冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して25年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

バス

2020年02月29日 | 生活
それほどしょっちゅうではないけれど、仕事に行くためにバスやスカイトレインに乗る機会がある。
大きなショッピングモールがあるメトロタウンからうちの方へはバス1本でいけるが、ぐるぐる回っていくため乗っている時間が長い。自分で車を運転していく時間の2倍かかる。途中で眠くなってきてしまうほど。

しかもメトロタウンのバスターミナル、つまり始発から乗る場合、バス停での待ち方にルールがあるようでないのも困惑ポイント。日本だったら、自然に列ができるし、どこが最後尾かもはっきりわかる。が、ここでは列ができている時とできていない時がある。
できていない時はなんとなく待っている人がばらんばらんとあちこちに立っていて、バスが近づいてきたらなんとなくバス停のほうへ向かってきて、なんとなく譲り合いながら乗りこんでいく。列ができているときも、その列が変な風に曲がっていて最後尾が分かりにくかったり、列が2つになっていたりすることがあって、乗りこむときになんとなく譲り合って入っていく。しれーーっと横から入ってくる人もいるが、それで怒り出す人は見たことがない。
なので私は、列ができていない時はなんとなくその辺に突っ立って待ち、列ができ始めたらそこに並ぶようにしている(大体誰かしらが列を作り始める)。またはバス停のサインがあるところに突っ立っているといつの間にか私の後ろに列ができてきたこともある。が、私の左横に伸びるように列ができているのにもかかわらず、私の右横について並んでいるつもりの人がいたりする。それでバスに乗りこむとき列の中になんとなく(または強引に)入りこんでくる。で、もちろん、怒り出す人はいない。

バンクーバーでは乗り込む人がめっちゃ多いバスのバス停には線が引いてあり、一応人々はそれに従って並んでいる。が、ここにも横からひょろっと入ってくる人がたまにいる。そうした場合でも横入りすんな!と怒っている人は見たことがない。そういうもんだと諦めているのか?このバスは車体が長くてドアが3つあり、3つともオープンして乗りこめるようにしている。だから列を作るための線も3カ所に引かれている。
私はこういうバスに乗る場合は、真ん中のドアから乗るようにしている。前のドアからだと座席までが少し遠いが、真ん中から乗る方がすぐに座席につけるから。一番後ろのドアだと後ろの方の座席に座ることになるので、揺れが大きく感じる気がする。とくに一番後ろの席は縦揺れが大きい。

乗客が多い路線で2階建てバスが登場したらしいことは聞いていたが、自分が行くところには出てきていない。この前、初めて2階建てのバスを見た。あ!ほんとに走ってるんだ~。
イギリスやシンガポールでは2階建てのバスが多く、私もよく乗ったものだ。ちょっと長めに乗る時は迷わず2階へ上がる。一番前の席に座れたら景色も楽しめる。ただ今となっては上り下りが面倒くさいかもなぁと思ってしまう、年だねぇ・・・
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続ウイルス 

2020年02月25日 | 生活
新型のウイルスはどんどん拡大して世界のあちこちに広がっている。
日本はクルーズ船の乗客の中で感染している人を医療機関に受け入れているのでその数を入れると700人以上ということだが、その他韓国で感染者が一気に増えたとか、イタリアでもたくさん出たとかニュースで聞いた。
クルーズ船に乗っていたカナダ人たちはチャーター機で帰ってきて2週間の隔離が始まったそうだ。クルーズ船で2週間くらい隔離されていた上にプラス2週間か・・・大変。とりあえず母国に帰って来てこれただけいいのかな。

