冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して25年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

ブログしばし休止

2021年06月07日 | 生活
体調不良のためブログの更新をしばらくお休みいたします。
(注:コロナじゃないですよ)


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薔薇

2021年06月05日 | 生活
花の中では薔薇が好きである。特に赤い薔薇。
私のイメージとはかなりかけ離れたものだからあこがれるのかもしれない。
植物を育てることがとても苦手なため、うちには鉢植えもないし、観葉植物もないし、家の外にもなんにも置いていない。
でもたまに切り花を飾って愛でるのである。



ところで、ずいぶんと前に読んだ本の中で「人の夢と書いて儚い」という一文があった。いままさにそんな気分。

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コロナ禍における差別

2021年06月01日 | バンクーバーとその周辺
日本でも報道されたようだが、去年からアジア人への差別というものが表面化している。コロナのせいで中国人、そして外見的によく似た日本人や韓国人が特に被害にあっている。現在のところ、バンクーバー周辺は北米で一番アジア人差別がひどい地域であるという記事も見た。言葉や身体的な暴力を受けたという警察への届け出が、昨年はその前の年に比べて700%以上増えたということからだろう。バンクーバー周辺はアジア人移民が多いので、差別にあったという届け出も必然的に多くなるのではと思う。「多文化主義・多文化融合を誇るカナダであるが、実はそれほどでもないということが如実になったということだろう」とその記事には書かれていた。
こうした差別は別に去年からいきなり始まったわけではない。常に差別はあったのだ。ただ、コロナのせいで生活のいろいろを抑圧されたり、生活が厳しくなったり、先行きが見えないといったストレスやら不安のはけ口として、アジア人が格好の標的となり被害激増ってことになったのだろう。

アジア人、黒人、先住民などへの差別を是正しようとする動きは、近年特に活発になってきているように思える。長いことくすぶってきたものが、最近増えているアジア人差別や黒人の人が殺されるだとかの事件をきっかけに爆発したかのよう。
私も差別的な言葉を浴びせられたことはあるし、態度であからさまに示されたこともある。それくらいならまだしも、暴力ふるわれたりするのは怖いので、そんなことが起きませんようにと外では伏し目がちに端っこを歩いている。正直、こういう状況には神経をちょいとすり減らされてます。

そんな中、最近よく聞くのが白人の特権という言葉だ(コロナ前から出ているのでコロナとは関係なし)。白人の人が自らを指して「私たちには白人の特権というものがあると自覚しています」とかいうのをよく聞く。白人であれば、仕事や教育の場において優先されたり、買い物など日常生活を送る上で身の危険も感じないし、差別されることもない等々というのが特権ということである。白人はそれを自覚して自分たちは恵まれていることを自覚している、そして白人以外の人たちに対して申し訳ないとおもう罪の意識みたいなのがあるのですよ、という自己弁護のようだ。私なんかはひねくれているから、なんというかしらじらしく聞こえるんだよね。そんなことをわざわざ明言せずに、ただ単に黄色人種であろうと黒人であろうと同じ地域に住む同等の人間として扱う行動で示せば良いのでは。もちろんそんな単純な話でないのは確かなのだが。
いまや一番分が悪いのは白人の男だという人もいる。人種的観点及びフェミニズム観点から、白人の男性は一番たたかれやすいと。確かにそれは言えるかも。
こんなこというとあれだが、アジア人であるということで差別されるんですぅと同情をひき、逆手にとって有利に使うっていうことが可能な場面も実はあるのだ。そういう手をもっとも使うことができないのは白人男性かもなぁとは思う。

さて差別というと、コロナのワクチンに絡む差別もこれからは出てきそうな気もする。ワクチン接種が進むことで、接種完了した人は、マスクをしなくても公共の場に行くことなどが許されるようになってくるところもある。例えばアメリカなど。またイタリアなど、海外からの旅行者もワクチン接種が終了していれば、14日間の隔離なしで入国できるようにしたという報道も見た。こういう動きが進めば、ワクチンを接種しない人は何もできなくなるという事態になるかもしれない。海外旅行くらいならまだしも、国内や近場ですら旅行できなかったり、映画や劇場なんかに行くことも許されないなんてことにすらなりかねない。これは基本的人権の侵害であるという意見もある。ワクチン接種は完全に希望制であり強制ではないのに、接種を希望しない人や健康上の問題などでできない人は、基本的人権を奪われてもいいということになるのはおかしいと。接種肯定派にしてみれば、接種しない人はウイルスを広める可能性が高い罪人かのように思うのだろうし、双方はなかなか分かり合えないかもなぁと思う。

ワクチンさえ接種すればもう安心!と思っている人は多いと思うし、確かに一定の期間に関してはそうなんだろうけど。ワクチンの効果がどれくらい続くかについては未知であり、半年(か1年?)ほどという話も聞く。それはつまり半年か1年後にはまた接種しなくてはならないということになる。変異株がこれからも現れる可能性や、ワクチンが変異したウイルスにどれだけ有効かが未知であるということも考えると、ますます終わりが見えなくなってくる感じ。
果たしてワクチンを接種したからといって、もう大丈夫と手放しで喜んでいられるのか?と思うのだがどうなんでしょう。
ともかくワクチン接種は着々と進み、カナダでは人口の半分以上が少なくとも1回目の接種を終わらせたという。
BC州では1日の新規感染者数が減少傾向にあり、いまは300人前後といったところ(まだまだ多いような数値なんだが少し前に比べるとずいぶんマシになった)。
先週、規制の緩和が段階的に行われることが発表されて、多くの人が「これまでの生活に戻れる!」と前途に光明を見出した。こうした規制の緩和もワクチンありきで進められているのである。
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