冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して25年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

まとめ買い

2021年10月29日 | 生活
私のまとめ買いは月に1回、スーパーストアとコストコである。
これはここで買うというのが大体決まっている。
スーパーストアのポイントカードが結構あちこちの店で使えるので(私の場合、ドラッグマートとかガソリンスタンド)、ポイントがたまりやすいのもよろしい。この間、ポイントがかなりたまっていたことに気が付き、買い物の際にドンと割引してもらった。
スーパーストアは店舗が広い。大きなカートを押しながら端から端まで進んでいくのは意外に大変だ。途中、「あ、あれを忘れた!」と気が付いても「あの距離を戻るのか・・」とちょっとした絶望感におそわれる。どうしても必要なものであれば(そして大抵はそうなのである)気合を入れて戻る。
まとめ買いであるから私の買い物リストにはずらーーっといろんな品目が並んでいる。入り口に近いところにある売り場から順々にめぐっていく中でカートに入れ忘れがないように、リストを慎重に見て進む。というわけでここでの買い物は時間がかかる。たまにしか買わないものは、どこの通路にあるのか分からないことが多いので、丁寧に売り場を眺めながら進むためよりいっそう時間がかかる。
こっちのスーパーはたいていどこでも、レジの台とかベルトコンベアーみたいになっているところに、客が自分でカートやバスケットから出して乗せていく。それをレジの人がスキャンしてレジ左手側の台に乗せていく。店によってはスキャンしたものを袋詰めしてくれる(エコバッグを渡すとそれに入れてくれたり)が、スーパーストアは台にどんどん乗せていくだけで、それを客が自分で袋詰めするのだ。こちらにはサッカー台というものがない。
私はいつもスーパーストアでどっさり買うので袋詰めも大変。次の客のレジ打ちが始まってもまだ詰めている。そういうことも想定して、ここのベルトコンベアーみたいな台は2つに枝分かれしており、1つのほうはまだ詰める作業をしていても、もう1つの方に次の客のものを乗せる仕組みになっているのだ。
重くなったカートをえっちらおっちら押しながら駐車場に出ていく。駐車場も広いので大変である。さらに大変なのは帰ってからそれら買ってきたものを袋から出し、冷蔵庫だの棚だのに入れていく作業だ。まさに疲労困憊。

コストコはいつも混んでいるのでそれだけで疲れる。営業時間が比較的短いせいでもあるんだろうけど、ほんと行くたびに、どうしていつも混んでいるんだろうと思う。コロナで入店人数制限をしていたころは外に行列ができていたけど、いまはそういう制限をしていないようである。待たされることなくどんどん中に入れる。それはいいんだけど、中はごっちゃごちゃ。ここのカートも大きいので、いつも混んでいる店内の移動は大変だ。
ここで買うものはほぼいつも同じものだ。トイレットペーパーは基本ここで買う。あとは肉類。野菜とか果物は絶対買わない。ここのはなんでも量が多いので、使いきれずに腐らせる危険度が高いから。自分の家のオーブンなどで焼くだけ、というような総菜もたくさんの種類が並んでいるが、どれも量が多くて食べきれる自信がない。私の場合、唯一買うのはチキンポットパイというものだけ。これは一番気に入っている味でして、なんとか数日で食べきれる。ほんとはキノアサラダも好きで買いたいが、食べるのがほぼ私だけとなり、毎日食べても1週間以上かかるので止めている(さすがに飽きる)。
コストコでも客がレジの台に商品を置くのだが、大きなものや重いものはカートに入れたままにする。その方がレジの人も助かるからね。ここはスキャンした商品をカートに入れてくれるスタッフが大抵いるので、お会計したらすぐレジを去ることができる。しかしなんでもサイズが大きいので、車に積み込む、家に帰って車から出すという作業が結構ツライ。あと肉類の冷凍とか、36個も1袋に入っている小型のパンをジップロックに分けて入れて冷凍庫に入れる作業もめんどうくさい。
コストコにしか売っていない商品というもの多い。そしていきなり売り場から消えてしまう商品もある。ここにしか売っていないもので割と気に入っていたものが、いきなりなくなって「もう買えないのか」と寂しい気持ちになったことは何度も。しかし時を経て売り場に戻ってくる商品もあるのだ。例えばマドレーヌ。プレーン味が好きだったのだがレモン味だけ売り出すようになり、がっかりしていたがこの前プレーン味が復活。いそいそとカートに入れたのは言うまでもない。最近、QPのゴマドレッシングが売り場から消えて動揺を隠せない私である。いつか戻ってきて・・!