ウイルスの影響を受けて人混みを避ける傾向はあるらしい。私は人混みに出る機会はあまりない。近くのスーパーに買い物には行くが、この辺りではなにも変わらずいつものように程よく混んでいる。
モールにはもともとほとんど行くことがないので、現在どんな感じなのかはよく分からない。
ただ、クリスタルモールというメトロタウン周辺のアジア系モールはガラガラらしい。数日前に読んだ新聞では80%くらい落ち込んだとか。それはなかなかすごい。モール内のフードコートが閑散としている写真が載っていた。
バンクーバー国際空港もあるリッチモンド市は中国系の人がとてもたくさん住んでいる。この市に住んでいる人の話によると、いつも駐車場で停める所を探すのが大変なショッピングモールもガラガラですぐ停められて助かったわーなどといっていた。チャイニーズレストランも客足が落ちているとか。

3月の半ばには学校の春休みがあり、その休みに合わせて子供と日本に帰省するという日本人家族も例年多くいるのだが、キャンセルしたとかいう話もちらほらと聞く。どの程度までホントかは分からないけど。日本もあちこちで感染者が出ているというのもあるし、なにより空港(それと飛行機)が怖いということらしい。確かに9~10時間もの間いろんな人と飛行機という密室で過ごすということは、ちょっと怖いかも。

カナダは感染者数がそれほど多くないせいもあるが、いまはそれよりも先住民族がデモをおこなったりバリケードを張って、パイプラインの建設に反対しているっていうほうが大きなニュースになっている。
BC州でデモをおこした先住民族に共感した他州の先住民族がバリケードを張って、鉄道の運行を止めさせたりしたのだ。線路にバリケード張ったわけではないけど線路に近いところでやっているので結果電車が通れない。カナダの電車のほとんどは貨物なんだけど、人を乗せてBCからオンタリオのほうまで行く電車もありそれも通れなくなっちゃったとか。(全区間ではない)そんなわけで政府と先住民族がバチバチ状態、争いが起きているわけではないけど、どっちも引かぬ状態というか。鉄道の封鎖はぼちぼち解けてきたようだが、これからどうなっていくのかは分からない。



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バレンタイン

2020年02月22日 | 生活
遅ればせながらバレンタインの話題。
今年のバレンタインは金曜日だった。子どもが小さいときはバレンタインというとクラスの子たち全員にちっちゃなカードをあげたもんだが、それも小学校のうちまで。セカンダリースクールに行くようになったらそういうことはしなくなる。男の子が彼女にバラの花をあげる(たいてい、中高生だとバラ1輪とかなんだが、これもまた可愛い)ということはある。うちの娘はもらってきたこともない・・・。息子もあげたことは多分ない。息子に関しては結構分からないことが多いので。

こちらの場合、男性から女性に花(それも大抵はバラである)をあげるのが通例だが、花とチョコレートをあげるとか、その他のギフトをあげるとかというのもある。女性からも男性にチョコやギフトをあげることも多い。バレンタインは愛を贈りあうって感じのイベントなので、セクシーな下着を贈る、また女性が男性に真っ赤な地にハート柄のトランクスをあげるとか(もちろんジョークをこめての贈り物)なんてのもあるようだ。

我が家は大抵だんなが花を買ってきてくれるのだが・・前にも書いたことがあると思うが、このチョイスが何とも。近所のスーパーで一番安いのを買ってきたんだろうなぁっていうのもあるし、菊の花ブーケとかもあった(普通の贈答用として売っているんだから、こっち的にはアリなのでしょうが)、赤いカーネーションをもらったこともあった(母の日ですか?)。バラを買ってきたことも1度くらいはあったと記憶している(今回は正解だったね!と伝えておいた)。
もっともバレンタインの日はバラが売り切れってことになることもあるので、だんながのこのこと買いに行ったらもうなかったってことも多々あったのだろう。

ことしのバレンタインにはなぜか食事に行くことになった。というのも、だんなが参加しているボートクラブの人たちが「バレンタインの楽しそうなイベント見つけたから、興味ある人は申し込んで~」と言ってきたらしい。バーで生バンド演奏があってダンス(スウィングだそうな)を踊るというもの。その前に近くのタイ料理の店で食事ってことだそうだ。私たちはダンスはいいやー、なのだが、タイ料理には行ってみたいかもということでレストランの方だけ申し込んだ。
当日は8名で予約しているんだそうだ。みんな年齢的には私より少し上の世代で、ボートクラブに夫婦で入っている人たち。話が合わなそうだなぁという懸念はあったけど。
実際、ボートの話になるとちんぷんかんぷん。何を話してますか~~??って感じで、ぼんやり聞いていた(ふりをした)。

