冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して25年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

ホリデーシーズンに向けて

2021年11月30日 | 生活
BC州ではコロナのワクチンの3回目接種(ブースターと呼ばれている)が始まった。まずは高齢者や長期老人ホームに入居している人などから受けるらしい。来年1月ごろからは、2回目が終わって半年たっている人にも案内が行き始める予定とか。そしてそろそろ5歳から11歳の子供の接種も始まる。子供向けの用量は大人の3分の1くらいらしい。
私が知っている限りでは3回接種が必要な予防接種って今までになかったと思うのだ。私は大人になってから水疱瘡の予防接種を受けたが(私は子供の時にかからず、大人になってからかかると重くなるからといわれ予防接種を受けた)、これは2回接種であった。結構痛かったけど副反応みたいなのはほぼ何もなし。2回打たないといけないとされる予防接種はほかにもいくつかあるものの、3回も打たなくちゃいけないって、コロナってすごく恐ろしい病気なんじゃないの・・?とか思っちゃう。この先はインフルエンザのように毎年接種しなくちゃいけない(または推奨される)ものになるのだろうか。

BCでは毎日のように新規感染者数と亡くなった人の人数を発表している。新規感染者と入院する人の数のうち、ワクチン未接種または1回だけ接種の人がどれくらい占めるかという比率も、1週間に1回くらい発表される。最初のうち、その比率が80%以上だったのがだんだん下がっていき、最近は60%を下回るようになってきた。つまり、ワクチンを2度受けてもかかる人が増えてきたというわけで、3回目接種が必要でしょということになっているのだろう。新規感染者といってもその中には、かかったのは2回目(またはそれ以上?)という人だって含まれているだろう。ワクチン打とうがすでにコロナにかかっていようがやっぱりかかる人はかかる。とすると、なにが功を奏するのかよくわからなくなってくる。

クリスマスシーズンとなった。ちなみにクリスマスはキリスト教のお祝いなので、それ以外の人にとってはあまりふさわしくないのではという配慮から、最近は「メリークリスマス」ではなく、「Happy Holidays」とあいさつすることが多くなっている。なので、クリスマスシーズンというよりホリデーシーズンといわれることが多い。

この前読んだ記事に、親族や友達などとのパーティーを開く際、ワクチン接種済みかを確認するべきかどうかというものがあった。去年は人数を抑えてごく近い家族のみで集まるようにとされていたのだが、今年はとくに人数制限はなくなった。でも、自宅でのパーティーに招待する際に、ワクチン受けているかどうかを確認した方がいいのか悩む人も多いのだろう。こういうことは個人の選択だから、聞いてはいけないかもしれないという風潮はあるので、確かに悩む点かも。
エチケットやマナーの専門家は、「あなたのうちに招くのだからあなたが主導権を握っているわけなので、ワクチン接種済みかどうかを聞きたいと思うならば、聞いてもなんら問題はありません」という。「特に招待客の中に高齢者や免疫不全の人がいたりしたら、安全を期すために確認したほうがいいでしょう」。
さらに、ワクチンは受けるつもりはないという招待客がいた場合、「そのことでその人を判断したり責めたりするようなことをしてはいけません。残念だけどパーティーには来てもらえないけれど、今度一緒に散歩でもしてお話ししましょうよと代替案を出すのもいいですね」と細かく丁寧な提案が続く。
さらに、「関係性にもよるけれど、どうして受けないのか理由を聞いて、押しつけがましくない程度にワクチンの必要性を語るのもいいかもしれないですね」などと、ややおせっかい気味な提案も。

もちろんワクチン接種の有無を聞きたくないなぁと思う人もいるだろう。「それはそれでいいと思います。でもその場合、招待客全員にその旨お伝えして、そういう状況なら出席したくないという人がいても理解を示しましょう」ということである。確かに、ひとによってはワクチン打ってない人と狭い空間で一緒に飲食したくないわーという人もいるだろうからね。
この記事は、どのように安全にパーティーを開催するか、パーティーの当日に気を付けたいこと、などなど細かく丁寧に書かれている。マスクはもちろん着用(飲食しているとき以外)、こまめな換気を心がけよう、ハンドサニタイザーを十分に準備しよう、等々。
そして、「このような状況もいつか終わります。みんなが努力してきたから、去年に比べれば状況は良くなってきているのです。まだ気を付けないといけないこともあるけれど、そういう点を気を付けながら楽しいホリデーシーズンを過ごしてほしいですね」とまとめている。そう、たしかに去年に比べればずっとできることが増えている。だからこそ、家族や友達との集まりで病気になっちゃう人が出たりしないように、お互いを思いやり、みんなが気を付けることが大切なのですよね、ということなのだ。
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気がつけば11月も終わり

