冬は雨降り・・夏は素晴らしき・・住めば都

チャー助です。
カナダ・バンクーバーに移住して25年ほど。生活・子育て・日本について思うこと等を綴ります。

コンビニの深夜営業

2019年03月29日 | 日本のこと
日本のコンビニは便利だ。
あちこちにあるし、いつでも開いている。24時間営業の所も多いらしい。私は真夜中に買いに行ったことがないので、どこが24時間やっているのかよくしらないのである。便利だけど、夜遅くに開けていてお客さんってくるのかな、とか考える。開いていれば誰かしら来るもんだけど、それほど多くはないだろう。それでも開けておく意味って何なのだろうな。もちろん、空いていて助かった!!という人も少なからずいるのであろうけど(場所によっては特に)。

最近はこうした営業方法に限界を感じて、24時間営業をしないことにするオーナーさんも出ており、それは契約違反ではと本部から言われたりするとか・・云々というニュースも見た。
コンビニって24時間営業も大変だけど、それ以外にもいろいろと大変な経営だと思う。大昔だが学生時代、冬休みにコンビニでバイトをしたことがある。そこの店長さんも大変そうだった。人員確保やらノルマやら・・・。コンビニ経営はつらそうだなぁと思った(そういえばその店はだいぶ前に閉店してしまった)。だから、24時間営業とかできないってところはしなくてもいいじゃないかなぁとか素人考えでは思ってしまうのだが。

そもそも24時間で開いている店があんなにもある日本ってすごい。こっちにも24時間で開いている店はある。うちの近くなら、ドーナツ屋、マクドナルド(24時間営業している店舗も少しある)、デニーズ(ファミレスではあるが日本のデニーズとはちょと雰囲気違う)、フライドチキンの店、など。行ったことはないがバンクーバーには24時間営業のカフェもある。でもコンビニのようにあちこちにあって、そこではいろんなものが売っていて・・・というところはないのではないか。こちらにもコンビニっぽいのがあって24時間開いているところもあるにせよ、数は少ないので。

日本に行くと嬉々としてコンビニに行く。実家から歩いて行ける範囲にはファミマ、セブン、ミニストップがある。ちょっと頑張って歩かなくてはならないところとしては、ローソン。てわけで滞在中どこの店にも絶対行ってしまう。
実家周辺の住宅街にある店舗では、学生や主婦といった感じのパートさんが働いている感じだが、駅近くのコンビニだと外国人の店員が増えてきたことに驚く。数年前までは、東京のコンビニだと中国のひとかな?という店員さんも見かけたものの、実家のある千葉ではまだまだそれほど・・であった。しかし、昨年夏に行った際には、駅周辺のコンビニでインド系と思われる店員さんが増えていてびっくりした。

コンビニも実家近くだと、周囲の住民に加えて仕事で動いている人が昼食または軽食を求めて立ち寄る、とかが多いのだが、駅周辺の朝に店に行くとこれから出勤っていう感じの会社員が多い。通勤電車に乗る人たちと同様、こうした通勤客はコンビニの買い物でも殺気立っている。
たくさんの人が店の中にいるのだけど、それぞれは個人客なので誰も話さないからとても静かである(店員さんのいらっしゃいませ、とかという声しか聞こえん)、黙々と自分の買いたいものを素早く選び、さかさかとレジの前の列に並ぶ。レジ前には列を作れるように線が引いてあるのでそれに沿って行儀よく並ぶのはさすが日本人。
この整然とした姿を見ると「うん、日本にいるんだなぁ~~」としみじみ思う。
レジの人も素早くて、こっちがノロノロと小銭なんか探したりするのは許されまじ雰囲気になっている。
最近はキャッシュレスで買う人も多くなっているから余計に・・・
通勤時の電車に乗る時のように、通勤時間帯にこうした店で買い物をするのは申し訳ないような気になる。私が朝から電車に乗るのもその前にちょっと買い物するのも、これから遊びに行くのよ~って状態なので、これから1日働く人にしてみたら「ちっ、遊びに行くやつが乗るなよ(来るなよ)」と思っているに違いない。