タイ料理の店に5時半ということだったので時間通りに着いたのだが、誰も来ない。6時ごろになってようやく残りの人たちが集まり始めた。カナダ人って時間にルーズな人が多いと思う。特に複数人の集まりだと、「誰かしらが時間通りに来ているだろうから、自分たちはちょっと遅れても大丈夫っしょ」と思っているんではないか・・と私は考える。
おかげで私はじっくりとメニューを見て何を頼むか準備万端である。
なんとか8人全員が揃ったが、まずはお酒をオーダー。私は飲まないので(帰りの運転要員のため)関係なし。それより早く食べたい!で、食事のオーダー。それぞれ自分たちで頼んで払いましょうとなっていたので気が楽。
バレンタインってこともあってお店は混んでいた。しかもひっきりなしに電話もかかってきている様子。テイクアウトオーダーも多かったみたいで、食事を頼んでもなかなか出てこない。ああ・・・食べたいのよ~~(と、心の中で泣く私)

ちょっぴりお高めだけになんとなくお洒落な感じにサーブされてくる。皿が重い。
真剣にメニューを精査したわりには、ベタな感じでグリーンカレーを頼んだ。あとは野菜と厚揚げの入った炒めもの。
グリーンカレーも炒めものもそれほど辛くない。カナダ人テイストになっているのかな。カレーなんかかなりマイルドだったけど、クリーミーで美味しかった。炒めものの方は可もなく不可もなくで普通。カシューナッツ入りというが、ちっちゃいのがちょこっと入っているだけなのは気にくわない。
タイ料理、久しぶりに食べたなぁとうれしくなる。

他の人たちとの会話だが、ボートの話以外ならなんとかついていけたので、ひとりでぼんやりだんまり・・・という事態にはあまりならずに済んだ。女性ばっかりでセイリングする日があるんだけど、あなたも来ない?と言われた時には困ったが。そのとき、すかさずだんなが助け舟を出した。「この人、乗り物酔いするからね・・・」と、昨年クリスマスのキャロルシップでほとんど死んでいたことを話し出した。ボートの人の集まりでやってきたのだから、私も多少は興味があると思われたんだろうな・・・そして気を遣って誘ってくれたんだろう。

食事後、半分はそのまま帰宅、残り半分の人はダンスに向かうらしい。私は食事がそこそこ楽しめたので十分満足度が高かった。






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鳥を飼っていたら

2020年02月18日 | 生活
ネットの掲示板で見た話題。飼っているインコが変な言葉を覚えちゃって・・・というものだった。
それに対してのレスも面白いものばかりで、爆笑。
すごく大昔、小学生くらいのときに実家ではインコを飼ったことがある。その子は自分の名前くらいは言えたと記憶しているが(ピーちゃん、みたいな)、他に言葉を話すことはなかった。
九官鳥やオウムのほうが言葉をよく覚えるような気がするが、インコもしゃべる子はしゃべるのだなあ。
それにしてもここにでてきた鳥たちがほんと、かわいくてかわいくて・・・

言葉を覚える鳥は、自分の周りでよく話されている言葉を習得するらしい。
ピーちゃん、かわいいねー、とか、おかえりー、ただいまー、とか?
うちには芸の全くない駄犬がいるが、犬はどんなに頑張っても話したりはしない(話したら怖いけど)が、もし鳥を飼っていたら、と妄想してみた。