まとめ買いはとにかく歩き回ることと力作業が多くて、帰ってからどっと疲れてしまう。ので、毎回気合い入れて出かけるという有様なのであります。
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誕生日だったけど

2021年10月24日 | 生活
この間、誕生日だった。特にうれしくもめでたくもないのだが。
友達何人かと妹や親からメールや電話、LINEでおめでとうメッセージをいただいた。これはとても嬉しかった。
同居家族の方は、息子のみが覚えていたがあとの2人はすっかり忘れていてそのままである。
自分で自分用にケーキを買ってきた。なんとなく見た目ではわかりづらいけど、いちおう抹茶ケーキです。クリームには柚子も入っているようだ。最近、こちらでは柚子が人気らしく(まんまyuzuと呼ばれている)、ちょこちょこ柚子入りの食べ物を見かける。

(ひとり上手と呼ばないで~♪)

なぜか今年の誕生日は忙しかった。
在宅でしている仕事、いつもは1日1時間くらいで働いているのに、この日はなんだかやることが多くて大変だった。
息子の時折やってくるウツ傾向が前日から始まり、その対応に時間的も精神的にも拘束された感じ。誕生日当日以降もしばらく振り回された。

駐車場で近所に住むおばさんと久しぶりに顔を合わせたので、ご主人は元気?と尋ねたら実は1カ月ほど前に亡くなっていたということを知らされ衝撃を受けた。このおじさん(といっても80代)宅でも犬を飼っていた(うちの犬が死んでしまったあとくらいにその犬も死んでしまった)。犬を飼っていた時は散歩で毎日外に出ていたので、このおじさんとおばさん始め、いろんな犬仲間にしょっちゅう会っていた。だけど散歩がなくなって以来、私はほぼ引きこもりな生活をしている。散歩に出れば、近所の人の動向についてもかなり情報が入ってくるのだけど、最近は誰が何しているのか全くわからないという日々だった。だから全然知らなかったわけだが、それにしても1カ月も前とは・・・と衝撃が大きかったのである。

この日はいろんな郵便物が届いた。その中に、スピード違反の罰金の通知があった。私宛で。いやいやちょっと待って。スピード違反なんてあり得ない、身に覚えが全くないぞ? 通知を見てみると、どこそこの交差点に設置されているカメラにあなたの車が制限速度を30キロオーバーして走っていることが記録されてました、と書いてある。私が時速90キロというスピードで走るなんて起こりえないのである。高速だって滅多に走らないのだから。よくよく考えてみたら、これは息子がやらかしたのである。この車は私名義になっており、カメラに写ったライセンスプレートから割り出したら当然私の名前が出てくるので、私宛に通知が来たわけだ。警察に止められた場合は、免許証を見せるから運転した本人が罰金を科されるが、カメラは免許証をチェックしないからね。しかし、私がスピード違反をして罰金を払うように言われている形となっているのは、ひどいじゃないの。30日以内に払えばディスカウントしますというので(罰金のディスカウントってのもおかしな感じだが)、すぐに払った。そして息子から徴収&注意勧告である。違反点数が付かなかったからまだ良かったようなものの・・と言ったら、「付かなくて良かったね!」などといいやがる。そういう問題ではない!まったくもって、とんだ誕生日プレゼントである。

まったくさんざんな誕生日だった。よかったこともちょっとだけあったけど。
でもま、今年も無事に誕生日を迎えられたことはありがたい、と思うべきでしょう。

10月も終わりに近づき、雨の日も増えてきた。ひと雨ごとに秋が深まる感じ。
うちのまわりは木が多い。車で走ると目に飛び込んでくる紅葉が美しい。晴れているときは。雨が降っているとあまり美しく感じなくて、どちらかというと侘しく感じるのですよね。
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幕末史

2021年10月19日 | 読書
NHKで現在放映されている大河ドラマ「青天を衝け」において、幕末についてこれまでに一般的だった維新賛美とはちょっと違って、明治維新は薩長によるテロだったという描かれ方になっているという記事を読んだ。失礼ながら大河ドラマを見ていないので、実際のところどのような描かれ方なのかは確かめられてはいないんだけど。