コンビニに限らないけど、日本人は買い物するお客さんはとても静かである。話すのは店員のみでお客さんは一言も発さず買い物を終えていく。日本にいた時は当たり前で何とも思わなかったけど、こっちに来てからはその光景が不思議に見えてくることもあるから変なもんだ。もっとも、日本みたいに人口が多くてお店も混んでいるところでは、こっちみたいなペースで会計してたり店員さんとお話してたりされたら、いろいろ支障をきたすだろうし、うるさいだろうし。
やはり人はその土地に合った行動様式を持っているものなのだと改めて思うのだった。
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髪の毛の長さ

2019年03月24日 | 生活
手術をするにあたって去年の12月半ばに髪を切った。普通にお風呂入ってもいい、とは言われていたのだが、髪の毛を洗う時は顔を下に向けているのでその時間が短い方が楽かなぁ、乾かしたりする時間も短い方がいいかなぁ、と思ったからだ。
いままでセミロングほどの長さだったのを、ショートヘアにばっさり。こんなに短くしたのは随分と久しぶりだ。
冬に髪を切ると、問題なのは寒いこと。切ったその日から、襟足&首が寒くて寒くて。家の中でも帽子とかマフラーをつけていた。髪の長さがある程度あった時でも、髪の毛を耳にかけただけでもちょっと寒い・・・と思ってたくらいだから当たり前といえばその通り。

しばらく人に会う機会はあまりなかったのだが、手術後に仕事などで外に出るようになって、人に会うと気がつく人と全然気がつかない人がいることがわかった。
まず仕事がらみで会う男性はほぼほぼ気がつかない。もしかしたら気がついている(または、ん?なんか前と違うかな?程度に気がつく)が、特に言わないという人もいたかもしれないが、ほぼ気がついていない人ばかりだったと思う。
しょっちゅう会うわけではないし、男性というのはそういうことを気に留めない人が多いのではないかと思う。
男性からは誰にも「髪切った?」と言われなかった。
一方、女性は大体気がつく。「あれ、前、髪長くなかった?」とかちょっとびっくりして。気がつかない人もいるのだけど。あまりそういう点に注意を払わない人というのもいるのだな。手術をしたとか話すと面倒なので、ほとんどの人には「髪が傷んできてたので切ってみた」というような説明をしていた。女性の場合、「なにかあったのでは?」と勘ぐっているような雰囲気の人もいた。さすがにこの年で、失恋したからばっさりと切ったの?と考える人はいないだろうけど、なにかしらの心身の変化とかあったのかしら・・?とか、年取ってきたからショートヘアにしてみることにしたのかしら・・?とか考えてるのかもしれない。
そういう反応のアレコレを見てとるのもなかなか興味深かった。

ほぼ月に1回くらい獣医の所に行くのだが(うちの犬はなにかともんだいがあるというのもあるが、そこでエサを買っているからでもある)、受付の女性は2~3人でシフトを組んでいる。その中でもあまり会わない方の人が受付にいた時に、犬のエサを買いに行ったら、「あ、髪切ったのね~、いいじゃない」と言われた。この人はそういう点を見ている人なんだなと思う。私のつけていたピアスも「それ、可愛いわね」と褒めてくれた。そういうところに興味を持たない人と持つ人がいるんだな、と改めて認識した。(ちなみに獣医に行くときにピアスをつけていない時の方が多い)

切ってから3か月以上たって、髪の毛も伸びてきた。切ったばかりの頃は短くなったうえに梳いているため、薄くなった感じ・・と思ったが、髪の量も戻ってきたのでまた厚みを感じるようになってきた。今度は伸ばしていく方向なのだが、その途中でも髪を揃えてもらったりなどしないとなぁ・・などと考えている。のだが、私がいつもお願いしている美容師さんがどうも日本に帰っているらしい。こちらに戻ってくるのは未定、とか。いつ切りに行けるだろうか・・・??


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夏時間に移行して

2019年03月20日 | 生活
3月の第2週目の日曜日からサマータイムになる(今年は3月10日だった)。日曜日といっても、午前2時が午前3時になるということなので、土曜日の深夜というほうが実感としては近い気がする。そういう時間帯には私は起きていないので、土曜日の夜、寝る前に時計を直しておく。だから寝るのが11時だったとすると、時計を12時に直す。だから1時間寝る時間が少なくなるということだ。
もちろん、サマータイムが終了すると、1時間時間を戻す=1時間寝る時間が増えるというわけで、1年間トータルで見るとプラスマイナスゼロってことなるのかな?

