お酒と器の下町サロン 押上文庫の公式ブログ

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文化とは?

2013-05-30 | 日記

ちょっと前ですが和楽という雑誌に歌舞伎の特集が組まれておりました。

入門編としての特集ですが表紙を見てちょっと刺激を受けました。

表紙が助六でしたが演者が誰かと

11代(先代)の市川團十郎か?

違う。

15代 市村羽左衛門だ。めずらしい。

和事の特集で昔の役者が取り上げられることは非常に珍しい。

(家系図が載っていることは多々ありますが)

良く歌舞伎は出雲の阿国から400年の歴史があると言われますが本当か?

答えは否。

能は観阿弥、世阿弥その前から700年の歴史があると言われますが本当か?

これも答えは否。

なぜか。歴史を造ってきた例えは過去の名優たちとつながっていないからです。

入門書をみても演目の解説、小道具の説明などあと現代の役者がちょっとという具合です。

例えはオペラを観に行く人で過去の名歌手を知らないと言うことはありえない。

マリア カラス   デル モナコ  ジーリ カルーゾなど

ピアニストで グレン グールド  ホロヴィッツ コルトーなどを知らないと言うことはありえない。

指揮者で フルトヴェングラーやカラヤンを知らないことはありえない。

勿論音源も残っているので復刻もされている。(録音と実演が違うとはいえ)

偉大な先人がいて今がある、これが歴史であり文化だと思います。

日本の芸事も先人の音源も残っている。映像もある。

役者も趣味人だから絵や書、芸談も残っている。

さらに伝説の時代(録音技術のできる前)には浮世絵も残っている。

しかしこれらが整理されていない。

と言うことは歴史もないと言うことになる。

文化というものはそういうものだと思います。

この和楽では昔の舞台写真が珍しくたくさん使われ現代では坂東玉三郎さんが特集されている。

ちょっと古い写真が多いような気もするが昔と今をつなぐ歌舞伎の入門者の特集としては

かなり良いのではないかと思います。

文化というものは演者だけが頑張ってもダメでまわりの文字できちんと伝える人

理解のある(厳しさも持った)お客さんがいてはじめて成り立つものだと思います。

邦楽の催し物を開催するようになり入門書に目を通しはじめて、きずいたことを書いてみました。


6月1日(土)辻村寿三郎さんの会を開催いたします。

2013-05-23 | お知らせ

6月1日(土) 

辻村寿三郎

お話を人形振りをご覧頂きます。

2階のこじんまりとした空間で

寿三郎さんと人形をご覧いただくとても良いチャンスだと思います。

 

只今お申し込み受け付けております。

御興味のある方は是非お誘いのうえお越しください。

6月1日(土)17時開演

会場 押上文庫

料金 前売り 4000円 

     当日 4500円 (お飲物代含む)

 

お話のあとは押上文庫のお酒にて(ソフトドリンクもございます)

寿三郎先生と懇談会を予定しております。

チケット予約

03-3617-7471(押上文庫)

080-5175-4057(竹下)

090-4965-2105(関川)


小布施ワイナリーの日本酒飲み比べをやっております。

2013-05-18 | お酒メニュー

今年の小布施ワイナリーでは協会1~5号酵母と一体までは使われなくなった酵母を使って

お酒を醸造しております。(1号酵母は桜正宗さんが使っていたかな?)

しらかば錦、美山錦の2種類の米、精米歩合を59%にし酵母違いで仕込んでおります。

条件が同じで味を比べられる面白い試みです。

酵母って、と思われますが実はアルコールの質、香りなどお酒を飲んで感じるかなりの

要素がどんな酵母を使っているかによって決まるのです。

ビールの名前が酵母由来の名前が付いているのもそのせいです。(例えば、ペールエールなど)

 

日本酒度、酸度が裏書に書かれておりますが1~5号酵母については

それを感じさせないような味のバランスになっております。

6号、7号、9号酵母は美山錦59%で7号酵母だけ大正生酛似て仕込んでおります。

是非面白いのでまずは試してください。

東京都墨田区押上3-10-9

Tel 03-3617-7471

酒処 押上文庫

珈琲&BAR 押上猫庫

 

 


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本日、5月18日(土)は二世、実川(實川)延若の蓄音機によるSP鑑賞会を行います。

2013-05-18 | お知らせ

本日、5月18日(土)は二世、実川(實川)延若の蓄音機によるSP鑑賞会を行います。

したがって酒処、押上文庫は19時からの営業となります。

昼間のカフェ押上猫庫は通常どうり営業いたしております。

17時~19時の間もお店は開いておりますので

どうぞお立ち寄りください。

勿論SP鑑賞会のご参加もお待ちいたしております。

19日(日)は通常どうりの営業になります。

 

偲声歌舞伎音盤

其の参 二世 実川(實川)延若

話:関川勝夫

日時 5月18日(土)17時より

会場 押上文庫2階

     東京都墨田区押上3-10-9

 

 料金 (当日) 3500円   おつまみ、お飲物代含む

お話の後は、美味しいお酒を飲みながらのご歓談致しましょう。

 

    押上文庫 03-3617-7471

担当 (竹下) 080-5175-4057

    (関川) 090-4965-2105

ご予約お待ちいたしております。

延若の名前は今日継いでいる役者がおらずご存知ない方も多いかと思います。

上方歌舞伎を支えた名優の語りを是非体験してみてください。


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6月1日(土)辻村寿三郎さんのお話を聞く会を開催いたします。

2013-05-08 | お知らせ

 

6月1日(土) 

辻村寿三郎

お話を聞く会を開催いたします。

前回は平家物語についてお話しいただきましたが

今回はあえてテーマを決めず

お話会を致します。

只今お申し込み受け付けております。

御興味のある方は是非お誘いのうえお越しください。

6月1日(土)17時開演

会場 押上文庫

料金 前売り 4000円 

     当日 4500円 (お飲物代含む)

 

お話のあとは押上文庫のお酒にて(ソフトドリンクもございます)

寿三郎先生と懇談会を予定しております。

チケット予約

03-3617-7471(押上文庫)

080-5175-4057(竹下)

090-4965-2105(関川)