腐れゲー道

プレーしたゲームの感想文を、ダラダラと粘着質に綴ります。

ときめきの放課後 ~ねっ☆クイズしよ~ 前編

2010年09月03日 01時14分02秒 | PSゲーム感想文
じっくり見るとすげータイトルだよな。
「ときめきの放課後」、これだけなら一昔前のエロゲとしか思えない。
しかしサブタイトルまで読むと「ねっ☆クイズしよ♥」である。
ハッキリ言って意味不明だ。ときめきの放課後で何故クイズなのか。
仲の良い女の子に放課後の教室に呼び出され、期待と緊張に胸と股間をビキビキさせながら行ってみたら、
「ねっ☆クイズしよ♥」って。舐めすぎだろ。俺なら絶対許さんぞ。学校裏サイトに晒してやる。知らんけど。
まぁそんな感じで、比類なき世紀末ときめきバブルを彩ったうちの一本である。
ちなみにプレーしたのは先日配信が始まったゲームアーカイブス版ではなく、元祖PS版である。
特にゲーム内容に違いはないと思われる。購入価格は100円。ひゃっはー。



……さて、今作の前に、まずオリジナル「ときめきメモリアル」について語らねばなるまい。
以前から一度じっくり書いておきたかったような、面倒だからやりたくなかったような。もう大昔のゲームだしなぁ。

比類なきギャルゲーの祖、ときめきメモリアル。だが正直、俺は当時も今も、このゲームが嫌いである。否定派である。
尤も、ギャルゲというジャンルを興し、定着させた功績の偉大さには強く深い敬意も抱いている。
もちろん印象だけで言ってるわけではなく、当時購入し(サターン版、バックアップRAM目当てだった)、実際にプレーもしてみた。
しかしどうにも面白くない。ハマれない。何よりも、ヒロイン達を好きになれない。
藤崎詩織のバーチャルアイドル化など、世間的には大いに盛り上がっていたが、俺自身はサッパリだった。
心情的には一緒に楽しみたかったのに、勿体無い話だ。もう2度とあの頃は戻らない。


このときメモに対する否定感情の一番の理由は、「ヒロイン達の性格が最低だから」に他ならない。
周知の通り、ときメモは勉強やクラブ活動によって自分のパラメータを上げ、ヒロインの気に入る男になり、最後に告白されるのが目的のゲームである。
後に主流になるコマンド選択式アドベンチャーギャルゲとは全く違う、かなりゲーム性が高く、また努力(ゲーム中とは言え)が必要なシステムである。
ここまでなら、まぁ悪くない。現実でも余程のイケメンでもない限り、女に好かれるにはそれ相応の努力がいる。
ときメモはゲームでそれを再現した、リアリティあるシステムのゲームだと思う。良し悪しはともかく。
だがゲーム性に拘り過ぎたのか、もう一つのシステムがゲームの雰囲気を台無しにしている。
「爆弾システム」だ。

ヒロイン達は、こまめにデートに誘ったりしないと徐々に機嫌が悪くなり、やがて感情に「爆弾マーク」が灯る。
早めに対処すれば爆弾は消火できるが、もしそのまま放置し、爆発すると……
せっかく上げた好感度が激減し、ゲームは殆ど攻略不可の状態に陥る。
厄介なことにこれは当の爆弾女に限らず、他のヒロインの好感度も連動するのである。
よって「あいつは本命じゃないからどうでもいい」とはいかない。本命の為に、爆弾爆発は何としても避けねばならないのだ。
このシステムにより、プレーヤーはヒロインの好感度を上げるだけではなく、それを保つべく爆弾処理に右往左往しなければならない。
ゲームシステムとして見ればよく出来てるし、よく考えられていると思う。
ゲームシステムとして見れば、な。


これ、普通に考えて最低だろう。
まず、デートに誘わないと爆弾が灯るというのが理解できない。
ときメモにおいてヒロイン達との出会いは大半が偶発的で、ある期間に特定のコマンドを実行するとか、そういった形でまず「知り合う」。
当然ながら知り合っただけでは好感度なんて殆どゼロであり、会話をしても態度は極めて素っ気無い。
当たり前だ。顔見知り程度の認識の相手にまで誠実に接する女がそうそういるわけない。自然なことである。
……だが、そんな状態でも、彼女らはしっかり爆弾に着火するし、そのままにしておけば爆発させるのである。
つまり、プレーヤーの事は単なる知り合いでしかないし全然好きでもないけど、何もされずに放置されるのは我慢ならない。
受諾するかどうかは分からんけどデートに誘え。承諾するかどうかは分からんけど下校に誘え。
あたしが素っ気無い態度取るのは当然だけど、アンタがあたしに無関心なのは絶対に許さないからね。
ときメモのヒロイン達は誰も彼も皆この思考パターンなのだ。