2021年11月24日 | 生活
もう11月も後半だ。ほんとに時の経つのは早いこと。
この冬は雨が多くなりそうだという予報だが、いまのところ確かに雨の日が多いなぁと感じる。私としては雪よりはマシなんだが、雨が続くのもやっぱり厄介ではある。
11月半ばに大雨が降った。BC州の内陸のほうでは土砂崩れ、浸水などの被害が甚大なものとなり、非常事態宣言もでるほどに。避難を余儀なくされる人たちも多かったし、土砂崩れで亡くなった方もいる。ハイウェイが通行止めになったため足止めを食って家に帰れないという人も多数出た。ハイウェイの区間によっては、一般車両が通行禁止になったり、物流が滞って食料品が不足する地域も出た。これらのことは少しずつ回復してきているようではあるが。

パイプラインが一部破損したらしくて、ガソリンの供給が滞ってしまい、バンクーバー周辺にも影響が及んだ。
11月20日、一般車両へのガソリン給油規制が敷かれた。10日間ほど続くらしい(延長するかもしれないけど)。その前日、ガソリンがなくなるんじゃないかという不安から、ガソリンスタンドに多数車両が詰めかけて、あちこちのスタンドで車の長蛇の列になったらしい。そんなことは全く知らなかった私はその日の夜、人から「いまのうちにガソリン満タンにしておいた方がいいよ。いつなくなるかわからないから」と言われ、夜9時に近くのスタンドへ行った。この時間になるといつもは数台程度でガラガラなんだが、この日は混雑していた。長蛇とは言わないけど順番待ちしている車も数台。帰りに他のスタンドの前も通ったけどそこも同じような感じだった。
1回に給油できる量が30リットルまでと制限されるのだが(荷物を運ぶトラックとかバスとかなんかには制限がない)、うちの車だと30リットル入れたら結構走れるのであまり心配ない気がする。毎日行ってちょこちょこ給油するって方法もあるし。それより心配なのは、ガソリンがなくなっちゃうことだ。30リットルまでは入れられるから~とか思ってガソリンスタンドに行ったら、「ガソリンありません、ごめんね」という貼り紙が・・・っていう事態が起きる可能性がある。それをみんな心配していまのうちに入れておけーということになったわけだ。しかし、ガソリンは車を走らせていればなくなっていく。買い置きなどということはできないのだし。ポリタンクに入れてとっておくという人もいるかもしれないが・・・危険です。政府の人は、なるべくリモートワークをするか(できない人も多かろうに)、公共交通機関を使って下さい(職場が遠い・バス停や駅から遠いという場合、これは難しい)と呼び掛けているが。

話は変わるが、10日ほど前、娘の大学の寮まで行ってきた。娘がうちに来て泊っていき、帰るときにいろんな荷物を持っていく必要があった。大学に通っている間は車をほとんど使わないので、娘のスズキさんはうちに来ている。この日は荷物が多いから、車で大学まで送ってほしいと言う。私はその日、結構忙しくて出たり入ったりしていたのもあり、やたら疲れていた。しかも送ってほしいという時間帯が夕方のラッシュ時に重なる。ものすごく気が進まない。夜になって道がすいてきた頃に送るってのはダメかなぁと聞いたが、「夜は出かけるから6時までには帰りたい」などという。じゃあ、自力で帰ってくれ・・と思ったが。結局、娘を近くの駅まで送り、荷物は翌日に私がまた運ぶということにした。
翌日というのが土曜日。ラッシュ時よりはマシかもしれないがやっぱり道はそこそこ混んでいた。でも一晩明けて元気も回復していたので、まぁ大丈夫。特に混むのが4thという通りである。車も多いが人もたくさん歩いている。1ブロックごとに信号があり、混んでいるときは信号ごとに停まる羽目になる。そしてちょこちょこと停まるバスがまた厄介。さらに、お店に行くために路上駐車(縦列駐車)をする車のため停まって待ってあげたり、なんてこともある。1時間以上かかって大学のあたりに到着。
この大学を取り囲むように住宅地があり、ここら一帯はある種の特別区みたいになっている。なわけで、大学周辺も週末であっても人が多い。4thといい、大学周辺といい、コロナで規制がいろいろあったころは、さすがに人通りも少なめだったのだが、ひさしぶりに来てみたら、以前のような人出に戻ってきていた感じがした。娘によると大学の辺りに関しては「それでもまだ前に比べると少ないと思う」という。