この1年に2回ある時間の変更は時計を直すのが面倒くさい。うちの場合だと、壁に掛けてある時計が2つ、オーブンの時計、電話の時計、ベッドルームにある目覚まし時計2つを直す必要がある。あ、あと車の時計(車に乗る時に直すことにしているので、よく忘れてしまう)。PCだとかタブレットだとか、携帯なんかのデジタル機器は勝手に調整してくれるから楽である。
時計を直すのが面倒くさい・・とかいう話をしたら、友達が、最近は時間を気にする必要があまりなくて気にならないわ~、働いている人とかは大変かもしれないけど、といっていた。悠々自適な専業主婦で生活にゆとりがある人でなくては、なかなか言えないねぇ・・・と私は思った。

サマータイムに切り替わってすぐの朝7時、犬を外に出すとまだ外はうす暗さが残っていた。そりゃそうだよな、2,3日前にはまだこの時間は午前6時だったわけで、暗かったもんね。サマータイムで1日に1時間一気に進んでも、日の長さはそれと同じ速さで延びていかないのだし。逆に夕方は日が暮れるのが遅くなったなぁと思ってしまう。これもそのはず、いま午後6時でも数日前は午後5時だったわけだから。もっとも、私の感覚では、3月の半ばくらいになると実際にぐんぐん日が延びていく感じ(私はそう感じてたけどそう思わない人もいるかもしれない・・・)なので、サマータイムが始まって割とほどなくして違和感を持たなくなってくる。ちなみに10年ちょっと前くらいまでは、サマータイムの開始は確か4月の第1週目だったと思う。サマータイムの期間が延びたわけだ。アメリカがまずそれを始めてカナダも追従した形になる。サマータイムは北米では、daylight saving timeという。

時計を直す面倒くささだけでなく、夏時間に移行した後の月曜日は交通事故が増えるという話も聞いたことがある。時間が進んでいるのにうっかり今までの時間で家を出てしまって、大変!遅刻!と慌てて運転するためか?
時差ボケっぽくなる人もいるそうだ。たかだか1時間といえども、生体リズムに影響があるみたいだ。とくに小さい子供の方が影響を受けるらしい。
私自身は特に何か影響があると感じたことはない。時計を直すのが面倒だということ以外には。
カナダ国内でもサマータイムを実施していないところもあるし、私の住むBC州の一部でも実施していないところがあるそうで、いいなぁと思う。


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鼻の状態

2019年03月16日 | 生活
**やや汚い記述が入ってます、気をつけて読んでください。***

この前、手術後2か月のチェックアップに行ってきた。前回のチェックアップから1カ月ぶりである。
鼻の中にスプレーで何やら薬剤を入れ(これがすこしすると喉に回ってくるのだが、苦いのである・・・)、カメラを鼻の中に入れる。私も一緒に画面を眺める。ふむふむ、なかなかキレイになっているではないか・・・ん?なんかある。と私が気付いたのだから、当然お医者さんも気づいた。
なんか少し腫れてるね・・とのこと。なぜでしょうと尋ねたら、おそらく回復途中のプロセスでしょうね。と分ったような分らんような答えがかってきた。治る途中で腫れるというのは、治るために通らねばならぬプロセスだということなのか、治る途中でちょっと思わぬ副産物ができてしまったけど、心配ないよ、ってことなのか。
ともかく、はぁ・・と私は生返事。

薬を出しておきましょう、それで腫れが引いてくると思うので、という。そして、次は2か月後にチェックアップです、と言われた。間が開くようになりましたね、というと、順調に回復しているからね、とのこと。腫れているのも順調に回復しているということなのか・・・
処方箋を手にして、近所の薬局へ行った。犬の散歩がてら寄って処方箋を出してきた。結構高い。手術後の薬代が結構かさんでいるんだよなぁ。

