7世 松本幸四郎
(明治3年~昭和24年)
伊勢国(三重県)の生まれ
幼少の頃振付師藤間勘右衛門の養子となり藤間金太郎を名乗る。
明治13年九代目市川團十郎の門弟となり、二代目市川金太郎を名乗る。
明治22年新富座で四代目市川染五郎。
明治36年5月歌舞伎座で八代目市川高麗蔵を襲名。
この舞台を最後に師匠である九代目團十郎が同じ年の九月に亡くなる。
歌舞伎では五代目中村芝翫が五代目歌右衛門襲名したので
出番を求めて新しくできた帝国劇場へ移籍。
同じく尾上梅幸、七代目澤村宗十郎らも移籍。
明治44年七代目松本幸四郎襲名。
帝国劇場では現代劇、シェークスピア等の翻訳劇
オペラを歌舞伎仕立てにしたもの等新しい物にも出演。
(ベートーベンの歌劇フィデリオの改作した物に尾上梅幸らと出演記録もある)
七代目幸四郎の三人の息子は長男が市川宗家に養子に行き
のちの十一代目團十郎
次男は八代目松本幸四郎
三男は六代目尾上菊五郎の門弟となりのちに二代目尾上松緑となる。
この三人は戦後の歌舞伎界を支える重要な柱となる
七代目幸四郎は勧進帳の弁慶を1600回演じたとされ
歌舞伎の人気演目になっていった。
容姿や声にも恵まれ九代目團十郎のレパートリーの時代物、荒事などに本領を発揮した。
昭和24年78歳で亡くなる。
押上文庫 墨田区押上3-10-9[MAP]
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