ちょうど最近読んでいた本が半藤一利さんの「幕末史」で、いわゆる薩長史観と呼べるような幕末史観や、明治維新を褒めそやすような見方とは違った視点からとなっている。ので、この記事にも興味をひかれたというわけだ。
「幕末史」は2008年発行。大学のオープンキャンパスでの講義をまとめたものなので、語り口調になっているのが読みやすい。最近、昔読んだ本を引っ張り出して読み直しているのだが、これもそんな一冊。

幕末(と戦国時代)というのは日本人にとって人気の時代だと思う。昭和始めごろの人にとっては幕末のころというのはものすごく大昔のことではなかっただろうと、昭和5年生まれの半藤さんの話しぶりから感じられる(今年初めに半藤さんは亡くなられている)。ともかく幕末から明治の初め頃というのは、日本がいわゆる近代化を遂げていく激動の時代でもあり、面白い話が多いわけである。
この本では1853年のペリー来航から始まり、西郷、大久保などが亡くなったあとの1878年頃までについて書かれている。
読みやすくて分かりやすくて面白くて、どんどん読み進んでしまった。

一般的に幕末&明治維新というと、薩摩、長州、土佐なんかの勤王の志士たちが尊王を謳って、徳川幕府などいわゆる賊軍たちを打ち破ったのち、明治という新しい時代を作り始めるとされている。まあつまり、薩長などのおかげで日本は近代化の道を歩み始めたのであるぞよ、ってことなんだろう。
明治元年である1868年には戊辰戦争が始まった。江戸城無血開城により江戸は戦火に包まれることを免れたものの、その後、上野彰義隊の戦いなどがあったりして戦争ばかりつづくわけだが、これを暴力革命だと半藤さんは語る。錦の御旗を捏造したり、戦をしたくて仕方がない西郷隆盛のゲリラ攻撃など、確かに暴力的ともいえるかも。それでも歴史というのは勝者の歴史であるとの言葉通り、明治維新に関しては薩長の立場からの史観が後に一般的に流通するわけですね。

歴史というものはいろんな見方ができるといえるので、半藤さんの反薩長史観もまた興味深いもの。歴史に名をのこす人物たちに対する見方はかなり公平であるように思える。とはいえ好みも見え隠れしていて、勝海舟についてはかなり買っている感じだが、坂本龍馬はそれほどでもないと思っているふうでおもしろい(坂本龍馬はすごいと思っている人が多いだろうから)。

この本では明治の最初の10年ほどについても語られている。新政府が始まったばかりのころというのは、新しい国づくりのプランがなかなか定まらず、権力闘争の様相を呈しているのがわかる。明治になったころに流行ったという狂歌で「上からは明治などといふけれど 治まるめい(明)と下からは読む」というのがあったそうな。上の人たちは明治だとか言っているけど、下々の人間から見るととても治まるまいと揶揄されるほど、明治は危なっかしい感じでスタートしたというわけだ。それにしてもうまいこというひとって、いつの世にもいるもんです。

本作品はじめの章で、半藤さんは戦前の小中学校で戦前の皇国史観を学んだのと同時に、父の故郷である新潟県長岡市によく行っていた折、反薩長の歴史観も刷り込まれていったのだと説明している。
さらに永井荷風によるかなり強烈な薩長罵倒の例文をいくつか挙げている。これもまた面白いのである。永井荷風って抒情的な詩人みたいな(あと娼婦の物語とかの)イメージしかなかったので。
そしてあとがきでこの本の主題について、戊辰戦争で賊軍とされた諸藩は天皇に弓を引くつもりではなかったのに、いつの間にか逆賊扱いになっていくという不公平さと、そんな扱いを受けた側の無念を少しでも晴らしたい気持ちもあった、と説明されている。
また、戊辰戦争は関ヶ原の戦いに似ていると半藤さんは書いている。東軍、西軍どちらにつくのが自分たちの藩にとって好都合なのか、それだけが焦点になっていて、新しい世を作るというのは二の次であったと。そのときの判断によって後の運命が大きく違ってくるというのは、いつの時代においてもあることだよなぁ。
歴史は何年に何々があったという年表だけをみていると、ちっとも面白くないが(テストのための暗記みたいで)、違った視点から見てみると実に興味深いものとなるということが実感できる良書である。
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利き手