ふざけるな、としか言い様がない。
そりゃ、本命にしてるキャラなら、放置されたり他の女に近寄ったりしたら、不満や嫉妬で爆弾状態になってもおかしくはないさ。
でもただの知り合いレベルのテメェらまでが何故そこまで自我を肥大させてるんだ。何様のつもりなんだ。
かと言って縁を切ることも不可能で、新ヒロインと出会ってしまったら最後、爆弾候補一人追加となってしまう。
あまりにも身勝手で自意識過剰。こんな女どもをどう好きになれと言うのか。

また、ゲーム中の爆弾の実態も非常に陰湿だ。これはつまり「主人公の悪い噂」なのだ。
主人公の態度に不満を持つと、本人に伝えるわけではなく、陰で悪い噂を流す。
何という根暗でみっともない行動だろう。こんなキャラにどう萌えろと言うのか。
繰り返すが、これを本命でも何でもない、ただの顔見知りレベルの女にされるのである。
マジ〇〇〇〇〇すんぞこの腐れ〇〇〇がぁ!! はぁはぁはぁ。盛ってんじゃない、怒ってんだ!!

加えて、性格最低なのは爆弾を灯す、悪い噂を流す女だけではない。
それ以外、噂を受けるヒロイン達も中身は何ら変わらない、最低揃いである。
前述のように、爆弾が爆発すると、全ヒロインの好感度が連動して落ちる。
つまり全ヒロインが、その「悪い噂」を全面的に信じ込み、主人公のことを嫌いになる。
誰一人として「彼がそんな人のはずがない」と主人公を信じようとしない。もしくは直接話して噂の真偽を問い質そうとしない。
ただただ「悪い噂」などという悪意の篭ったインチキ情報を真に受け、人を判断する。
ときめき状態になり、主人公に惚れ込んでいても、信じるのは愛しい彼ではなく悪い噂。
こんな糞2次元にどうやって恋をしろと言うんだ。所詮はドット絵なのか、データなのか、架空の存在なのか!?
当たり前だろ馬鹿。畜生。



もちろん、爆弾システムがゲームを面白くする為に用意されたものであり、またそれが上手く機能していることは重々承知している。
だがそうして出来上がったゲームに真っ直ぐ入り込もうとすればするほど、ヒロインどもが最低人間に見えるのも事実だ。少なくとも俺には。
ゲーム性を優先した結果、ヒロイン達が魅力ゼロの存在になっちまったとあっちゃぁ、本末転倒そのものだろう。
もっと言えば、爆弾処理の為に好きでもない女達に八方美人な態度を取る方が、よっぽど悪い噂が立ちやすいと思う。
その辺の整合性も普通に考えれば首を傾げざるを得ない。いちいち納得できないんだよ、あのきらめき高校とかいう空間は。
はぁ……。



ふぅ。熱くウザく語ってみた。
俺がときメモを否定する理由は8割がこの爆弾システムだが、他にも不満は結構ある。
きらめき高校の制服が全然可愛く見えなかったり、進行がどうにも単調だったり、コナミのグッズ展開があまりに露骨だったり(当時)。
そんなこんなで俺は比類なき「ときメモラー」様にはなれなかったのであった。今後もなることはないだろう。
はぁ……。

