤はややマイナスな形勢だったのですが、為則九段が
見落としていた妙手(に見える手)を打つことができ、
それによって為則九段の敗着を誘うことができました。

メジャー大会で為則九段に初勝利!

私の憧れであり、そして一度も超えることのできなかった
大きな壁である為則九段に勝てた。このゲームは、自分でも
ほんと、良く打ててたと思う。

そして為則さんから冒頭のお言葉。

私最近、試合前や試合後の興奮状態の時には、妙に涙が出やすく
なっています。実は為則さんにこの言葉を頂いた時にも涙が
出そうになってたのですが、まだ3試合も残した状況で泣いてる
場合じゃありません。そんなことしてたら気持ちが切れてしまい
ます。なんかこみあげてくるものをぐっとこらえ、「ありがとう
ございます!」と元気にお返事。

為則九段を倒して3連勝を決め、トーナメント戦的に言えば
準々決勝に進出。しかしこの時点ではほとんど優勝など
意識していない。何度も書いているように、実力的に二冠
などあり得ないと思っているから。

しかし3連勝の8名の名前がホワイトボードに書き出され、
八段以上が1人もいないことに気づく。これすなわち、
優勝者は必ず昇段するということ。七段が優勝すれば
八段に、六段以下が優勝すれば七段になるわけです。

春の名人戦で9年ぶりに昇段して七段になった自分としては、
同じ七段の人間に先に八段を取られるのも、他の六段以下の
選手に同じ七段に追いつかれるのも、正直どちらも面白い
ことではない。
この時、心の中で「自分が優勝してやる」、そう思いました。
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さらば末国

2006-06-04 23:45:21 | オセロプレイヤ
末国君が仕事の都合でシンガポールに去ります。
とゆーことで東京地区で彼と仲良くしてた人で集まって、追い出し会を開催。

18:30スタートで、22:30くらいまでいたんでしょか。やっぱオセロ仲間との集いってのは面白いね。だらだらとくっちゃべってるうちに4時間も経っちまった。話題も多岐にわたってたな。理想的な組み合わせ方法についてとか、全日本のやり方についてとか。やっぱみんな、いろいろ考えてるよね。

一番面白かった(?)話題はアレですな、下式の「謎の指数」が一番大きいのは誰か、また逆に一番小さいのは誰か。

 謎の指数 = オセロの強さ÷頭の良さ

一番大きい人についてはいろいろ問題があるのでここでは書きませんが、一番小さい人はその場にいた人の中ではSがぬまさんだろうと、末国君と意見が一致しました。
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