我が家に鳥がいたらまず最初に覚えそうな気がするのは、「xxx(息子の名前、起きろーー!!」「いい加減にしろ、起きろ!!」「支度しなさい!!」ってところか。息子を朝起こすのは大騒ぎなのである。とにかくなかなか起きない。こうやって起こしてあげるから自分で起きようとしないのよ、ほっときなさいよ、という声もあろうが、ほっといたら本当に起きないで昼頃になってしまう。しかもそれで「マズイ!」とは全然思わないのが問題なのである。ま、ここでは息子のしつけの話ではないのでこの点についてはここまで。
毎朝、起こすのに私の怒号が響く・・てな感じなのである。犬はそれが嫌でベッドの下にもぐる始末。私だって毎朝こんなことしたくないよ。本当にストレスなのだ。
ともかく、毎朝のようにこれをやっているので、うちにインコでもいたら絶対これらの言葉を覚えるであろう。
それで、朝でも昼でも夜でも関係なく気分がのったら「xxx、起きろー!」とか言いそう。

鳥を飼ってみたいなと思ったこともあるのだが、もしもこのような事態になったら嫌だからな・・、と思ったりもするのだ。(話さない鳥を飼えばいいともいえるが)
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冬の旅行

2020年02月14日 | 子ども・家族
息子が通っている学校は、通常の学校とはちょっと違って教室内での勉強の他に、毎週1回はどこかに遠足みたいなものがある。冬休み明けの遠足は、スノーシューが続いた。スノーシューとはかんじきみたいなもんで、それをつけて雪道をハイキングするのである。結構疲れそうだなぁ。本当はクロスカントリースキーも予定されていたのだが、その日に大雪。学校は軒並みどこも休校となったので、この遠足ももちろんお流れ。
スノーシューが続いたのは、1月終わりに冬トリップがあったためだ。この学校では、2泊3日のキャンプ旅行が1年のうちに3回予定されており、1回目は10月にあった。今回が2回目。雪山に行くということでさすがにキャンプってわけにはいかないようで、キャビン(山小屋)に泊まったらしい。それならそれほど寒くはないだろうとちょっと安心する。
この冬の旅行中、スノーシューを履いてキャビンまで歩き(当然食料品を含む荷物をそれぞれが背負って歩く)、翌日はスノーシューを履いてクロスカントリースキーの道具を借りるところまで歩き、そこでクロスカントリースキーコースを進む。当然キャビンまではスノーシューで戻る。というなかなか大変そうな内容・・
自分たちで食事も用意するのだが、息子は鶏のてりやきを作ったよ~などといっていた。ほんと?

1月末からは、学校を通して申し込んでいるスノーボードのプログラムというのが始まった。どっかしらから補助が出ているらしく無料で参加できる。プログラムがおこなわれるノースバンクーバーの山までは、みんなでスクールバスみたいなのに乗って行くらしい。そういう交通機関についても無料で提供されている。助かる・・・
学校が終わってからの夕方からのプログラムなので、帰りは10時ごろとなり、次の日の朝学校に行くために起こすのが一苦労というのが難点だ。
本人がいうには、普通のスキーのほうが楽しいそうだ。それでもいろんなことが体験できていいよなぁ。

学校での雪山遊び系プログラムは終了したようで、今度はハイキングだの、どっかの博物館に行くだの、といったものになるらしい。スノーボードに関しては2月の終わりまで続くようだけど。
ホームレスの人たちにサンドイッチを配る(自分たちで作って持っていく)という日もあり、1学期もこれが生徒の間で好評で2回やったという経緯もある。2学期もそれが予定されているらしい。
最初にこの学校に行くことになった時には、おちこぼればっかりが集まっている学校に落ちこぼれの息子が入ってどうなるやら・・・と思ったけど、こうやっていろんなことを経験させてもらえるのはなかなか良いなぁと思う。
本人もそう思っているかどうかはわからないけど。とにかくこういう学校に通うことになったという経緯を自分で自覚して、高校卒業(成績がどんなに悪くてもいいから卒業できるだけの点を取ってくれれば良し)を目標にしっかり軌道修正してもらいたいものだ・・・と親としては願うばかり。
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ネットで買い物 後日談