しかしつくづく凄いと思うのは、ときメモラー達の懐の深さだ。
俺が不満タラタラの爆弾システムだって、彼らは嬉々として処理する。寧ろ「愛されてるなぁ」とでも解釈しているのだろう。
また爆弾云々を除いても、ときメモはとにかく努力をし、彼女好みの男を目指すゲームである。
パラメータ上げや選択肢はいいにしても、デートの場所や服装、誕生日プレゼントなど、いちいち気を配らなくてはならない。
この面倒臭さ、時折現れる2択3択の選択肢をただ選ぶだけの温いギャルゲとは次元が違う。
なんちゅーか、ときメモラーはあまり「2次元キャラへ逃避してる」って感じがしないのだ。
ゲームではあっても彼女を作る為に真面目に努力をし、やがて目的を達成する。
ううむ、なんとカッコいいことか。2択3択やってればお兄ちゃん大好きとか言ってくれるギャルゲとはレベルがちげーよ。
ときメモはギャルゲの偉大な元祖だが、そのファンたる者たちも、今のギャルゲ好きとは一線を画す何かがあった。
今の温いギャルゲオタどももちったぁ見習えと思うよ、ホント。
……え? 俺? ンな面倒なのは御免っス。電源入れたら2分でお兄ちゃんのえっち! これ。
俺様に都合の良い世界が至高。努力とか気配りとかめんどいから全パス。あはははは。
はぁ。




俺は本家ときめきメモリアル否定派だ。
だが当時をよく知っているだけに、縁はあると思う。
ときメモは良くも悪くも関連作が多く発売されたので、せめてそれらを楽しむことができれば、と思っていた。
つーわけで今作「ときめきの放課後 ねっ☆クイズしよ♥」であるが……
俺のような「オリジナル嫌いだけどときメモに興味あり派」にとても向いている作品だったと思う。


ゲームの概要を説明すると「オリジナルにおけるパラメータを全てクイズに変換したゲーム」ってとこだろうか。
勉強も運動もお洒落も全部クイズの一ジャンルになり、正解すれば可、間違えれば不可。
非常にシンプルで分かり易い。パラメータの増減に頭を悩ます必要はなく、ただクイズに正解すればいいのだ。
オリジナルと同じように各ヒロインには「好みのジャンル」があり、攻略にはそのジャンルを集中的に選択する必要がある。
ヒロイン好みのジャンルで規定数正解すれば、見合った好感度が上がる。本当に分かり易い。
それでいてキャラも舞台も、ゲームの雰囲気もオリジナルと変わっていないと思う。
良くも悪くも複雑で手間が掛かったオリジナルとは全く逆の、非常にお手軽なときめきメモリアルである。
「お手軽なときメモ」、このゲームの一番の売りはこれにあると思う。
ときメモをやってみたけど、作業の繰り返しが我慢できなかった、もしくは俺の様にシステムが肌に合わなかった、
しかし世界設定やキャラには興味がある……そんなプレーヤーに今作はとても向いている。
もちろん、オリジナルのファンがプレーしても、別方向のときメモとして楽しめるだろうけど。
非常に取っ付きやすい、ときメモ入門用として優れた作品である。……今更入門したがる人がいるかどうかは別として。

更に、オリジナルで俺が嫌悪していた爆弾システムが今作ではスパッと削除されているのが嬉しい。
キャラの好感度はあくまでクイズで上下し(他に隠し要因もあるかもしれないが、9割はこれ)、それ以外に悩まされることはない。
もちろん攻略は一人のキャラを集中的に狙う純愛プレーでいい。いやバランス的に、そうしないとクリアーは難しいと思う。
オリジナルような浮気前提・八方美人推奨の理解不能システムではないのである。
これぞ純愛一途、青春、ときめきである。多分。実はよう知らんねん。はぁ。
俺にとってはオリジナルより余程筋が通っており、好感が持てる。
「なんでクイズやねん」というツッコミはなしでね。


パラメータ変化要因はクイズのみ・爆弾システム削除……これだけでも随分ゲームを簡略化していることは分かるが、
実はプレー時間の短縮も施してあり、1プレー、つまり入学から卒業までが割と短い。
1年が12ヶ月に分けられ、1年の4月から3年の3月までを過ごす……この辺はいいとして、
クイズを出されるのは1ヶ月のうち基本的に一回だけで、それをパスすればその月はクリアー。
同じくヒロインとのイベントも基本的に月に一回だけで、それ以上でも以下でもない。
イベントと言ってもその内容は「会話した」「一緒に帰宅した」などの小さなものも多く、
特に好感度の低い1年期は非常に淡白にゲームが進むことになる。
まぁこの辺のあっさりさ加減はオリジナルでも似たようなものだから、これがときメモというやつなのだろう。
使い回しの帰宅イベントにキッチリ「日常」を妄想する、それが出来なきゃときメモれない。
真相判明や修羅場のイベントで盛り上がれるタイプのギャルゲでは決してない。
そういう意味でもときメモはリアルなのだろう。実際リアルな色恋ってこんなものなのだろう。
……推測でしか語れません。畜生。


