歪曲される情報を見る。

日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

第一次世界大戦や第二次世界大戦に発生した問題は、実は既に南北戦争で発生していた。

2018年12月06日 20時08分51秒 | 糞馬鹿文化系大学出が分からない世界

「塹壕戦」と言うとボーア戦争や第一次世界大戦をイメージするだろうが、実は遥か半世紀前のアメリカの南北戦争が最初であろう。
この南北戦争の末期、南軍のりー将軍は戦法を替えて、防衛的戦闘を行った。
つまり防衛に徹する動きだった。
これにより突入主力の攻撃は損害が多く、攻守両方が防衛的になり、宣戦が膠着する。
此等戦線は先には進まず横に進む。
その辺りは、第一次世界大戦と全く同じだった。
実は、この時既にトレンチ・ショックの様な症状を発症した人間は存在していた。
アメリカ南北戦争は、色々な意味で最初の戦いであり、これ以外でも、鉄鋼板戦艦が撃ちあったのも、南軍:メリマック、北軍:モニターで初めて行われ、両方共沈まなかった。
また第一次世界大戦ではマシンガンが使われたが此等はアメリカの特許品であり、その前の「ガトリング砲」(ラスト・サムライでも使われた)が使われた。
これにより、工業技術の有意さがある北軍が有利になって行った。
良くリンカーンの「人民の、人民に依る、人民のための政府」が新聞の端っこに書かれていた宣言がされたゲティスバーグは、名将リー将軍の乾坤一擲の奇襲攻撃で、これに対して北軍が勝ったのは、守備兵の戦機の目の鋭さと命がけの十字砲火攻撃の結果、ようやく南軍を撃退、その後北軍の応援があって、維持できた。
色々な事実を重ね合わせると、第一次世界大戦や第二次世界大戦に発生する事象は、往々にしてアメリカの南北戦争で発生している。
この頃は、捕虜の扱いが酷く、返って、第一次大戦は初めて捕虜や兵士の精神の異常を問題視した初めての戦争だったようである。
例えば、第一次世界大戦前に行われた日露戦争では「森鴎外」が軍医のトップになっており、その結果、「脚気感染症説」を支持し、当時既に完成していたビタミン剤「オリザニン」(理研)を無視した。
その結果日露戦争の死者の半分は乃木希典、残りは森鴎外に依って殺されたと言われている。
さて、捕虜の状態に関して言うと、まるでアウシュヴィッツの兵士のようにガリガリに細った南北戦争捕虜が写真に残っている。
私がアウシュヴィッツの話が誇張されていると思ったのは、この南北戦争の写真を見てからである。
この様に、色々な方面に目を向けると、新しい面が見える。
まぁ林修には無理だろうが。
さて南北戦争には実に面白い記録が残っている。
嘗てのFOMC議長であるアラン・グリン・スパンが金融政策決定会議で出してきた資料は、南北戦争時の自己資本比率だった。
この頃、銀行業務は休む事無く、行われていた。
この時の銀行の自己資本比率は50%つまり、持ち金の2倍しか融資しなかったのである。
まぁこんな資料を持ち出してくるグリーン・スパンの記録フェチも去る事ながら、こう言った事実を持ってきても真面目に議論する金融当局は、日本とは全く違うだろう。



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