2021年10月14日 | 生活
私は右利きである。家族含め私のまわりも右利きが多い。
私の知人に左利きの人がいる。最初にその人が左手で字を書いているのを見て「おおー、これが左利き!」と感心してしまった。それまで左利きの人を見ることがあまりなかったのである。
日本の場合、最近はそうでもないのだろうけど、左利きを矯正して右に直すことが多くあったのだと思う。だから私のまわりで右利きでも実はもともとは左利きという人もいたかもしれない。

左利きの人の手の使い方はいろんなパターンがあるらしい。
字は左で書くが、お箸は右とか。右も左も同じくらい使える器用な人もいる。
知り合いの左利きの人は、字は左で書くが右でも書ける(あまり上手ではないが十分読める字)。右で書けるようにもなりたいなと練習したそうだ。お箸は右で持つが、フォークは左。スプーンも左だが右でも使おうと思えば使えるようだ。
そのほか食器を洗ったりするスポンジ、スクリュードライバー、はさみ、PCのマウスなんかも右手で使っている。
はさみなど手を使う道具に関しては右利き用のものが一般的に流通しているので、それに合わせて右手で扱えるようになっていったという人も多いようだ。

考えてみると右利きは基本的に何でも右手しか使えないことが多いが、左利きはなんでもかんでも左手というひともいるかもしれないし、ものによって左と右と使い分けるなど両利きみたいになる人などバリエーションに富んでいる。左利きの人の手の使い方って奥が深いのである。

PCでインターネットなんか見ながらご飯を食べることを結構やるのだが(お行儀悪し)、お箸とかスプーン、フォークなんかを使っていると、キーボードは無理やり左手だけでも多少は操作可能かもなんだが、マウスは左手だとうまく使えないので、お箸とかを置いて作業をしなくてはならない。なんか面倒くさい。
それに画面を見つつ何か書く必要があるときなど、マウスから手を離して何か書いてそれからペンを置いてマウスを操作するのも、なんとなく手間。
左手でフォークを使って食べつつ(または何か書いたりしつつ)、右手はマウスを使うということができるのであれば、PC操作のほうもお休みしなくてもよいのである。便利だなぁ。そういえば、左利きだけど右利きに矯正した(お箸とか字を書くことに関して)という友人は、右手で書いて左手で消しゴム使えるのが結構便利よと言ってたなぁ。確かに便利そう。鉛筆を離す必要がないもんね。
右手左手どっちも使えるって便利だしすごい。なんか作業効率も上がりそうだし、器用な感じでうらやましいなぁ。

ところで1週間ほど前に東京、埼玉、千葉などで大きな地震があった。震度5なんてかなりの揺れだ。大きな被害はなかったようでそれは幸いだったと思う。
発生したのが午後10時40分くらいだそうで、私の両親はもう寝ていたらしいけど、まだ起きている人もたくさんいる時間帯だろう。ネットのニュースを見ていたのだが、発生後の東京の主要駅の写真を見て夜11時近くでこんなに人がいるんだとびっくりし、改めて東京ってやっぱり都会だなと思ったのだった。緊急事態宣言が解除されたところだったので、飲みに行ったりした人もいたからかもしれないけど、仕事帰りっていう人もいただろう。バンクーバーあたりを走るスカイトレインなんかその時間帯にはガラガラである。スカイトレインというのは自動運転で運転手とかいないせいもあるかもしれないのだが(当然駅にも駅員がほぼ皆無)、夜の乗車は怖いので避ける人も多い。駅の近くもガラーンと何もないってところも多くて危険を感じるし。車社会だからというのもあるかもしれないんだが、やっぱりその時間帯ともなると道路だってガラガラである。
妹には「あなたが東京にいたときのこと思い出してごらん、こんなもんだったでしょ」と言われた。確かに。終電だって混んでたもんなぁ。言われてみれば確かにねと思うのだけど、なんかあんまりにも大昔のことで、今じゃすっかり田舎者になったねぇと我ながら思うのだった。それにしても電車が動かなくなったりして、帰宅困難になった方も多かっただろうから大変だったでしょうね。
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とりとめなく楽器のこと