ヒロイン好みのジャンルのクイズに正解していれば、好感度はまさに鰻上りで、あっさり最高状態に出来る。
だが好み以外のジャンルだとあまり伸びず、妥協を許さないときメモ女子達のシビアさがよく表現されている。はぁ。
クイズに不正解だと減っていく「ライフ」は5つだが、何度か正解すると一個回復するなど、
救済手段は多めに用意されており、総合的に難度は低めだと思う。
俺ですら正解率8割~7割は毎回達成できたし、クリアーするにはそれで十分なのだ。
分からなければ絶対分からんのがクイズと言うものだが、まぁあんまし気負わず気楽にやれるゲームだと思う。
ちなみに4択だから、出鱈目にやっても当たる時は当たる。そして寧ろそっちの方が嬉しかったり。


ライフを使い果たすとゲームオーバーになり、ヒロインの好感度がガクンと落ちる。
その際このまま続けるか、セーブデータからやり直すかを選択することになる。
大まかに見て、3年間で2回程度はゲームオーバーになっても大丈夫だが、それ以上だと攻略が厳しくなる。
ライフに余裕があっても、分からん問題を連発されるとあっさりゲームオーバーになることもあるので、
やはり月毎にこまめにセーブするのが攻略への早道と言えるだろう。面倒臭がってはいけない。……面倒臭いけど。
普段出されるクイズは3~4問程度だが、7,12,3月に催される「学期末テスト」では
7問に増える上にジャンルを選択できないので、他の月に比べて格段に難しい。……ホント、意外にリアルだよなぁ。
ゲームに収録されてる問題は全5000問以上らしい。多いのか少ないのかは分からん。家庭用ならこんなもんか?
何人も攻略していれば問題被りも目立ってくるが、さほど難度には関係ないと感じた。十分楽しめる問題の量と質である。


さて、ノーマルなクイズゲームの今作だが、一つだけ大きな特長がある。
毎月クイズのジャンルを選択すると、次にそれに付き合ってもらうヒロインを選択することになる。
プレーヤーはヒロインの顔を眺めながら(或いはヒロインに見つめられながら)クイズをすると言うわけだ。
なんて不可思議なシチュエーションなんだ。想像すると非常にシュールである。大体出題者は誰なんだ。
で、このみつめてナイトなヒロインは、ただそこに座っているだけの存在ではない。
正解不正解に合わせてリアクションをしてくれる……だけでもない。
「代わりにクイズに答えてもらう」ことが可能なのだ。
やり方も簡単、問題が出たらRボタンを押すだけ。尤も回数制限があるのでその範囲内でしかできないが。
ヒロインは基本自分の好きなジャンル=得意ジャンルになっており、分かる問題は得意顔で答えてくれる。
しかしもちろん知らん問題はサクッと間違ってくれる。正直、役に立つと言えるほどのパートナーではない。
だが、それがいい。
この連帯感、近接感、「一緒にクイズしよ」な雰囲気、タイトルに偽りなしである。ぶっちゃけときめく。
派手なイベントがあるわけではない、衝撃的真相があるわけでもない、お色気CGがあるわけでもない。
ただ、傍に彼女がいてくれる。役に立つかどうかはともかく、一緒にクイズの答えを考えてくれる。
嬉しいじゃないか。ありがたいじゃないか。触れ合いじゃないか。……キモいじゃないか? うるさい。
この「なんでもなさ」を見事にクイズに絡めたシステム(?)は、何気に今作最大の当たりだと思う。
一見ただときメモキャラを乗せただけのクイズゲームなのに、実は深い部分までよく考えられている。大したものだ。
……ただの深読みである可能性もあるけど。


