歪曲される情報を見る。

日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

驚いた。狸を英語でFOXって言うんだ。昔日本では猫も狸と呼んだ。

2016年01月12日 18時32分40秒 | 虫獄滅亡記

猫は平安時代に既に日本に来ていた。だから猫は猫と普通呼ぶのだが、実は庶民は狸と呼んでいたらしく、物の本によると、猫を猫と呼ぶようになったのは、実は江戸時代からで、新しい呼び方の様である。

また、その所為と言う訳ではないが、猫も犬も江戸の元禄期までは食べられていた。誰が食うかというと「坊主」なのである。

私は日本の歴史を探すようになったが、その中で一番良く本を買っているのは、食べ物である。そこには、坊主の猫食い、犬食いが書かれている。

実際「山寺の和尚さん」の歌でも、鞠を蹴りたいから猫を袋に入れて蹴るのである。当然死ぬ。死んだら食うのである。

実際坊主と言うのは最低の奴らだった。いや、今もそうである。

猫や犬を食わなくなったのは、五代将軍徳川綱吉の生類憐みの令のお陰である。

生類憐みの令は、実は動物を飼う事を止める事となった。理由は「動物様に無礼をすると罰せられる」と言うものだった。

どうも、蚊を殺しただけで切腹と言うのは過剰反応みたいで、そこまでのつもりは綱吉には無かったようである。

綱吉は、偏っているが道理を通して、江戸の御府内に犬を飼う場所を作り、面倒を見た。

一方で、庶民は植木を育てるようになった。それまでも植木を育てる習慣はあったが、それが激増したのは元禄期である。

その後、動物も飼うようになったが、植木の人気は相当なものだった。

江戸時代の切り絵図がGooで見れるのだが、そこには、江戸の郊外には「植木屋多し」の記述が多い。

頭の悪い糞馬鹿文科系大学出はテレビ局に入っても馬鹿だから、知らないのだろうが、植木屋は結構ハイソな存在だった。

実際、土地持ちになれるのは、豪商、侍、町役人、とそれ以外では、植木屋ぐらいだった。

植木屋は、大名の門前にあるものなどは、どうも元は武家屋敷の出入りの植木屋が土地を持ったのでは?と思っている。

何れにしても、店を持たなくても、縁日には植木を売る事が多く、今の伝統にも繋がっている。

植木職人は、半分公務員のようなもので、土木建築が行われると土地を固める為に松や桜が植えられる。

松は放って置くと、松食い虫にやられるので、手をかけねばならず、これは固定の収入となった。

植えた松は、間伐をする事もあり、その松を盆栽などにして売ったりする。

この様な事が出来るのは、実は町屋と言うか長屋でも、小さな庭があるのである。だから、そこで作物を植えて食ったりもする。

だから、庶民も多少余裕があれば、植木を買って、庭に植えたり、鉢植えにしたりするのである。

だが、この時代、鉢は高価で、木の棚を作って植えていたようである。

さて、冒頭の英語で狸はFOXと言うらしいが、RabbitをBunny(リス)と言うのと同じだろう。

リスに近いプレイリードッグをドッグと言うのも然る事ながら、英語ではDogやWolfやCATと言う名前が多い。

狸をFOXと言うのは、まだ個性のあるほうであろう。

因みに今の猫はシリアかレバノンの山猫を家畜化したものらしい。

見てみるとツシマヤマネコにも似た感じだ。

ただ、猫も家畜化されていないと人間に心を許さない。野良が、なかなか飼い猫にならないのは、その所為である。

生まれて直ぐ、飼わないといけないのである。そうでないと、結局殺される運命である。

我々は酷い生き物だと思う。。。。。



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