腐れゲー道

プレーしたゲームの感想文を、ダラダラと粘着質に綴ります。

バストアムーブ

2009年10月13日 01時25分17秒 | PSゲーム感想文
ノーマルを一回クリアーしただけなんで、感想なんて書けたもんじゃないんだが……
一応慣例に倣うってことで。ファミ通クロレビ的に。プレー時間とか秘密。

98年春、「パラッパラッパー」やコナミ一連の音ゲーにより、音ゲーブームが発生していた頃。
殆ど確信的に「ブーム便乗」で今作は発売された。多分。

で、ブームに上手く乗れたのかそれとも単純に出来が良かったのか、40万本ほどのヒットを記録。
1年後に「2」、その2年後にはPS2で「ダンスサミット2001」と続編が発売された。
……が、そこでスパッと打ち止め。終わったシリーズである。
好評だったのかどうかよく分からんなぁ。

ジャンルはもちろん音ゲーで、「タイミングよくボタンを押す」というテンプレも当然踏襲。
が、このゲームの独自要素として、「四拍子」で一つのターンに区切り、
その範囲であればボタンを押すタイミングをある程度自分で決めることが出来る……というものがある。
例えば「↑ ↑ ↓ ○ 」というコマンドであれば、最後の○だけはタイミングを合わせて
四拍子目に押さなくてはならないが、上下キーはいつ押しても構わないのである。
……んー、言葉じゃ説明し難いな。つーか誰も読んじゃねーし。
簡単に言うと、他の音ゲーより若干間口が広い作りになっている。
去年「パラッパ」が色んな意味で全く理解できず、ちょっとしたトラウマになってしまったが、
このゲームはそんな苦労もなく、すぐ馴染むことが出来た。

それと、このゲームは「対戦」を主軸に作られているのも特徴だ。
2P対戦ではもちろん、1人プレーでもコンピュータを相手にすることになる。
プレー中に相手を邪魔する要素もあり、まさに対戦音ゲーだ。
2人でプレーすれば、それなりに熱く遊べると思う。

……というわけで、俺が熱く遊べることはなかった。
コンピュータと音ゲーやっても盛り上がんないよ。残念だけど。
もう少し1人プレーに配慮してくれていればなぁと思う。


選べるキャラクターは12人と多いが、やる事はどのキャラでも同じで、多い意味があまりない。
1人プレーでは一応ストーリーも用意されているようだが、EDで短いムービーが流れるだけで、非常に薄っぺらい。
んー、やはり対戦が主で1人プレーはオマケのオマケでしかないのかな。

キー入力が成功すると、キャラは画面でダンスを踊る。コンボが成功するとダンスがより派手になる。
このダンスはモーションキャプチャーで収録したらしい。もちろんキャラによって違う。
これを観て楽しむのもゲームの一部なんだろうが……さすがに、今PSの絵を見て楽しむってのは無理がある。
その辺に疎い俺には、どのキャラも似たような踊りにしか見えんし。
もうちょいキャラの差別化を図ればよかったんじゃないかなぁ。
もともとギャグ要素強いんだから、超人ダンスにしてもよかったのでは。


んなわけで、1周しただけでまぁいいやと思い終了。不誠実だがアリとする。
いつか僕と対戦してくれる人が現れたら、再プレーしよう。いつかきっと。現れるんだ。許婚とか。
ちなみに10円という異様な値段で買ったが、そこまで酷いゲームではないと思う。
あと、当時のファミ通で
「『バストアームブ』というタイトルを聞いて、『デッドオアアライブ』みたいなゲームかと期待してしまった」
ってネタがあり、面白かったんでよく憶えている。それだけだ!!!!

チッはぁ。




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