ゲームは3年の3月までで、その時点で好感度が一定になってるキャラがいれば、めでたくEDを迎えられる。
俺はオンリー攻略しかしてないので、浮気プレーではどうなのか、またバッドエンドがあるのかどうかは知らない。
してEDではもちろん伝説の樹の下でヒロインに告白されるわけなんだが、他の生徒が誰もいないのは何故なんだ、は禁句か。
その後スタッフロールが流れ、簡単な後日談、数ヶ月後の二人ってとこかな、が描かれる。
ここでプレー中に条件を満たしていれば、ヒロインが髪型を変えて登場するという嬉しい特典がある。今作のベストEDだ。
だがこの条件は結構厳しいものが多く、大抵の場合「ヒロイン好みの部活で全国制覇する」なのである。
部活の全国大会は3年次に行われ、その専門的な問題に、3問連続で正解しなければならない。
普段はライフ制なのにこの時だけは完璧を要求される、何気に3年間で1番の難関である。
でもその分、見慣れたを超えて見飽きた感のある髪型を変えた絵は非常に新鮮なので、やる価値はある。
能無しには徹底的に厳しいが、やる事やったらキッチリ惚れてくれるのがときメモヒロイン、
ここは最後までヒロイン達の望む結果を出してやるべきだろう。フッ、俺も成長したもんだ。ケッ。はぁ。


てな感じで概ね好印象なこのゲームなのだが……一つだけ、ゲーム進行にも影響を及ぼす大問題がある。
「メモリーカードの読み込みが異常に遅い」のだ。
もう本当に遅い。初代PSだから現行機ほど速くないのは当然だが、そんな次元ではない。
単純に遅さでイライラし、セーブやロードするのが嫌で仕方なくなるレベルなのだ。
学期末テストやクラブの全国大会前など、ゲーム中にセーブしておきたくなる場面は多い。
しかしその度にアホ長い読み込み時間を食らわされるので、本当にうんざりしてくる。
ちなみに、別に複数ブロックを使ってるわけではなく、1データに1ブロックを使うPS標準形態のゲームである。
また、俺はPS3互換機能、つまりHDD内の仮想メモリーカードを使っていたのでそのせいかと思っていたのだが、
どうやら実機でプレーしても、またはゲームアーカイブス版でも遅さは何も変わらないらしい。
完全に仕様として糞遅いのだ。プレー中の読み込み時間等は快適そのものなのに、何故ここだけこんなに遅いんだ。
単純かつ目立つ欠点だけに、この問題は今作の魅力を大きく殺いでしまっている。
本来手軽にやれるゲームなのに、セーブロードがいちいち重い。
複数回プレーが楽しいゲームのはずなのに、セーブロードでいちいち嫌な気分にさせられる。
これさえなければ名作……は言い過ぎかもしれんが「良作」とは間違いなく呼べたのに、台無しである。
同じコナミの「メタルギアソリッド」では、逆にメモカ読み込み時間の速さに感心したんだけどなぁ。
本当に残念な欠点である。勿体無い。



あとはキャラ評なんだが、書き過ぎて字数制限オーバーしたのでここで区切る。
あんだけ否定してたときメモについてこんなに語ることになるとは。
俺ってときメモに関してはマジでツンデレだと思う。キモい言うな、性質としてだ。
嫌よ嫌よもってやつなのかな。好きとか嫌いとか最初に言い出したのは誰なのかな。
まいいや、後編へ~~続く。古いな。はぁ。


後編へ
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2 コメント

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Unknown (RAG)
2014-10-06 01:37:10
多感な時期にときメモに嵌ってしまった元ときメモラーです
3で卒業してしまいましたけど。

当時でてたハード(サターン・PS・SFCだっけかな)で
全キャラクリアするくらいやってましたね~。
歌詞カード見ずにEDだけで「二人の時」を覚えるくらいに周回してましたw

クイズしよ、もプレイもしたのですが、オリジナル版をプレイしまくってたので、単純にクイズゲームとしてプレイしてる感覚でしたw

ちなみにときメモラーでしたけど当事爆弾を嬉々として解除してはいませんでしたねw
強制登場する子と目的の子以外は極力出さずに攻略してたので、そこまで苦労しなかったと記憶してます。