寒くなってきた。もうすぐ12月だもんなぁ。明日はアメリカの感謝祭。翌日はブラックフライデーでいよいよクリスマス商戦が本番となる。でも、こうしたセールはどんどん早まってきている気がする。
ともかく今年のクリスマスは多くのイベントが復活、去年に比べれば楽しみが戻ってきたといえる。


今年のスタバのクリスマスカップ。サイズごとにデザインが違う。日本のスタバも同じのを使っていると思う。

 
ファストフードのA&Wもクリスマスカップ出していた。シンプルですっきりしたデザイン。
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冬時間と夏時間

2021年11月19日 | バンクーバーとその周辺
カナダの多くの地域では3月の初めに夏時間となり、11月の初めに冬時間となる。夏時間になるときには1時間時計を早め、冬時間になるときには1時間時計を遅くする。1年に2度、時計を直さなくてはならないというわけだ。PCとか携帯電話などの電子機器はすでに設定されているので、勝手に時間を直してくれる。車によっては車内の時計がやっぱり時間設定をされていて、勝手に調整してくれるものもあるが、うちの車は自分で1年に2回調整だ。
結構これが面倒くさい。時間が変わるのは日曜日の午前2時ごろなので、土曜日の夜寝る前に壁にかかっている時計なんかを直しておく。

夏時間になるときは睡眠時間が1時間減り、冬時間になるときは1時間増える。1年間に2度1時間が行ったり来たりするというのは、人間の体にとってはあまり良くないという説もある。人によっては軽い時差ぼけ状態を感じるということもあるそうだ。私は鈍感なのでそういうことは特に感じないけど。でもまぁこの時間の切り替えというのも、100年くらいずっとやっているらしいので、人間は慣れるということなのでしょう。
何年か前から、この時間を直す作業をやめて1年を通して同じ時間にするほうがいいんじゃないの?という議論が出ている。
州によって、または同じ州内でも地域によって夏時間でなく冬時間をずっと1年間通して使っているというところもあるとか。BC州では1年を通して同じ時間にしようという動きが出ているものの、国境の南、ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州とも足並みをそろえたいので、アメリカさんのお気持ちも計っているところらしい。
他の国のことなんていいじゃんとか簡単には言えない。ビジネス、経済的な面からも隣国とは足並みがそろっている方がなにかと都合がいいのは確かだ。オンタリオ州などすぐ近くのニューヨークなんかとは、大きな金融市場もあることだし同じ時間帯にしておきたいということだ。昔、シンガポールに住んでいた時に聞いたことだが、シンガポールは日本との時差が1時間で香港と同じである。シンガポールはマレー半島の端っこにある国で、マレーシアと日本の時差は2時間。なぜシンガポールだけ1時間という時差になっているのかというと、香港の時間から1時間遅れるが嫌だから(ビジネスとか金融市場の時間帯で遅れを取りたくない)という説があるそうな。ほんとかどうかはしらないのだけど。

さてそうすると、夏時間と冬時間のどちらをこれから1年通して採用するのか、という議論も出てくる。
多くの意見では夏時間を採用した方がいいということらしい。夏時間のいいところは、春夏の日が長くなるころ、日中の時間が長くなるので、遊ぶところや飲食業などにとってみるとありがたいということだ。午後5時まで働いているような人も、退社後、遊びに行ったりご飯食べに行ったりできる時間が長くなって「仕事の後もたくさん遊べる~」という気分になれる。
一方で、夏時間のまま冬になると、特に1年で一番日が短い12月とか1月あたりは、午前9時近くまで明るくならないってことになってしまう。冬時間に移行している現在だって12月や1月頃は朝の7時でも真っ暗、まだ夜って状態だ。8時ごろになってようやく明るくなってきた、という感じ。夏時間のまま冬を迎えると、午前9時から仕事が始まるという人はまだ暗い中を通勤するということになる。子供たちの通学も同様だ。こちらは親が学校に送っていくことが多く、ラッシュ時である午前8時台が真っ暗となれば、当然事故率も上がるだろう(歩いていくという子供も多いけど、道路が暗いからやっぱり危険)。それに朝の光を浴びないというのは体にとってあまりよろしくないらしい。
なので、専門家の意見としては冬時間を1年通して採用した方がいいのではないかというものが多いようだ。
私は冬になって午前9時まで明るくならないっていう方がいやだなぁと思うので、冬時間を採用する方がいいと思っている。夏時間のほうがいいじゃん!と思っている人も、ひと冬かふた冬か実際に経験したら「やっぱりあんまり良くなかったかも」って思うんじゃなかろうか。

