新年、明けましておめでとうございます。
昨年中は多くの方々に御覧頂くと共に
オークションでも御盛況頂きまして
誠に有難うございました。
今年も当ブログ、オークション含め
マイペースではありますが、チマチマ活動して
まいりますので宜しくお願い致します。
さて早速ですが、今年の初荷ですが・・
「永遠のゼロ」コラボ商品、タミヤ1/48
零戦52型 宮部久蔵 搭乗機!
たまたま、模型店の新作棚でこれを発見、
「へぇ~タミヤも、こんなのやるんだ?」
と想いながらも・・
「コリャ、作るなら今だべ・・」と、即購入
実は管理人、当ブログでの過去作品を
見て頂いてもミリタリー系は1/35フィギュア
くらいしか有りませんが、結構なミリオタでして・・
特にこの「ゼロ戦系」は幼稚園時代から(モデラー
歴だけは長いんです、スキルは比例しませんが・・)
いったい何十機作ったか分かりません。
当時確か1/72飛行機が¥200位だったと思いますが
当然、友達と色も塗らずに付属の
ひし形接着剤(知ってます?)でデロデロに
なりながら、物の30分で作っては「空中戦ゴッコ」
やってました・・懐かしー。
久々の「ゼロ戦作り」という事で
計器盤プチ改造&シートベルトエッチング追加以外は
ほぼストレート組ですが、得意のポリキャップ
埋め込み工作&自作台座により飛行状態で
制作しました。途中「25番で爆装するか?」
などと悪魔の如き考えも浮かんだのですが
やめました・・せめて模型の世界では
身軽に飛んで頂き、F6Fの射線を
軽く、かわして頂きましょう。
主な制作レシピは以下の通りです。
・合せ目処理、サフ吹き等の一般的な下地処理
・計器盤は彫り込んでウレタン流しの
メーター表現。
・シートベルトエッチングを追加。
・木製台座は付属します。自作品で支柱は真鍮製、
ヘッド部は汎用ボールジョイントを使用し、機体
を御好みの姿勢で飾れます。台座部は木用
ウレタンニス仕上げです。
・塗装はデカール張付後、ラッカー系フラットクリア
でオーバーコートしてます。
・翼内機銃は自作真鍮パイプ製。
・自作張線は0.12mm金属線、アンテナ基部は
真鍮薄板で自作、碍子?は伸ばしランナーに
穴開けして作りました。
・塗装は映画に倣い派手目なチッピング表現
をしてみました、又機体下面は「満足な
エンジンオイルも作れなかった」上に
戦争末期には工作精度の低下も手伝い
「常にオイル漏れしてた・・」当時の
日本の国情を反映して、特にエンジン後方を
盛大に汚して見ました。
・2番キャノピーとパイロットは接着していません。
パイロットは何気に「岡田君」に似ているような気もします・・
「永遠のゼロ」、まだ見てませんが劇中、宮部らが
所属する「721海軍航空隊(神雷部隊)」は
実在した特攻専門部隊とも言える部隊でして・・
「バカ爆弾」と米軍に揶揄された特攻専用ロケット機
「桜花」の運用部隊でも有りました。
「国を想う者たちの志願により・・」と語られる
事の多い「特攻」ですが、半ば強制力を伴って
いた事は想像に難くなく・・この特攻専門部隊の
花形とも言える「桜花攻撃隊」指揮官、
野中少佐でさえ「必ず(戦果無く)全滅する・・」
と予見した上で「もう(桜花での特攻作戦を)
止めさせてくれ」との遺言を残し、
言葉通り帰らぬ人となると共に、特攻戦で戦死した
極僅かな「左官級軍人」の一人として記録に
名を留めます。「左官級軍人」?なんじゃそれ?
と御思いの方、ようは「管理職」クラスですね、
「国を想う者たちが進んで志願した」筈の
特攻ですが、戦死者の多くは年端もいかぬ若者
(平社員ですな)たちが大半で有り、「国を
想う気持ちは」は当然、平社員以上だった筈の
彼ら「管理職級の人たち」が「自ら進んで」
特攻に出る事は殆ど無かったんです・・
不思議な事です・・「永遠の0」原作者も
当然その辺の事情を踏まえた上で舞台設定を
{721海軍航空隊(神雷部隊)」に据えたの
でしょうから、映画がどの程度「特攻」に
まつわる本質に斬り込んでいるのか?
楽しみでは有ります。そして
ど~か、昨今の邦画特有の御涙頂戴&感動
しなさい演出で終わる事の無いよう期待します。
ところで、今回こちらを制作するに当たり
イロイロ、飛行機プラモを見て歩いたのですが
最近の空物はスケール問わず、「パイロット」が
付いて無い物が多いんですね・・何で?
みんな脚を出した降着姿勢で制作するから?
そら、管理人もメカフェチですから
精密なランディングギア周りや
むき出しのコクピットに心惹かれるのは
分かりますが、そこは「飛行機」
飛んでる姿が一番でしょう!・・て、人
居ないんですかね?
各メーカーさん、是非とも御一考を!
昨年中は多くの方々に御覧頂くと共に
オークションでも御盛況頂きまして
誠に有難うございました。
今年も当ブログ、オークション含め
マイペースではありますが、チマチマ活動して
まいりますので宜しくお願い致します。
さて早速ですが、今年の初荷ですが・・
「永遠のゼロ」コラボ商品、タミヤ1/48
零戦52型 宮部久蔵 搭乗機!