好きだったのはやっぱり幼馴染メインヒロインの詩織でしたね。
「家もお隣同士だし、たまには一緒に帰ろうと思って」
顔を赤らめてそう言われたら・・・ねえ。

主様が酷評されてた如月さんも好きでしたね
地味な子好きなので(^_^;
眼鏡属性はどうでもいいんですけどねw

あとはベタなとこで虹野さんと片桐さん、スピンオフがでるのも頷ける感じでした。

伊集院もキャラとしてはかなり好きでした。
必死に顔を赤らめるのを我慢してた、とかたまにでる女の子な部分とかツボでしたねw
ただ、クリアするのに延々電話をかけるだけってのが退屈で・・・内容もほぼ罵倒と嫌味ですし(^_^;

当事としては様々な属性の子がいて、嫌いな子はいなかったですね


はまりにはまってたゲームですけど、爆弾システムは主様の意見通り、あんまり好きではなかったです。
出会って名前を知り合ってる程度の関係で、なんでご機嫌とらないといかんのか・・・

親友から情報もらってデートに誘ってくる男って・・・そっちのがよっぽどよくない噂に繋がるような(^_^;

ときメモに嵌ったせいで、しばらくギャルゲーにどっぷり漬かる人生に突入することになりましたね・・・
少なからず人生に影響を与えてくれたゲームでした。
いいか悪いかは考えたくありませんが(^_^;


昔の記事への、しかもオリジナル版のコメばかりになってしまい申し訳ありませんでした。
記事を読んでいたら眠っていたときメモラーの情熱が・・・!
やるか悩んで結局スルーした4をやろうかふと考えてしまいました・・・時間がありませんけど(^_^;

それでは長文乱文失礼致しました。

Unknown (ota)
2014-10-06 22:04:48
RAGさん、いつもありがとうございます。
……おお、ときメモラーでしたか。俺はその姿になれず挫折した男なのでw、未だに少し尊敬の念があります……。

>当時でてたハード(サターン・PS・SFCだっけかな)で
>全キャラクリアするくらいやってましたね~。
多機種でですか! それはまた凄い。サターン版からはこちらからの告白が可能になったんですよね。
金を遣うだけでなく、無駄にさえ思える複数回プレーを繰り返す。これぞゲーオタ。カッコええ……。

>クイズしよ、もプレイもしたのですが、オリジナル版をプレイしまくってたので、単純にクイズゲームとしてプレイしてる感覚でしたw
まぁ本編をキッチリとプレーした方には、中身がクイズになっただけで、ちょっと淡白な作りのゲームかもしれませんね。

>好きだったのはやっぱり幼馴染メインヒロインの詩織でしたね。
>「家もお隣同士だし、たまには一緒に帰ろうと思って」
>顔を赤らめてそう言われたら・・・ねえ。
この記事で書きましたが、俺も詩織嬢とは和解(アホか)しました。今もたまにCDを聴いてますよw 幼馴染なんだよなぁ……。
ときメモヒロイン全員に言えることですけど、「好感度が上がってから」なんですよね。そうなったらもう誰にも止められないときめき状態。

>主様が酷評されてた如月さんも好きでしたね
ああ、これはすみません。せめて爆弾噂ネットワークから外れてくれていれば……それではときメモヒロインにはなれないのか。はぁ。

>はまりにはまってたゲームですけど、爆弾システムは主様の意見通り、あんまり好きではなかったです。
>出会って名前を知り合ってる程度の関係で、なんでご機嫌とらないといかんのか・・・
>親友から情報もらってデートに誘ってくる男って・・・そっちのがよっぽどよくない噂に繋がるような(^_^;
ここですね。ゲームシステムだからと割り切るのがまぁ普通ですが、これはヒロインの性格というゲームの根幹に直結しているので……。
主人公に真偽を問うてくるキャラ、噂を否定するキャラといった差別化があればと思います。逆にヤンデレ化して出鱈目の悪い噂を流しまくるキャラがいてもいい。
当時そこまで望むのは贅沢でしょうが、俺はこの点を見ると、やっぱ本編には入り込めないんですよね……。

>やるか悩んで結局スルーした4をやろうかふと考えてしまいました・・・時間がありませんけど(^_^;
いきなり復活したことは驚きつつ喜ばしいと思ったんですが、どうも「次」には繋がらなかったみたいですね。スピンオフ系もないし。
そういや今年は初代の20周年のはずですが、PSストアの安売り以外にイベントはないのかなぁ。もう新作とかはないか。
「きらめき高校同窓会」なんてやったら、往年のファンが結構集まりそうですけどねw まぁ思い出は思い出のままでいいのかな……。

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