どっちになるかはわからないけど、ちかいうちに1年に2回時計を直す必要がなくなる可能性は高い。となると、PCとか携帯電話とか、すでに冬時間と夏時間の設定がなされている機器も調整しなおす必要が出てくるだろう。すでに使用されている機器もそうだし、製造済みとか出荷済みのものとかも合わせて、調整が大変そう。これに対応すべく短期的な雇用を生み出す可能性もあるといえるわけで、産業界も気になるところかもしれないですね。
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車の話題

2021年11月14日 | 子ども・家族
息子が使っていたターセル君がついに動かなくなってしまったのは8月の末のこと。27年前の車であるが走行距離が16万キロ程度という驚異的な短さであった。古いからなのかオイル交換をマメにしないとダメとか言われたけど、私はそういうメカニックのことはよくわからないので不確かである。ただ、もうちょっと丁寧に乗っていたらもう少しもったんじゃないかなぁと思うんだけど。27年間なら、もうそろそろ寿命ってことでも仕方ないかもしれない。余談だけど、ターセルと日本語風に読むとこちらでは絶対に通じないことも、この車がうちにきてから知ったことである。私がその車の名前を言うといつも「は?」と聞き返されてしまっていた。あと、北米においてはターセルは90年代後半で製造終了しているらしい。だから古いターセルを見かけることもめったにないし、新しいタイプのものというのを見るということもないわけだ。

息子の車がなくとも私のマツダ3を運転させるってことでも構わないのだが、この間のスピード違反の件があったりするとなんかねぇと不安になってしまう。息子自身も自由に車をつかえないことから、自分のを再び持ちたいと思っていたらしい。ということで、中古車探しである。中古車ディーラーというものもあるのだが、だんなの意見ではそういうところは適正価格より高くして売りつけるんだ、信用ならん、ということだそうで。個人で売買するサイトで探すことになった。私のマツダも娘の車(スズキ・スイフト、私と娘はスズキさんと呼んでいる)もそのサイトで個人が売り出していたものを買っている。
しかし、だんなも息子も真剣に探さないので一向に進まない。結局私がサイトをしょっちゅうチェックしていた。新車探しも大変だが、中古車を買うというのはさらに大変。個人での売買だとたまに変な人もいるのでね。
こういうサイトを見ていると、「こんなの売る気か!」というようなすごいのが載っていることもあって面白い。
説明文に「パワーステアリングがちょっと難あり。でも十分走ります。バックするときがちょっと大変かも」なんて書いてあったりするのを見て、こういう困難を引き受けてみたいと思う人もいるかもなぁなどと思ったりした(いや、いないだろう・・)。ただ、車を直すのが好きな人で壊れている車をタダ同然で買って、直してまた売るという趣味と実益を兼ねた人もいるようなので、こんなの買ってどうするの?というような車もそれなりに需要があるかもしれない。

これは良さそうという車があれば、連絡して車を見せてもらいに行く。ちょっとテストドライブなんかさせてもらったりするわけだ。何台か見たけどこれなら買いたいかもというのになかなか巡り合わない。なんかー、疲れてくるなぁ。
そしてようやく見つけたのである。10年前の車であるが走行距離は11万キロほどと少ないし、ボディも内装もかなりきれい。初めて乗るシボレーである。日本だとシボレーといえばいかにもアメ車ってかんじの大きな車とか、スポーティータイプのイメージが強いかもしれないが、こちらでは普通のセダンやコンパクトカーなどもよく見かける。買ったのはコンパクトカーで、娘のスズキさんとサイズはほぼ同じ。ハッチバックである点も同じ。そして車のロックだとか窓とかが手動タイプ・・・。わー、これって面倒くさいよなぁ。マツダのほうはボタンを押してエンジンをかけるので、カギを開けるとカバンにしまっていた。ついクセでそれをやっちゃって、さてエンジンかけるかと思って「あ、カギ、カギ・・」とカバンから取り出したりしてる。
シボレー(こちらではシェビーという愛称もよく使われる・シボレーは発音が難しいので私もシェビーと呼んでいる)は息子の車ということに一応なるのだが、私が主に使うことになりそうだ。