鼻の薬はスプレー式になっていて、いま鼻の洗浄を続けているのだがそのあとに2回スプレーするようにとのこと。シュッ、シュッと2回スプレーするのだが、痛くもなく刺激もない。入ったの?と不安になるほどだが、入っているようだ。
することの手間が増えて面倒なのに加えて、スプレー後もちょっと様子を見てないと、鼻からたりーんと落ちてくることがある。
やっかいなのは、スプレーしてから随分経ってから(1時間くらい経ってから)でも、下を向いた時にたりーんと落ちてくるときがあるということ。1時間くらい経っているともうさすがに出てこないだろう、と思って油断して、犬をなでようと下を向いたら、たらりーんと垂れてきた。おっと!と思ってももう遅い。大体そんなときにはティッシュを手に持っているわけではないので手で押さえるけど、これが、水状でつつーっとあっという間に落ちてくるので抑えるのが間に合わなかったりする。花粉症で鼻水があっという間に垂れ落ちてくる感じと似ている。
で、犬の毛皮にかかってしまった。いま、冬毛で分厚い毛が生えているので、本人(犬)はあまり気がついてないみたいだ。出るといってもたいした量ではないのだし。でもきちんとウェットティッシュでふいてあげました(笑)

しかしこの前は散歩に行こうと、犬にリードをつけようと下を向いたら、ボトボトと結構たくさんの鼻水が出て大慌て。
家の中で玄関口だったから良かったようなもの。ティシュとか持って来て掃除できたが、外だったりして人がいたらかなり恥ずかしかっただろう。
あわわ・・・
おかしかったのがそれを見てしまった犬がびっくりしていたこと。犬もびっくりすると「なにこれ、引く!」って表情になるんだ・・と発見した。人間みたい。

そういえば、3月も半ばだが、私の花粉症は今のところ大した症状が出ていない。いつもなら、鼻ぐずぐずで、目がかゆくてたまらん!!ってことになっているが。
鼻の手術をしたからといってアレルギー体質が直るわけはないので、これは関係ないのだろうけど、鼻の洗浄をしている(これっていわゆる鼻うがいである)ので、もしかしてそれがちょっと効果出しているのかも?
それとも、2月が寒くて3月に入っても寒い日が続いていたから、遅れているだけかもしれない。
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お昼ごはん

2019年03月11日 | 生活
私はどこか職場に行って一日仕事をするという生活をいまはしていない。なので、お昼は家にあるものを適当に食べている。
日本では会社員をしていたが、お昼の形態はその職場ごとにちょっとずつ違っていた。最初に勤めたの日本のそこそこ大きい会社で社員食堂があったので、そこでほぼ毎日食べていた。最初の1年間くらいはまだ土曜日は出勤だった。(その後、土曜日は休みになった)私が勤めていたのは外国為替なんかを取り扱う部署で、土曜日は市場が休みだったので、仕事もヒマ。お昼もゆっくりとっていいということだったので、外にのんびりと食事に行ったもんだ。

その後退職してイギリスに留学(約1年)した際は、ホームステイをしていたのだが、朝と晩はご飯を作ってくれるが昼は自分で用意することになっていた。ので、スーパーでパンとか材料を買っておいてキッチンにおかせてもらいサンドイッチを作って持っていたったり、外で何か買ったりしていた。

帰国して就職したのは外資系銀行で、一緒にランチに行く人はみんなお昼は外に食べに行っていたので、私もそれにならって毎日外食。オフィス街で周りには食べるところがたくさんあった。

結婚後シンガポールに少し住んでいて、そこでは(子どももいなかったので)フルタイムで社員として働いていた。シンガポールは共働きも多いってのもあってか、外食産業が非常に発達しており、お昼は当然のこと、夕食も外食(またはテイクアウト)っていう家庭は実に多かった。廉価で食べられるから、自分で作るより節約できたりするのだ。食べるの大好きな私は、いろんな食べ物を試せてうれしかった。

カナダに来てからはオフィスで仕事、ということも多少していたのだが、周りにお店がほぼ皆無という場所だったので、毎日お弁当持ちだった。お昼といっても自分のデスクで仕事をしながら片手間に食べていた。(そういう環境だったのだ)その代り、お昼休憩の時間分、お給料からは差し引かれないのだけど・・・
しかし大体は、私は在宅で仕事をしているので、お昼は自分だけで適当に済ませている。