2020年02月10日 | 生活
前にアマゾンで買い物をして、荷物が届かなかった話を書いた。
電話連絡してもう一度送ってもらうことになりそれは無事に受け取って一件落着。それにしても最初に送ってもらった方の荷物はどこ行っちゃったのかなぁーなどと考えていた。

新たに送ってもらうようお願いした日から6日後、商品が無事届いてから3日後の夜。ピンボーン、ワンワンワン(これはウチの犬。ドアのベルには毎回反応して吠える)ときた。夜に誰~?と思ってドアを開けたら知らない女性。アクセントがあるので私のような移住組の方と見た。(ただしヨーロッパ系)
「うちに間違って配送されてきたから持ってきたんです」という。うちの住所とすごく似た名前を持つ隣のタウンハウスの人かな?と思って聞いてみると、隣は隣だが反対側の隣にあるタウンハウス。名前は似てないし、聞くと番地も微妙に違う(似ているけど)。うちのタウンハウス周りはぱっとみ何となく似たようなタウンハウスが並んでいて、うちも含めて4つある。それぞれが違う住所だが、番地は似ているのだ。
間違う可能性はあるとはいえ、やっぱり配達の人の不注意が過ぎると思う。通りの名前も番地も違っているところに届けるとは。しかしそれではここでは結構あることっていうのも情けない話。

わざわざ持ってきてくれたのはありがたいが、しかし随分経ってない??とも思う。配達されたという日から実に1週間経っているのだ。この商品はアマゾンの箱に梱包されてない。で、箱を見てみるとなんとなく閉まりが悪いような感じ。開けたかな?という気がする。興味があって中を開けてみて、まぁこういうのはうちでは必要ないしね、と思い、そのうち届けてあげようかな~くらいに思ったのかもしれない。で、なんとなく日が経ってしまい、おっと届けてあげようと思ってたんだっけ~という感じになった。・・・というのが私の推測である。
悪気はないだろうし、もともと間違えて配送したほうが悪いのであり、それを届けてくれただけでもありがたい、とは思う。

しかしもう少し早ければなぁ・・・ 
同じ商品を2つもいらないし、これは返そうかなと考えた。はたしてどうやって返すか。自分のオーダー履歴とか見ていると返品用のラベルも出せるようになっているのでそれをプリントアウトして、貼り付けて郵便局に持っていけばいいのだろうとは思う。けど、なにもいわず送りつけていいのかな?とも迷い、結局カスタマーサービスに電話することにした。
なんか笑いを含んだような声で応対する人で、バカにしてんのか?とむっとしたけど、もしかしたら彼なりのフレンドリーさの演出なのかもしれないし、やっぱりバカにしているのかもしれないし、なんとも判断つきかねる。
事情を説明して、2つはいらないので1つは返したいのだがどうすればいいかと聞くと、「本当に返しますか?そちらでもらっちゃってもいいですよ」とかいう。「こういう事態になると多くの人は両方ともしっかり貰っちゃったりしますよ」って。そうなのかやはり。でも2つ同じものは必要ないのだ(壊れたとき用のバックアップとして取っておこうという人もいるかもしれないが、私はいらない)。多くの人は黙って両方とも保持したままである、ということはまぁ予測はつく、カスタマーサービスの人も誠実な対応ありがとうとかいってたのは、なんか私がバカ正直なことをしているような気分になった(へらへら笑いながら対応されたから余計に)。ま、ともあれいらないものはいらないのである。返信用ラベルを送ってもらってそれをつけて郵便局に持っていくことにする。
郵便局に持っていくのは面倒でもあるけど、よく買い物をするスーパーの近くにあるし、ついでに持っていけばよい。窓口で返品です~といえば受け取ってもらうだけで終了。簡単である。
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グラウンドホッグとスーパーボウル