ところで最近、テスラをよく見かけるようになってきた。
うちの隣に停めている隣人さんは、テスラではなく韓国企業のキアの電気自動車を購入した(中古だそうですがものすごく古い車を所有している我々からすると新車同様に見える)。ここのタウンハウスにはチャージングステーションがないので、この隣人さんは駐車場の柱にコンセントをつけてもらい、電線を自分のうちのほうへつなげる工事をしたらしい(もちろん費用は本人負担)。電気の自動車ってどう?と駐車場で会ったときに聞いてみた。1回フルに充電して走れる距離は200キロくらいとか。なんか思ったより短いな。これではちょっとした遠出なんか出来ないなぁ。チャージングステーションは、ガソリンスタンドみたいにあちこちにないので不便だ。少し前に読んだある記事では、ガソリン車よりも高くつくようだということが書かれていた。もっと普及してチャージする場所も増えれば、変わってくるかもしれないけどね。

さて、ちょっと前にみた新聞記事だが、テスラを運転していた女性がなんと運転中に寝ていたというものがあった。投稿した人は結構交通量の多い橋を走っているとき、隣のテスラの運転手が寝ていたのでびっくりしてビデオを撮り通報したらしい。テスラって自動運転もできるの?と娘に話したら「高いみたいだけど、そういうオプションもあるみたいよ」とのこと。しかし、自動運転システムがついていたとしても、運転手が寝ていいということはないわけで(今後はどうなるかはわからないけど、少なくとも今のところは)。
それにしてもその運転してた女性もあんな交通量の多い橋で寝ちゃうって、相当度胸があるよなぁと思う。だっていくらなんでも怖くないですか?おそらく前にも何回かやっているんだろうな。こんな車に追突とかされたりしたらやだなぁと思うよ。事故にならなくてよかったよね。
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悲しい時も楽しい時も聴きたいのです

2021年11月08日 | 日本のこと
中島みゆきさんの曲を初めて聴いたのは中学生の頃だった。友達がカセットテープ(・・・時代を感じる)を貸してくれたのだ。それがアルバム「寒水魚」。そのなかで「捨てるほどの愛でいいから」という曲に文字通り、度肝を抜かれた。A面かB面の最後の曲で、まさに絶唱という感じで途切れるように終わる。それまで「○○君がかっこいい~」程度のぽややーんとした恋心くらいしか経験してなかった私に、その曲は愛というものにひそむ底知れない恐怖やら、人を愛することで起き得るツライ感情というものがあるのか・・と知らせたわけです。その他このアルバムの中では「時刻表」とか「歌姫」とかも好きだ。

中島みゆきさんのすべての曲を聴いたわけではないので、自分の知っている範囲でということになるけど、好きな曲はたくさんある。「最後の女神」「命の名前」「誘惑」「狼になりたい」「銀の龍の背に乗って」などなど。よくベストとして選ばれる「糸」「時代」「地上の星」「空と君のあいだに」なんかももちろん好きだ。

悲しい時も楽しいことがあった時でも、中島みゆきさんの歌は心に響く。なぜなのかな。私はまず声が好き。聴いているだけで涙が出てくる時もある。
私が思うに、中島さんの歌詞には「がんばれ」というのがないのが良いと思う。「ファイト」という曲があるけど、「がんばれ」と言われている気はしない。かなり悲しい時やとことん落ち込んでいるときに「がんばれ」と言われると、私はひねくれているので「結構がんばっているつもりだけど、足りないのだろうか」とか「これ以上がんばれと言われても」とか思って余計に落ち込んでしまうほうだ。自分で「がんばる!」と言うことは構わないのだ。そもそも自分でがんばるといえるときはそれなりに元気な時なんで。大体私の場合、かなり落ち込んでいる状態→でも立ち上がるぞと言い聞かせる→ぼちぼち元気になってくる→がんばるぞと自分に言い聞かせる、てな感じで復活していくことが多い。
まあ私は落ち込んでいるときは、どっちかっていうと、もっと落ち込みそうな暗い曲を聴く方だ。元気になれそうなとか励まされそうなという曲よりも。そういうのはそれなりに元気な時に聴かないと、パワーに負けてしまう。
悲しい曲を聴いてどんどん悲しくなって、暗い気分にとことん落ち込んで、自己憐憫にどっぷり浸かるってやつなのだ。