たまたま、模型店の新作棚でこれを発見、
「へぇ~タミヤも、こんなのやるんだ?」
と想いながらも・・
「コリャ、作るなら今だべ・・」と、即購入
実は管理人、当ブログでの過去作品を
見て頂いてもミリタリー系は1/35フィギュア
くらいしか有りませんが、結構なミリオタでして・・
特にこの「ゼロ戦系」は幼稚園時代から(モデラー
歴だけは長いんです、スキルは比例しませんが・・)
いったい何十機作ったか分かりません。
当時確か1/72飛行機が¥200位だったと思いますが
当然、友達と色も塗らずに付属の
ひし形接着剤(知ってます?)でデロデロに
なりながら、物の30分で作っては「空中戦ゴッコ」
やってました・・懐かしー。
久々の「ゼロ戦作り」という事で
計器盤プチ改造&シートベルトエッチング追加以外は
ほぼストレート組ですが、得意のポリキャップ
埋め込み工作&自作台座により飛行状態で
制作しました。途中「25番で爆装するか?」
などと悪魔の如き考えも浮かんだのですが
やめました・・せめて模型の世界では
身軽に飛んで頂き、F6Fの射線を
軽く、かわして頂きましょう。
主な制作レシピは以下の通りです。
・合せ目処理、サフ吹き等の一般的な下地処理
・計器盤は彫り込んでウレタン流しの
メーター表現。
・シートベルトエッチングを追加。
・木製台座は付属します。自作品で支柱は真鍮製、
ヘッド部は汎用ボールジョイントを使用し、機体
を御好みの姿勢で飾れます。台座部は木用
ウレタンニス仕上げです。
・塗装はデカール張付後、ラッカー系フラットクリア
でオーバーコートしてます。
・翼内機銃は自作真鍮パイプ製。
・自作張線は0.12mm金属線、アンテナ基部は
真鍮薄板で自作、碍子?は伸ばしランナーに
穴開けして作りました。
・塗装は映画に倣い派手目なチッピング表現
をしてみました、又機体下面は「満足な
エンジンオイルも作れなかった」上に
戦争末期には工作精度の低下も手伝い
「常にオイル漏れしてた・・」当時の
日本の国情を反映して、特にエンジン後方を
盛大に汚して見ました。
・2番キャノピーとパイロットは接着していません。
パイロットは何気に「岡田君」に似ているような気もします・・
「永遠のゼロ」、まだ見てませんが劇中、宮部らが
所属する「721海軍航空隊(神雷部隊)」は
実在した特攻専門部隊とも言える部隊でして・・
「バカ爆弾」と米軍に揶揄された特攻専用ロケット機
「桜花」の運用部隊でも有りました。
「国を想う者たちの志願により・・」と語られる
事の多い「特攻」ですが、半ば強制力を伴って
いた事は想像に難くなく・・この特攻専門部隊の
花形とも言える「桜花攻撃隊」指揮官、
野中少佐でさえ「必ず(戦果無く)全滅する・・」
と予見した上で「もう(桜花での特攻作戦を)
止めさせてくれ」との遺言を残し、
言葉通り帰らぬ人となると共に、特攻戦で戦死した
極僅かな「左官級軍人」の一人として記録に
名を留めます。「左官級軍人」?なんじゃそれ?
と御思いの方、ようは「管理職」クラスですね、
「国を想う者たちが進んで志願した」筈の
特攻ですが、戦死者の多くは年端もいかぬ若者
(平社員ですな)たちが大半で有り、「国を
想う気持ちは」は当然、平社員以上だった筈の
彼ら「管理職級の人たち」が「自ら進んで」
特攻に出る事は殆ど無かったんです・・
不思議な事です・・「永遠の0」原作者も
当然その辺の事情を踏まえた上で舞台設定を
{721海軍航空隊(神雷部隊)」に据えたの
でしょうから、映画がどの程度「特攻」に
まつわる本質に斬り込んでいるのか?
楽しみでは有ります。そして
ど~か、昨今の邦画特有の御涙頂戴&感動
しなさい演出で終わる事の無いよう期待します。
ところで、今回こちらを制作するに当たり
イロイロ、飛行機プラモを見て歩いたのですが
最近の空物はスケール問わず、「パイロット」が
付いて無い物が多いんですね・・何で?
みんな脚を出した降着姿勢で制作するから?
そら、管理人もメカフェチですから
精密なランディングギア周りや
むき出しのコクピットに心惹かれるのは
分かりますが、そこは「飛行機」
飛んでる姿が一番でしょう!・・て、人
居ないんですかね?
各メーカーさん、是非とも御一考を!
文章表現が、うまいです。読めます。ついつい零戦とヤマトの記事は引き込まれるように読みました。エアブラシ、自作工作道具もよかったです。
わたしも映画見てから約2か月で零戦と、宮部搭乗員を仕上げました。
HP拝見させて頂きました!
素晴らしい作品群と、それらに掛けられたであろう
手間と技術に脱帽です。
設備も又、凄いですね!
「永遠の0」残念ながら、劇場で見る機会を
逃してしまいました・・が、
原作(小説)は読みました!意外に、と言うと
怒られそうですが、良かったです。
現状、本業が超多忙により、プラモにウツツを
ぬかしている間が有りません・・・
来月中には何とか又、再度「永遠の0」系プラモと共に
読後評なぞ書いてみたいと思っております。