お邪魔しま~~す
大多喜町泉水の猿田家住宅
建築士ちば2010年8月号の表紙になりました。
城郭建築にならったの門にならった長屋門。長屋の中央を門として両脇の部屋には使用人などを住まわせたり、時には客のお伴を泊めたりしたと言われています。このような広壮な長屋門を屋敷構えにとりこんだ猿田家の建築年代を示す資料は発見されていないようですが、寛政元年(1789)に生まれた猿田治右衛門さんの長男清兵衛さんが建築したと伝えられることから、19世紀中ごろの建築と推定されるようです。
なんと大きな長屋門でしょう。 立っている女性は身長160㎝です。
大きな特徴は向かって左側の玄関構え。
玄関構えは普通の農家にはなく、来客は向かって右側(車の辺り)の土間や縁側からあがったそうです。
かやぶき屋根の家も今では貴重です。このように大切に維持されているのも、大多喜町の財産ですよね。
こちらは、歴史資料館や、旅館ではないのですよ。
ここは土間(どま)↓。 土間の向こうは「おかって」です。
↓ お家に上げていただいて、土間の方を向いた写真です。
体を180度まわすと、美しい裏庭があります。 映画の世界のようではありませんか?
↓ ここが本当の玄関 時代劇に出てきますよね。
猿田様のご好意で、突撃 室内撮影をさせていただきました。
お部屋はまだまだたくさんありますが、WEBではここまでにいたしましょう。
大多喜町では長屋門や古民家を時々見かけますね。 縁側のある風景に、癒やされることでしょう。
新しい家を建てるより維持費がかかりそうな住宅ですが、いつまでも残していただきたいと思います。
大多喜町泉水は、デンタルサポート大多喜駅、大多喜城からも歩いて行けるところです。
この雑誌は18000円/年の会費を払っている、主に建築士しか知らない専門情報。
こういう歴史は、歴史がある街には勝てない。
これも大多喜の財産です。
専門でない私でも、各部屋の風格に驚きの連続でした! 映画の主人公になった気分でした。
大多喜町のツアーで入れていただきたいくらいです。
以前に、「60歳以上の時間にゆとりの出来た夫婦などは一般的な観光地には飽き足りなくなっている。今でも人が住んでいる長屋門があったりする古民家ツアーに行って、ここは歴史的にああだったこうだったと説明を聞きながら巡ってみたい人が多いよ。大多喜町なんかはそういう所がたくさんあるじゃないですか~」とおっしゃる方がありました。
おっしゃった方は白井です。さんのご存知の弁護士さんです。
S法律事務所さんでは、「いすみ鉄道最中」が人気だそうです。
この広報誌にはイラストで書かれていましたが、ご覧になって、「これは素晴らしいね~」と感動していました。
文化財に指定されそうですね
この方は、ひょっとしたら、「博美洞さん」の大家さんかと、、、、、。
屋根の鬼瓦に「郵便局」のマークのある古い建物です。
11月13日の観光スポットツアーで前を通るだけでもいいですから行きたいです。
大多喜駅から歩いて行けるのですよね?
>JHPさん
稀、稀、稀だと思います。
一昨日より柏市の豪農宅・旧吉田邸が重要文化財に指定されるという新聞記事を見ましたが、あちらは市役所所有。日々の暮らしを営まれていらっしゃる猿田さんのお宅も文化財のようですよ~。一部屋は塾になっていました。
こんなお宅でお勉強を教わっている生徒さんは幸せですね。
>YUMIさん
あるある長屋門。
あの壁のはがれたのもなんとも味わいがあっていいかもしれません。
粟又のバス亭のところにも長屋門のお宅があります。
上総中野駅の前にもあります。
探せばかなりあるのではないでしょうか?
>地元の情報やさん
ピンポンで~す。
あちらも小江戸の街並みのなかで最も絵になる佇まいだと思います。
ミョウガさんの陶芸作品が展示されてりますね。人間国宝・島岡達三氏のお弟子さんだとか。素晴らしいですね~♪
>ベスさん&ただともさん
目の付け所がいいですね~\(^o^)/
もし、無理だったら、方向音痴の私がご案内できるかもしれません。
大多喜町には古民家がたくさんあります。
いつか、古民家観光コースもPRできるような体制がとれたらいいかもしれませんね。