2021年10月09日 | 子ども・家族
息子は弦楽器が好きらしい。
バイオリンのレッスンを取っている。はっきりいってそれほどうまくもないがすっごく下手ってわけでもない(なんてことは本人には絶対言いません)。楽しんでいるようだし、それで十分だと思う。
アコースティックギターに加えエレキギターも2本ある。弾かないのになぜかベースギターまである。友達からお古を安く譲ってもらったりして増やしていったようである。

私は自分が何も楽器を演奏できないのだが(楽譜も読めない)、楽器を演奏してくれるとか弾き語りをしてくれるとかというひとが家にいるということに憧れていた。いま、それを息子が実現してくれているというのはなんとも感慨深いのである。息子がバイオリンやギターを弾いているのをぼんやり聞いてるのは、なかなか楽しい。

ギターを弾くようになると、有名なギタリストの演奏やギターの弾き方講座を動画で見たりということをするようになってくる。私もたまに一緒に見たりするが何を言ってるのか全然理解できない。(日本語でもわからないのに英語だから余計に)
息子の好みというのは実はいまだよくわからない。ヒップホップとか、あと最近流行っているような曲も好きらしいのだが、クラシックロックも好きらしい。この間、車を運転中にラジオからダイアー・ストレイツの「Money for nothing」が流れてきた。懐かしいねぇ、スティングがボーカルで参加してるんだよねぇと言ってたら、「あー、ダイア―・ストレーツ、好きなんだよね」という。へぇそうなんだ。

また別日。ラジオからガンズ・アンド・ローゼズの「Sweet Child O' Mine」が流れてきた。印象的なギターのイントロで始まるこの曲を聴くと、私は目の前に青空が広がるようなイメージを持つ。歌詞にも青空って言葉が入っているからかも。この曲、歌詞もスイートです。ガンズの曲というと「Knockin' on Heaven's Door」(原曲はボブ・ディランですが)も思い出す。ヘブンズドアーというと岸辺露伴・・なんて連想がとめどなく続く私。
そうしていると、息子が自分のスポティファイから「Anastasia」を流したりする(好きなんだよねぇとか言いながら)。これはガンズのスラッシュの曲なんだそうで。これまた印象的なギターイントロで始まる曲である。

余談ついでに。
息子に対してあれこれ注意したりすることが毎日あるのだが(なんでいまだにこんなことをしているのかと思う)、そんな時に「ほんとにもー、毎日毎日・・・」とつい口に出ることがある。するとなぜか私の脳内には「およげたいやきくん」の歌が流れる。で、「まいにち、まいにち、僕らは鉄板の・・」と歌いだしたりしてしまう。すると、息子が「お母さんがおかしくなった」と言う。誰のせいだと思っているんだね?

閑話休題。偉大なギタリスト100人などというランキングがあるが、大体どれでも不動の1位はジミ・ヘンドリクスのようだ。そんなにすごいのか。「Purple Haze」しか知らない私にはよく分からない。やっぱり自分でもギターを弾く人ならば、あのギターテクがすごいとか分かるのでしょうね。
ものすごく上手な演奏でなくても、私はまぁちょいとへたくそな息子の演奏でも十分楽しんでいる。息子よ、耳の肥えていない母でよかったね。

おまけの話題。
ワクチンパスポートを提示しないとレストランで食事ができないとか、映画館に入れないとかという状態になっております。少し前に見たニュースによると、ワクチンパスポートの提示を求めなかったとかで罰金になった人(または企業)があったらしい。えー、罰金かあ、それは困るねぇ。プライバシーの問題やら営業妨害になる可能性もあるからかどんな人(企業)が罰金を食らったのか、という詳細は載っていなかった。ただ意外と罰金を科せられた件数が少ないなとは思ったので、そんなに厳しく取り締まってはいないのかもしれない。
ちなみにショッピングモール内にあるフードコートでは提示が義務づけられていない。10日ほど前に友人数名とフードコートで会ってお茶してきた。彼女たちとはライン通話は何回かしているけど、実際に会うのは約1年ぶり。コロナのパンデミック前はしょっちゅう会っていたのだけどね。
ワクチンパスポートも必要ないからか、フードコートは混んでいた。前は人と距離を取るために、隣り合うテーブルには人が座れないようにテープとか貼ってあったのが取り払われていた。人の多さも相まって、パンデミック前に戻ったかのようだった。
新規感染者数が劇的に減ったわけではないものの、ワクチン接種も進んでいるし、いつまでも規制ばかりというわけにもいかないでしょ、という感じなんだろう。
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最近食べたもの