カナダで働く人たちのお昼事情はどうかっていうと、レストランやカフェ、フードコート(ファーストフード)で食べるという人もいるが、多くの人は、テイクアウトしてオフィスの休憩室(または自分のデスク)で食べるとか、自分で作ったお弁当を持ってくるみたいだ。ファーストフードならともかく、レストランだと食事そのものも結構高いうえ、チップも払わなくちゃいけないから大変。
お弁当といっても日本のようなきれいにつめたものではなくて、サンドイッチとか。それも、パンにチーズだけ(またはペースト状になっているチーズを塗ってくる)、ハムとチーズをはさんでくる、とか、ピーナツバターとジャムとか、まぁ、ちゃちゃと作れるもの。ツナマヨなんかもいいと思うのだが、匂いが耐えられない!という人が少なからずいるので避けたほうがいいのかも(卵サンドも同様)。魚っぽい匂いが苦手な人は結構多くて、おかかのフリカケすらもダメというひともいる。

あと、同じものを毎日持ってくるっていう人も多いみたいだ。ピーナツバターとジャムサンドを毎日・・とか。
毎日同じもので飽きないのかな、と思うけど、大丈夫らしい。うちのだんななどそういうタイプだ。何にしようか考えなくていいから、ってことらしい。うちのだんなは変化を嫌うタイプなので、こういう傾向は食べ物に限らず、だが。
明日、お弁当何にしようか・・と悩むのが時間の無駄、というところかな。
確かに面倒くさいともいえるのだが。
そう考えると、毎日お弁当のおかずを変えて作っている日本のお母さんたちはすごいなぁと思う。
同じものといっても多少変化をつけているよ、という人もいる。っていってもさ、ジャムの種類を変えた、とか、ピーナツバターなしでジャムだけにしてみた、とか、バナナをつけてみたとか・・ま、そんな程度である。

もちろん、こっちの人がみんな、いつも同じものをお昼に食べているわけではない。毎日同じお弁当を持ってくる人をからかう人だっている。「よく飽きないね~」って感じで。

現在私はたまーに、オフィスワークをしにいくことがあり、お弁当を持っていく。でもすっごく簡単なものだ。チャーハンつくってあとは夜のおかずから一品だけ入れていく、とか、おにぎりだけ、とか。
こんな私、日本にいたら子どものお弁当作りですっごく困っていたに違いない。

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大学

2019年03月07日 | 子ども・家族
娘が通う大学に仕事で出かけることになった。
広大な敷地内は、いろんな建物が立っているし、周辺はお店もあってもう1つの街のようなので、学生だけでなく一般の人も観光客も来ているような場所だ。
だからいついっても人がたくさんいる・・・という感じがする。
この日は、大学内の建物のひとつで行われたイベントを見に行った。土曜日だし朝だし道もそれほど混んでいないだろうと思い、車で出かけた。大学内の駐車場は有料だが週末だと平日よりは安いしね。(無料で止められるところ=路上、もあるが、探すのが大変だし、建物からは離れていることが多い)

娘が寮に入っているのだが、1年目はみんなミールプランというプリペイドカードみたいなものを買わされる。これで寮の中にある食堂でご飯食べたり、その他レストランやファーストフードの店で使えるところもある。これが意外と減らないのだ。で、残ったら返してもらえるのかというと、返してもらえるらしいがその手続きがなんだか面倒くさいらしい。ただし、これはうちのだんなと娘が調べた限りで、「面倒くさそう」ってことらしいので、もしかして私からすると「いや?それほどでも?」って具合かもしれない・・・・
そんなわけで、チャンスがあればそのカードを使って私たちも食事をするようにしている。なんていっても寮にいられるのは4月末まで。カードはそれ以降でも使えるようなのだが、学校に通ってなくて寮にも入ってなければ使うチャンスは減る。
それでいまは、週末に帰ってきた娘を送りがてら、カードを使って私たちも一緒に食事をしてきちゃったりなんてことをしている。
で、今回仕事で大学に行き、終日過ごすのでお昼ご飯を娘のカードを使って買って食べよう!と思ったわけだ。

10時から始まるイベントの午前の部が終了してお昼。早速娘に電話する・・・が、出ない。何度かけても出ない。寝てるのか!?(←よくありがちなので)
10回以上かけてみたころやっと娘からテキストが入ってきた。具合が悪いから行けない、という。なんと!
仕方がないので自分でお店に行って簡単なお昼を済ませてきた。別に損をしたわけではないのだが(もともとミールプランはプリペイドカードであってそのお金は私たちが払っているのでね・・)、カードを使えばちょっと割引になるのになぁとか思うとちょっと悔しい(と、セコイことを思う私であった)