2020年02月04日 | 生活
この前の日曜日はスーパーボウルだった。54回目なんだそうだ。スーパーボウルはプロのアメリカンフットボールのトーナメント決勝で、アメリカではかなり大きな注目イベントである。確か2月の最初の日曜日となっていたと思う。
今年はカンザスシティーチーフとサンフランシスコ49ersというチームが戦った。49ersってなんて読むんじゃい?と息子に聞いたら「フォーティーナインアーズ」という感じで発音してた。カタカナにするとちょっと違う感じだけど。最後の方のンとアはくっついてナに近い感じに聞こえる。

私はアメフトのルールが全然わからないのでゲームを見ていても何が起きているのかちんぷんかんぷん。ボールがバスされたな、誰かがつかんだな、少し前進したな、と思うと相手チームに組み敷かれて、またやり直し、みたいな感じ。たまにひょいっと点数が入ったりしていまのは何で入ったの?とか。さすがにタッチダウンしたら分かる。タッチダウンだと3点入って、その後のキックがうまく入ればもう1点入るということは、最近知った。

こういうお祭りみたいなトーナメント決勝戦となると、大型テレビを置いているような店に行って見る人も多い。テレビとはいえ周りの人とワイワイやって盛り上がるのが楽しいのだろう。うちのだんなは友達の家に行って見る。今年も出かけて行った。昔、アメフトをちょっとやったこともあるそうなんでゲームそのものも楽しいのかもしれないが、なんといっても友達となんやかや話しながら見るっていうのが楽しいんだろう。息子はたいして興味がない。

今回はちょっと見てみるかーとテレビをつけた(最近我が家のテレビが大きいのに変わったので、大画面で見るというのも良いかもと思ったのもある)。そしたらちょうどハーフタイムショーが始まるところだった。おー、いいタイミングではないの。息子もそこにいたので2人で見た。今年はジェニファー・ロペスとシャキーラというラテン系女子2人。その他ラッパー?ヒップホップ?アーティストも2人ちょっろっと参加していた。迫力あるステージだったけど、フェロモンもばりばりって感じだった。こういうセクシーさをばばーんと出す演出ってのもアメリカ的だよなぁ。あと女性パワーは素晴らしい的なメッセージも感じられる演出で、こういうメッセージ性もアメリカ的だよなぁと思った。J.Loの娘さんも出演して歌ってた。(あとでネットのニュースで見て、ああ、あの子は娘さんなんだぁと知ったのだが)

ゲーム後半は見たり見なかったり。でもちょうど見てた時にタッチダウンが決まったりしてなんかすごくタイミングがいい。いちどはタッチダウンだったかどうかのビデオ判定なんかもあって、なんどもリプレイが流れていた。コーナーのところにオレンジ色の小さなマークがあるのだが、それの向こう側にボールを通す感じ。結局タッチダウンとなったのだが、ああいうのでもいいんだー、面白い~と思った。最後の1分半くらいではもう勝利は決まったようなもので、いちおう時間いっぱいまでやってはいるものも、勝ったチームの方はすでに「やった~~勝った~~」ムードになっている。今年はカンザスシティーが優勝、50年ぶり2度目とか。今年が54回目ってことだし、スーパーボウルが始まったばかりの頃に優勝して以来いままでなかったってことか。それは地元もうれしいことだろう。

今年のスーパーボウルは2月2日だったのだが、2月2日というとグラウンドホッグデーというアメリカとカナダの年中行事がある。グラウンドホッグというでかいリスみたいな(もしくはネズミ?)みたいな生物を使っての春到来時期予想イベントである。この生物は冬眠するらしいのだが、冬眠から覚め巣穴から出てくるのが2月2日ということで、その時にグラウンドホッグが自分の影を見てびっくりして巣穴に戻ってしまったら冬があと6週間続く、影が見えなかったら(つまり天気があまり良くない)春はもうすぐということらしい。
BC州ではこのイベントはやらないのだが、カナダのいくつかの州ではそれ用のグラウンドホッグがいて(名前もついている)イベントが開催される。こういうイベントが開催されるという背景として、雪が降ったりすっごく寒かったりと厳しい冬となる地域では春の到来は待ち遠しいもんだよな、というのがよく分る。
ちなみに今年のグラウンドホッグの予想ではおおかた(いろんなところでやるので場所によって結果が違うこともある)春は早く来そうだということだったそうだ。それは喜ばしいねぇ。
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ウイルス

