冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して25年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

中国系スーパー

2023年08月21日 | 生活
近所に中国系のスーパーがオープンした。歩いていける距離なので、開店したら早速行ってみた。開店の週末はかなりの混雑で、駐車場は車でいっぱい。しばらく店が入ってなかったので、ここの駐車場がいっぱいになっているのをみたのは随分とひさしぶりだ。はいりきれず付近の道路にも路上駐車が見られた。このあたりは路上に停めるスペースが結構あるので便利かもしれない。

開店当初はお客さんはやっぱり中国系の人が多いようだった。開店してから1ヶ月近くになるけど、最近は中国系以外の人も多く見られるようになってきた感じ。もともとこの場所にはほかのスーパーが入っていたのだが、そこが潰れて、2年近くの時を経た後、中国系の店がついにオープンした流れだ。近所に住宅街かつシニアの住む住宅があったりして、ここにあったスーパーは前からこの付近コミュニティのためのスーパーといった趣があった。付近の人たちが顧客層の主力であり、どうしてもお客さんの数が伸び悩みがち。場所的に、ほうぼうからたくさん来てくれるような店ではないわけです。それが、この場所でのスーパーマーケット経営を難しくしている気がする。
コミュニティの人たちにどれだけ受け入れてもらえるような店になるかが一番重要だと思うけど、このあたりに住んでいる人たちだけでなく、もっと広い範囲からもお客さんがどんどん来てくれるような店でないと、長続きしないような気がしてならない。
私が心配するようなことではないが、歩いていける距離にありとっても重宝なので、なるべく長くいてほしいのである。

便利なため、しょちゅうこの店に買い物に行っている。前にここに入っていたスーパーのときにはめったに行かなかったんだけど、それは同じような店が他にもありそちらのほうが品ぞろえがいいから、そちらにいつも行っていたからである。
この中国系スーパー、同じ店がもっと北の方にもあるんだけど、そこはすでに入ると中国系スーパー独特の香りがしている。新しい近所の店の方はまだそういう香りはしないけど、そのうちになっていくんだろうなぁ。
食パンなどが日本のものと近いので気に入っている。あと、日本の商品がかなりたくさん入っているのも気に入っている。ちょこちょこ出かけて「こういうのも売ってるんだ~」と発見するのが楽しい。ついつい買ってしまうので自己抑制しつつ。
唯一、惣菜系が「食べたい」と思えるものが少ないのが難点かな。T&T(もっと規模の大きい中国系スーパー)にもたくさんの惣菜が売っているのだが、どれ一つとして食べたいと思えるのがない。私にとってはあまりに中国風でちょっと苦手だったり、どんな味なのか全然見当がつかないものが多いからだ。たとえば「これは麻婆豆腐だな、きっと」と思える物があっても、日本の麻婆豆腐とは味がぜんぜん違う。また、「お?魚かイカのフライ?」と思ってよく見ると鶏の足を揚げたものだったり。
フードコートにあるような、ご飯の上におかずをのせてくれるものは、たまに食べてみる。おかずは8~9種類くらいおいてあって、どれがおいしいか模索中。いまのところ湯葉みたいなのときのこ数種の煮たものみたいなのが結構気に入っている。いつも同じおかずがおいているわけではないようなので毎回出会えるかどうかはわからないけど。

ところでこの間、久しぶりにT&Tに行ってみたが、とにかくとにかく混んでいて売り場を歩き回るだけで疲れてしまう。店舗は広いし、めったにこないから商品の置き場所がよく分からず、モノを探してウロウロしてさらに疲れる。で、結局2,3品をセルフレジで買って、やれやれと出てくる。時期的なものかもしれないが、今回はドリアンの匂いがけっこうしておりました。あと、お月見用月餅もたくさん売っていた。

近所のスーパーのほうも、T&Tもそうだが、従業員はほぼ全員中国系の人のようだ。たまーにそうでない人もいるのだが、99%くらい中国系だと思う。従業員間で中国語が飛び交っているので、中国語がわからない従業員がいたら、ちょっと疎外感を感じるだろうなと思ったりする。たいてい私も中国人に間違えられて、中国語で話しかけられる。ま、それも悪くない。「謝謝」くらいは言えるのでちょっと会話を楽しんだつもりになるのである。
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遊園地

