お酒と器の下町サロン 押上文庫の公式ブログ

火~土18時~24時営業
日、祝日18時~23時
ご予約は、03-3617-7471(押上文庫)へお願いいたします。

メニューの一部ご紹介いたします。

2011-04-30 | 御食事

メニューの一部です。

前菜三種 ひじき煮 しらすと蕪の葉和え 鶏ささみと葉唐辛子和え 600円

                           備前焼長皿 金重潤平作

磯つぶ貝含め煮               400円

                            絵織部  小山智徳作


森本良信作ぐいのみ

2011-04-27 | 酒器

森本良信作 備前焼ぐいのみ五客

最近居酒屋でも酒器もこだわっている店が増えてまいりました。しかしその多くが籠から

銘々が好きなぐいのみを選ばせるというものではないでしょうか。しかしそれではせっかく同じテーブルで

同じお酒を飲んでいるという一体感がないように思われます。それに形が違うと味も変わってしまいます。

それに骨董の影響でしょう。作り手もぐいのみが一品主義になってしまい同じものを何個も作るということもなくなってしまいました。

味によって形を形成するということも無いと思います。

まだ酒の味によって酒器を変えるということも日本酒の世界では考えられていないのではないでしょうか。ワインではタイプによって

グラスが変わることは常識ですし、ビールに至っては各醸造元ごとに自分たちのグラスの形というものを持っております。

押上文庫ではお酒の味による酒器の形、質感などを追及していきたいと思います。

そして酒のタイプによって器を選んでゆくというプロの仕事を作っていきたいと思います。

 

ちなみにこのぐいのみたちにはどのようなお酒を合わせるかというと

燗酒で、酒の表面に凹凸のあり味のあるお酒。山廃や生モト。器ののザラザラ感とお酒のザラザラ感がぴったり合うと思います。

口が多少厚いのでどっしりした味のものが良いと思います。