お酒と器の下町サロン 押上文庫の公式ブログ

火~土18時~24時営業
日、祝日18時~23時
ご予約は、03-3617-7471(押上文庫)へお願いいたします。

7月7日(土)は和装の七夕イベントやります。

2012-06-25 | お知らせ
7月7日(土)は七夕と掛けまして着物dayとなります。

 

 着物、浴衣、甚平、作務衣等和装でお越しください。

 

 和装でいらして頂いたお客さまにはお酒を一杯サービス致します。

 

 また20時位より

 

 三線のタケシィさんにおいで頂き

 

 流しのスタイルで演奏して頂きます。

 

 

 

お酒一杯とちょっとのおつまみでもふらっといらしてください。  

 

 営業時間は通常の17時から24時です。

 

押上文庫 

 

東京都墨田区押上3-10-9                              

 

03-3617-7471                                 

 

 よろしくお願いいたします。

 

 

 

 




萩焼の十客揃碗。その思想は?

2012-06-24 | 酒器

 

多分、明治時代位の萩焼の煎茶碗の揃えです。

 

大きさがちょうどいいので酒器として使うことに致しました。

 

ぐいのみは骨董の影響で一品もの主義になってしまいました。

 

しかし酒席(宴席では)それぞれ違うぐいのみで飲むと席の統一感もありませんし

 

形状が変わりますと味も変わってしまいます。

 

せっかく同じお酒を飲んでいるのですから皆同じように感じて頂きたいので

 

ぐいのみはひとつのお席には統一したもの数揃えが必要に思います。

 

自分たち飲食に係わるものが器を作っている方たちに働きかけ

 

そのような酒席を整えねばならないと思っております。

 

 




6月23、24日は通常どうり営業いたします。

2012-06-23 | 日記

今週の酒処、押上文庫は6月23、24日は通常通り17時より24時まで営業いたします。

昼間の押上猫庫も通常通り13時から16時まで営業いたします。                                                        

 

 

東京都墨田区押上3-10-9                              

03-3617-7471                                 

よろしくお願いいたします。


壁の絵。

2012-06-22 | 日記


当サロンには大体このような絵(正確にはエッチング、銅版画)がかかっています。


この写真を見ただけでモチーフがわかる方は相当です。


 


なぜ取り上げたかと言うとふとしたことからこのサロンを開いた目的を思い出したからです。


かなり前にある料理屋の批評記事を読んだ時に料理の味の事は置いておきまして、


「コストパフォーマンスが悪すぎる。九谷焼の須田菁華氏に特注して作ってもらった器たちに


支払いのどのくらい含まれているのか」と言うような内容が書かれていたような気がしました。


日本料理は器を含めすべての調度品を持って評価されるべきだと思います。


料理の記事を書く方でそのような価値をわかっている方がどれくらいいるでしょうか。


 


ワインについてはお詳しい方はいると思いますが、


お酒について詳しい方はどれくらいいらしゃるでしょうか。


料理だけ食してあれこれ言うのはあまりにもつまらないことだと思います。


(料理を批判してはいけないという事ではありません)


 


逆にお酒の世界もそうだと思います。


お酒と言うものを媒体として周りの物に興味を持っていただきたいと思います。


家のみでもコップ酒でなくいい器で贅沢して頂きたいし、


さらに音楽やら絵などの芸術に触れて頂きたいと思います。


 


日本ではまだお酒を含め飲み物についてまだまだ理解度が高く無いように思いますから


飲食にかかわる我々が啓蒙してまいらねばなりませんが、


お酒について深く理解して頂き


同時に横の興味の幅も広げて頂けるように願っております。


 


ちょっと理屈っぽい話、分かりにくい文章ですいません。


最後までお付合いいただきありがとうございました。


 


 


エッチングはワーグナーのオペラ(正確には楽劇)の場面です。


上がニュルンベルグのマイスタジンガー


下がジークフリートです。