午後からまたイベントに戻り仕事を続ける。
夕方5時過ぎに終了。うーん、疲れた。娘はようやく復活したらしく、のそのそと会場までやって来た。彼女の入っている寮からこの会場までは近い。
一緒に夜ご飯を調達に行く。今度は娘のカードを使って購入だ。
そして車に乗り込み、えんえんとドライブ。夕方で車も多く1時間くらいかかった。空いていてかなりスムーズに行けたとしても40分くらいはかかるので、ほんと疲れるドライブだ。

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シネマ歌舞伎

2019年03月01日 | 生活
シネマ歌舞伎という映画を見た。歌舞伎座で上演された演目を録画編集して映画にしたものだ。DVDも出ている。
それがバンクーバーで上演された。2つあったのだが、どちらも結構昔のものだ。
一つは道成寺(ほんとはもっと長いタイトル)とかいうもので、2006年のもの。もう一つは籠釣瓶(これもほんとはもっと長いタイトル)で2010年のもの。
私は知り合いのひとに誘われて見に行き、2作品とも見てきた。

道成寺はもともと能の演目だったとのことで、能の舞っぽいのもあるが、歌舞伎っぽいという舞いももちろんある。恋に破れた女性が怨念で大蛇になり、寺の鐘の中に隠れた男を焼き殺した、といういわくありの鐘の供養の日に、白拍子(踊りを踊る遊女)がやってくる。踊りをすればお参りできると言われて踊りを披露するが、最後には蛇の化身となって鐘の上に登っていく・・てなあらすじ。
女性を演じる人がひとりっていうのが基本らしいけど、これは2人女性が出てきて踊る(5人ってのもあるらしい)。
衣装がきらびやかで素晴らしい。黒ベースの振袖、赤い振袖に烏帽子(この時は能のような感じの舞)、赤い振袖をぱっと脱いで水色(?)ぽい衣装に。衣装が変わるときにはお着換えの手伝い(何と呼ぶのか分らないが)が出てきて手伝って縫いだ衣装を持って去っていく。藤色の衣装、白い衣装、と衣装替えも多いし、笠、手ぬぐい、小さい太鼓、タンバリンみたいな打楽器、と小道具も多くて楽しい。

籠釣瓶は刀の名まえらしい。商人が江戸の吉原にやってきて花魁の八つ橋にひとめぼれ。せっせと通い詰めて身請けをすることになったが、八つ橋には恋人がいて身請けをしたら別れると言われ、商人に愛想尽かしする。そのことを恨みに持った商人が後に戻ってきて八つ橋を籠釣瓶で殺害する、というドロドロストーリー。
道成寺は踊りが中心の演目だったけど、こちらはセリフが中心の劇みたいな感じだ。今は亡き中村勘三郎がこの商人の役だが、八つ橋の突然の愛想尽かし(そして一緒に連れてきた知り合いの前で大恥もかかされた)にあって、言葉を失い、涙ながらに訴えるところは涙も鼻水も出しての熱演。痛ましい様子は見ている方が胸が苦しくなります。
八つ橋は坂東玉三郎。さきほどの道成寺でも白拍子のひとりを演じているけど、さすがの色っぽさ。

歌舞伎はしっかりと最初から最後まで見たのは初めてだ。こんな風になっているのねぇと感心、感嘆。
映画なので役者のアップがあったりと見やすくなっているのもいいが、実際に歌舞伎座で見ればまた違った良さがあるんだろうなぁ。生で聞く役者の声とか、会場からの「中村屋!」みたいな掛け声とかが入るのもいいよね。(実際歌舞伎座で上演されたものを撮ったものなので映画でも掛け声は入ってたけど)
あとはきらびやかな衣装を実際に見れるのも楽しそう。

一緒に行った知り合いの方はやや年配で東京出身。若いころは母親と一緒に歌舞伎座によく見に行ったという。いまはオペラが好きで通っているというのもよく分る気がする。昔はね、と彼女がいう。歌舞伎を見に行くときは着物を着ていったものだし、オペラも正装していったものだけどね・・見に来る人たちの服装もいまはうんとカジュアルになった、という。時代は変わる・・けど、いいものはいつまでも変わらずいいものなんだな。

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