天空の城ラピュタ フラップター

バンダイ製　1/20　フラップター


説明不要ですね、「宮崎駿監督作品　天空の空　ラピュタ」
に登場する魅力的なメカ、「フラップター」です。
宮崎作品には毎回、おやじ心をくすぐる「懐かしい感じの架空
メカ」たちが描かれますが、これはその中でも秀逸ではないでしょうか？
マニア的には「スチームバンク」？って言うんでしょうか？
蒸気機関的なメカニカル感溢れる、それでいて愛くるしい
素晴らしい造形ですね。
今回は素組で組んでも素晴らしい出来のバンダイ製キットに
真鍮・ステンレス等の自作金属パーツを多用して
さらに「スチームバンク」的メカメカしさの向上を
目指して制作してみました。


手摺は真鍮製です、安全ベルトはサテンリボン、金具は
真鍮＆ステンです。

○ハンドルもステン製、ロウ付け制作品です。けっこー作るの大変です。


今回の拘り部分、自作台座。
空物はやはり、飛行状態で飾りたいですよね？
真鍮パイプの先端に汎用ボールジョイントを付けて
いろんな飛行姿勢を取れるように作って有ります。


計器盤はメーターリングをステンレスで自作、
レンズはウレタン流し込みです。
気泡が多少入ってしまいました。

バズーの瞳は手書きです、余り似てませんが。


因みにシータは乗せませんでした。

これは楽しい模型です、作りながらニヤニヤできます・・
特に管理人はメカフェチなので、コックピット周りの造形は
Ｆ１模型にも相通ずる物があり、非常に楽しく制作できました。
それとこれ「ツクダ製」の再販物と想っている方が多いでしょうけど
殆ど「別物」です。
大きさも微妙に違いますし各パーツの互換性は殆ど
有りません、「ツクダ」製のキットも素晴らしい物ですが
やはりそこは「バンダイ」さん、良い仕事してます！
しかも安！　ガンプラ・キャラ物専門メーカーとして
スケールモデラーの中には卑下して見下す空気も
有るようですが、最近のバンダイの技術は
素直に凄いと思います。