どうも、前の記事を消すために、罠死ん盗などのパヨクが私の記事の古いやつを妙に呼び出すという「妨害工作」をしているので、再出します。
「今までは大した事が無い」と公言していましたが、どうも、怪しくなりつつ有ります。ちょっと著作権を侵害しますが、ご容赦を…。
先ず次の図をご覧下さい。
左端の一番小さいミサイルは、ロシアの「スカッド」中距離弾道弾です。
ノドン(RODONG)はその1.4倍の拡大型。テポドン1はそれを上下に繋げたと言う形です。
テポドン2はそれを上下とも1.3倍したと言う程度のものです。
これがテポドン2までの「大した事の無い」開発「と称するもの」でした。
所が様相が変わってきました。次の図をご覧下さい。
これが北朝鮮のミサイル一覧です。
Hwasongとありますからファーソンって言うんでしょうか?これが4発続けて打ち上げられたやつだと思います。
旧式の約立たずです。だから打ったんですよ。
さてNodongがノドンで、近影は次の図です。
移動発射機も専用に設計しており凄いものですが、北朝鮮の生産力を超えています。
それよりも弾頭の大きさを見て下さい。横に北チョンが居ますから大きさが分かるでしょう。
弾頭の直径は60cm程度です。
これは通常型核弾頭の大きさ30cm〜50cmに符合します。
この弾頭で、水爆は有り得ません。
水爆については私の別のブログが有りますが、後で載せます。
まぁパキスタンのカーン博士の計画通りのスカッドの真似にしては、随分綺麗に作っています。
正直感心しました。
もっと驚いたのはMusudan(ムスダン)です。これにはたまげました。打ち上げの様子が次のものです。
これ分かるでしょうか?ではヒント
何が似ているでしょうか?そう排気ガスです。両方共輪が見えるでしょう?
アレは燃焼振動の周波数を表しています。
ガスが燃えるのは高速の場合強弱が拡大されて見えます。
そして、炎が薄いのが「目的速度」で赤い方が燃え残りが有ります。だから光るですよ。
F-15Jの方が輪がくっきりと見えますが、条件で見え方が違います。
しかし専門家が分析して動画と照合すると「ノズル(排気口)」の設定と、性能が分かります。
F-15Jは実によく見えていますが、F-15Jは可変ノズルなので、まぁよりしっかり設定できますが
ムスダンは固定設定ノズルです。それでここまで火炎が制御できるとは見事なものです。
Pukguksong(プグソン)とムスダンは「コールドローンチ」が出来るタイプでしょう。
それは下の清流翼の形状で分かります。また、次のムスダンの部品図でコールドローンチの詳細が分かりました。
ムスダンは、サイドロケット方式の制御構造となっていますが、このサイドロケット=バーニアエンジンを最初起動して、打ち上げます。
ですが、ノドン、テポドンはメインエンジンを最初から噴射します。
バーニアエンジンは性能上4つか8つ使っており、最初2つか4つのノズルを使って点火し、次にある程度出てから4つか8つのエンジンを起動し、その後メインエンジンを駆動します。
ただ、この程度のミサイルでは水爆は無理です。水爆は次の構造をしています。
右端の円の直径が30cm〜50cmの核弾頭です。
つまり写真どおりのミサイルには熱核ヒューズの部分が搭載できません。
実はこの絵は概念図で、本当の性質を詰めると、こう言う形になりません。もっと違う形です。
それは水爆の構造を発表した先生の構想を超えています。
それでは質問です。このミサイルどっちが突っ込んでいく先頭でしょう?それによって構造が決まります。
これが答えられないなら、北朝鮮は水爆は作れません。
基本的に水爆の一番の問題は上図の蒸発物質と、これらミサイルを囲むケーシングの材料(アブレーション素材)によって決まります。
これが今の北朝鮮の技術の限界を示しています。
北朝鮮は「まっとうな核爆発」をしたと聞きません。
爆縮炉の形成、炸薬形状と点火プラグの配置の連動が上手く行かないのでしょう。
これは100万分の1秒を決めるもので、また内部の「中性子源」やタンパーの配置・整形が上手く行っていないのでしょう。
70年も前にアメリカが、今の道具を殆んど持たず出来た事が北朝鮮には出来ません。
またフランスもイギリスもドイツも50年前に自国で出来た加工が今できません。
これを称して劣化の真髄を見たり?と思います。
因みに私は私が15人いたら水爆は作れます。
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