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日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

前も書いたが、日本の技術を糞舐め汚い嘲賤や虫獄ごときが簡単に真似できると思い込む上念司の「技術無知」が甚だしい。それは他ではもっと酷いが絶対に真似できない。

2019年02月02日 21時25分15秒 | 糞馬鹿文化系大学出が分からない世界

毎度不思議に思っていた。
スイスやスウェーデンやドイツの工作機は日本のものより性能が良いのだそうだ。
だが、日本ではある技術に特化している。
名を「キサゲ」と言う。
互いに相対運動する平面を作る技術で「日本だけのもの」なのである。
1)合わせる平面を用意する
2)互いに光明丹を塗る
3)擦り合わせる
4)光明丹のついていない場所をキサゲで削る。
5)2)に戻る。
これを繰り返すと平面が出来る。
また大工も通常3つの砥石を持つ。
これを研ぐのにコンクリートブロックで、一回3つの砥石の表面を荒く削る。
そして1と2の砥石、2と3の砥石、3と1の砥石と3種類の研ぎを次々やると、平面が出てくる。
このやり方は、包丁どころか殆どの刃物を研がない欧米の料理屋を到底寄せ付けない技を見せる。
NHK朝ドラマの「よぉ〜いドン」で出てくるヒロインの亭主:栄市の父(:大木実)が石田力松(芦屋小雁)に見せたお造りの切れ味で味が変わると言うシーンが出てくるが、実は、素材の味を決める切れ味は欧米揃って日本に勝てないのである。
これと似たような事は美味しんぼにも再三出てくる。
良い素材をギリギリまで良さを引き出すには、その扱いが重要で、その最たるものが切る事なのである。
まぁ美味しんぼでは出なかったが、私はステンレス包丁と片刃の出刃包丁を研いだ事があるが、ステンレスの包丁はタダ硬いだけで切れ味としては「吸い付くような鉄包丁」には勝てなかった。
よくポパイでブルーとが欧米なのに包丁を研ぐシーンが出てきて、それを誇張するのにヒゲを一本抜いて包丁の上に落とすと、落下の速度で2つに切れるというシーンが有るが、アメリカの包丁では無理というものだ。
この砥石に固執するのは日本だけのようで、日本の包丁はよく切れるから…と買う欧米人は多いが、砥石を買う面々は殆どいない。
切れ味を吹聴しながら、グラインダーとシャープナー(鉄の棒みたいな奴)を使って、刃先をあたっていると言うのが今のロブションであり、その程度の扱いでは「魚の旨味は出せない」のである。
東京の下町の工場もそうで、目盛りの精度の更に高精度を狙う加工をするのである。
これは事実上有り得ない現象である。
ただ東京の下町の職人さんは「加工機械」の「癖」を知り尽くして(知悉して)加工するのである。
日本のメンタリティーに一番近いのはタイだが、タイにも、この「加工精神」が伝わらない。
あの神国タイでさえ、人々のモノや加工に対する神への信仰にも似た精神は通用しないのである。
つまり、日本は今でも世界随一のモノづくりの精神を現実・理論・神学の面で捉える唯一の民族なのである。
ただ、これは工業高校の卒業生や商業高校の卒業生、理科系学部の卒業生には教えられても「極めて知能が低い上に自大主義の自称天才実態無能の糞馬鹿文化系大学出」には全く理解出来ない代物なのである。



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