2020年02月02日 | 生活
新型のウイルスが猛威をふるっている。感染者は増えてきているし、WHOも緊急事態宣言を出している。いつおさまるのか全く分からなくなってきている今日この頃。
カナダも4例(私が現在知っている限り)出ているということ。31日までに見たニュースではエアカナダは中国本土への直行便を取りやめることにしたということだ。

私の住む地域の辺りでも不安を感じる人は多いらしく、マスクが飛ぶように売れているとか。もともとマスクはそんなに売っていないのだからあっという間に売り切れているようである。マスクをつけても予防にはそれほど効果が期待できないという(むしろマスクはすでに具合が悪い人がつけるということのほうが意味があるという話も聞いたし)ことでもあるし、マスクが売ってない~~と悲観するほどでもないかもしれない。

ネットで見たニュースによると、フランスでは中国人に対する嫌がらせも起きているとか。さらに広がってアジア人にたいする差別意識にまでつながってきているようでもある、とか。それはまさに私も起きるんじゃないかと危惧していたことである。おそらく海外に住む日本人とかアジア人はみんなその恐れをうっすらと感じるのではないだろうか。
実際、私が見たニュースでは私の住む市で、中国系の人が白人の見知らぬ男性から「コロナウイルスを落としていっただろう」といきなり言われたというもの(動画あり)があった。中国人皆がウイルス持っているわけではないのは当然だし、こちらに住んでいる中国人、中国系のひとならなおさら関係ないだろうと思う。
しかしこういうことをする人というのはどこにでも一定数存在するという残念な事実がある。

さらに心配なのは、中国人だけでなく他のアジア人もその対象となりかねないということだ。東南アジア系の人は大丈夫だろうけど、中国人、韓国人、日本人は見た目似ているから、非アジア系の人からしたら見分けつかないだろうと思う。私の住むところも中国人が多いせいか、東アジア系は大体中国人と思いこんでいる人が実に多いのだ。私のことなどぜったい中国人と思っている人、たくさんいるだろう。
それで日常困ることはないのだが、こういう事態になるととばっちりではありませんか・・・という気持ちになる。攻撃されかねない中国人にも同情の気持ちや「それはないんじゃない?!」という気持ちも大いに感じるが、巻き込まれるかも?という私たちも正直なところやっぱり迷惑である。
もとは、「中国人がウイルスをばらまいている!」みたいな考えを持つような人がもちろん悪いのだけど。

まえから私は中国人と思われることはしょっちゅうであったが、(たまーに、間違えない人もいるが、そういう人は日本人に興味を持っていることが多い)最初のうちは一緒くたにしないでほしいわ!と思っていた。全然違うし!とか。最近は何とも思わなくなってきたけど。
結構多くの欧米人は東アジア系のひとが中国であろうが日本であろうが韓国であろうがまったくどうでもいいと思っている。同じでしょ、どうせという感じで。アメリカ人と間違えられるとすっごく怒る(または非常に不愉快になる)カナダ人は多いのだが、それなら中国人と日本人もいっしょくたにしないでほしいもんだ。アジア系の人にいい感情を持っていない人だと、中国も韓国も日本もひっくるめていい感情を持っていないのである。日本人は他2つの国の人とはちょっと違うのだよ、とかもしや思ってくれないかなぁ~などと変な期待はもっても無駄なのである。
その人がそういう感情を持つのは別に自由だし、交流持ってくれなくて全くかまわないのだが、願わくばそれが攻撃的な差別的感情につながることのないように・・それだけである。
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