2021年10月04日 | 食べ物
レストランで食事、ということを滅多にしないこの頃。
ここ半年くらいのうちにいった2つの店について書いてみる。

OEBとかいう店は、大きな通りに面したところにパティオ席が設置されている。この通りをよく車で通っていたのだが、朝から混んでいるので気になっていた。朝ごはんレストランなので午前7時から午後3時までの営業。この店の近くにある信号でいつも赤信号に引っかかるため、車が止まっているあいだよく眺めていた。なんか忙しそう。人気あるんだなぁ。いつも混んでいるらしいのだが平日なら予約ができるというので、予約をしてから行ってきた。
朝ごはんメニューの定番、卵料理とハムとソーセージみたいなのから、サンドイッチ、エッグベネディクト(通称ベニー)、フレンチトーストなどメニューもいろいろ。
私はカニの身入りベニーを食べた。

ポテトはアヒルの脂を使ってローストしてあるらしい。思ったよりさっぱりした味わい。ベニーちゃんの上には、なにやら葉っぱたちがのっている。エディブルフラワーが彩りを添えていてキレイ。
パンはクロワッサンを使っているらしい。ベニーちゃんはイングリッシュマフィンを使うことが多いと思うけど、これもよろしいなぁ。そしておいしかったです。決してお安くはないがそれなりに納得のいく味かも。
コーヒーも頼んでみたが、私の好きな苦みがあるタイプ(つまり深煎りタイプってことなんでしょうね)だったのでおいしかったのも、高ポイント。

お次は天丼の店、琥珀。名前は日本風であるがシンガポール発祥の店らしい。2カ月ほど前にオープンしたらしいのだが、息子のバイト先の隣だってのに、つい最近まで全然知らなかった。うわさによるとすごく混んでいるらしい。しかし私が行ったのは午後3時ごろ。入口のウェイトリストには6グループが私の前に待っているとのこと。リストに登録しておくと、自分の番が来たら電話にテキストを送ってくれる。
まだ新しい店内は明るくて清潔な感じ。お店の人たちは「ご案内しまーす」「いらっしゃいませー」と挨拶だけ日本語で言い交している。発音から日本人ではないのは分かるが、日本っぽい雰囲気を演出しているのかな。ラーメン屋さんなんかこういうのよくあるけど。

メインのメニューは7品くらいなのであまり迷わず選べる。琥珀天丼なるものを食べてみた。

奥の方にあるのは味噌汁。入れ物は陶器で蓋もついているので茶碗蒸し?と思ったら味噌汁だった。これでは熱くて手で持ち上げて飲めないため、仕方なくレンゲでいただいた。もうすこし出汁をきかせてほしいかなぁ。

突き刺さっているのはどんぶりの蓋。食べるときに取り外す。ごぼう、インゲン豆みたいなの、しいたけ、かぼちゃ、なぜか半熟卵(が、天ぷらになっている)。あとはエビとイカ。さらに不思議な鶏の胸肉の天ぷらも。天ぷらは揚げたてという感じで、衣がサクッとしていてなかなかよろしい。かかっているソースは私の好みからすると、もう少し甘みがあるといいかなぁという感じ。ほのかな苦みがあるのはなんだろか。
けっこうボリュームあってお腹いっぱいになった。
盛り付けがインパクトあるし(アナゴの天ぷら入りのもあるらしい。写真で見る限りさらにインパクトがある)、缶入りみたいなミルクドリンクもあってこれも映えるかんじ。

お腹いっぱいとかいいながらデザートまで食べちまった。

ストロベリーチーズケーキ。ケーキというよりムース。サイズも小さいし、ふわふわで軽いのでペロリといけちゃう。シャベルの形のスプーンもかわいい。抹茶ソフトなんかもあるそうで。メインの食べ物もデザート、飲み物も、ビジュアル的にも若い子にウケそう。

どちらの店も最近開発がぐんぐん進んでいるブレントウッド地区にある。周囲の食べ物やも充実してきており、レストラン激戦区になりつつある感じ。あとは以前からあるショッピングモールの中の店がさらに増えてくれば、楽しいショッピングエリアになるだろう。
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