先にも書いたけど、落ち込んでいるときでもそうでないときでも元気な時でも気持ちが盛り上がっているときでも、中島みゆきさんの曲は心にコトンと落ち着くし(「うん、そうだよね」っていうような気持ちになる)、涙を流したり、心が温まったり、優しい気持ちを思い出したりといろんな作用を及ぼす。私にとっては。
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ハロウィン 今年はちょっと盛り返してました

2021年11月03日 | 生活

ハロウィン仕様のラバーダッキーちゃんたち。

10月31日はハロウィン。今年は日曜日だった。
毎年この日は子供たちが仮装してお菓子をもらうため家々を訪ね歩く。去年はコロナの影響で控えた(もらいに行く方もあげる方も)人が多かった。毎年たくさんの子供がやってくるうちのタウンハウスもいつもの10分の1くらいしか来なかった気がする。うちもお菓子を配るのをお休みしたのだが、外のコートヤードにいつもならワイワイと子供の声がするのに、去年は本当に静かなもんだった。

うちの斜め前くらいに位置するお宅は毎年気合の入った飾りつけをしている。そこのうちのおじさんが大好きらしくて、たくさんの飾りを出すのも大変とは思わないらしい。今年はこれまで以上にすごいのにするぞ!と言っているらしいのだが、いつもすごいんだけど、それ以上って・・?!
私は最近散歩に出かけないため、その家の飾りつけも結局じっくり見ないままになってしまった。ちらっと見た感じでは飾りが増えているとは思ったけど。たしかにいつも以上に気合が入っているともいえる。
ハロウィンの夜、たくさんの人が集まってその家の飾りを見ていた。ちょっとしたショーみたいになっていたよ。あちこちに気合の入った飾りつけをするお宅があって、そういうところはわざわざ見に来る人がいたりするんだけど、うちの近所さんもそういう感じになっていた。

今年のハロウィンは去年に比べればかなり盛り返したともいえる。イベントも開催されたものもいくつかあるようだし。うちのとなりのタウンハウスでは毎年、ハロウィンの夜に花火をするのだがそれも去年はお休みだったけど、今年は復活。10分程度と短かったけど。それでもここの花火はかなり本格的で小規模な花火大会のようなんで見ごたえがある。

ある調査によると、今年もお菓子を配るのも子供たちが貰いに行くのも止めておくという人が多かったらしい。それでも、保健局の人なんかは気をつけてやるなら大丈夫と言っていたようだ。例えば、他の人とあまりくっつかずソーシャルディスタンスを守るようにする、お菓子をもらうときにも並んで順番にもらうこと(いつもはワーッと子供たちが寄り集まってくるんだけど、それはやらないようにってこと)、あまりおしゃべりしたり大声を出さない、マスクを着用、ハンドサニタイザーを持ち歩きこまめに消毒、とか。

去年はやらなかったのだが、今年は我が家もお菓子をあげる作業を復活。マスク着用は当然。さらにお菓子をあげる際には、トングを使用。これなら子供と距離を取れるからということで推奨されていたので、うちもそれにのっとってみた。
あと、ドアベルやドアノブにあまり触らないようにするために、あげる側も外に出て待機しましょうと推奨されていた。こ、これはつらい。だって寒いんだもん。ということで、ドアは半分くらい開けておいて、そのそばで椅子に座って待機することにした。これでもやっぱり寒いので、モコモコのコートを着て帽子かぶって防寒対策して。
今年は例年とほぼ変わらないくらいの子供たちがやってきた。130個くらいお菓子がなくなったからね(いつもは150個くらい)。

去年はイベントがほとんど全部キャンセルになったというのもあるし、外でなら大丈夫でしょとばかりに、花火がいつも以上にバンバンなっていたと記憶する。今年もやっぱり花火をやる人が多かった気がする。もともとハロウィンの夜は花火と決まっていてあちこちでバンバンやっているけど、いつも以上に活発だったような。今年はうちの近くでは前々日の金曜日からバンバン鳴り響いていた。何日間花火をやるつもりなんだ?
うちの犬がいたらかわいそうだっただろうけど、もうその心配はなくなった。でも花火の音が怖いペットは多いらしい。新聞記事で「ペットにとってトラウマになりかねないので、花火はやらないようにするべき」というのがあった。ハロウィンの夜は動物の救急病院にも「お客」が多くなるとか。あとは花火の音にびっくりして逃走してしまうペットなんかもいるという話は聞いたことがある。バンクーバー市は個人が花火をすることを禁止したとか聞いているから、ここの市もそうしてくれてもいいんだけどなぁとは思う。ペットのためだけでなく、花火による事故も結構多いからねぇ。
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