2023年08月08日 | 子ども・家族
バンクーバー周辺には私の知る限り遊園地がひとつしかない。夏にショッピングモールの駐車場とかに移動遊園地がやってくることがあるが(コロナ以来、これもなくなっている気がする)、遊園地として常にそこにあるのはこのひとつだけ。といっても通年営業ではなくて、基本的に夏だけ開いている。ここでは8月後半からレイバーデーの週末まで、特別イベントをやるのだが、これはバンクーバーの夏の風物詩。遊園地の部分だけでなく、いろんな催し物がおこなわれる。むかし一度だけ行ったのだけど、すごい人出なのでもはやあまり行きたくない。あとはハロウィンのときに遊園地の部分がオープンする(夜のみの営業)。お化け屋敷がいくつか作られ、スプラッタショーがあったりする。こちらのハロウィンは血だの臓物だのがじゃんじゃん出てくるので、かなりグロい。こういうのは嫌いなので私は一度も行ったことはない。子供たちは友だちと何回か行っている。
遊園地は子供たちが小学生のころに何回も連れて行ってたが、中高生になったらほぼ全然行かなくなった。もうこの頃になると、子供たちは自分の友だちと行くようになってくるので。この夏、8~9年ぶりにこの遊園地に行ってきた。

ある日いきなり、「そういえばあそこの木のジェットコースターって乗ったことなかったな。死ぬ前に一度は乗っておきたい気がする」と思ったのだ。なにも死ぬ前に乗っておくべきものでもないのだが。まあともかく。死ぬ前に一度は乗るっていっても60すぎとかで乗るのは嫌だしな(危険すぎ)、行くならいまかなぁと思ったわけだ。
息子は行きたくないというが、娘が一緒に行こう!と言ってくれたので行くことになった。8月後半からのイベントが始まるまでは、水曜日から日曜日までの午前11時から午後5時まで。金・土は夜の営業もあるようだ。
日本のJAFみたいなものに入っているんだが、そこのメンバーはチケットが3割引きだというので、それを使ってチケット購入。

日曜日とあって、そこそこの混み具合。最初に並んだのはやっぱり木のジェットコースターだ。これは構造物の部分が木で出来ており、カナダでは一番古い木製ジェットコースターということらしい。ちょっと前まで改修工事があって、やっとオープンしたというのもあり行列が長い。しかしこれが一番の目的であるからまず乗るのである。

なんと、ジェットコースターの車(?)は1台だけで回しているらしい。どうりで列の進みが遅いはずだ。
やっと順番が来て乗り込む。その途端「ジェットコースターって大嫌いなんだよな」と私。「うん、私も。乗りこんでからやっぱり嫌だ!って思う」と娘。なんなんだこの2人(笑)。木で出来ているからかすごくガタガタする。ところどころお尻がちょっと浮いちゃうのもコワイ。なにより急転直下がコワイ。いやはや、途中で「帰らぬ人」にならずに済んでよかった。これでこの遊園地名物のジェットコースターにも乗ったし、思い残すことはない(いや、あるでしょ)。

この他に乗ったのは、ブランコみたいなのがぐるぐる回るもの。

これは楽しい。好きなのです。

でもこれの、高いところに上がっていくバージョンみたいなこの乗り物。点々のようなものはブランコとそれに乗っている人間である。

これはダメです。なんでも66メートル上空まで上がってぐるぐる回るらしい。高所恐怖症の私は下から眺めているだけでも恐ろしくて仕方ない。

乗り物にいくつか乗ってみて、さすがに老体にはきつくなってきた。
周りを見渡せば、若い人のグループとか小さい子供を連れたお父さんお母さん、または孫たちと一緒のおじいちゃんとおばあちゃんはいるが、成人した娘とその母っていう組み合わせはさすがに見かけない。ちょっとへんな2人組である。
4時間くらい滞在して帰ってきた。行き帰りの車の運転は私がしたので余力を残すようにして。
まぁここにくることももうないだろう。将来、孫でもできて一緒に行くってことも、もしかしたらあるかもしれないけど、どうだろうかね。そのときには私は乗り物には乗らず、名物のミニドーナツでも食べてぼんやり荷物番でもするか。
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