毎年成人の日にはサントリーが彼の詩(若者に与える詩)を大きく載せます。成人式を4回も迎えるほど生きた私にも、気合を入れてくださり、励ましてくださる詩で、ほとんど毎年、ブログに使わせていただいた。
今年は、彼は亡き人の世界へ旅立っていた。
この詩は、まだ生きていらっしゃる10月に自筆で書き置かれたものだそうです。
彼は私の母校・山口県立防府高等学校の後輩です。一度もお会いしたこともない方だが、誇りに思っていた。
サントリーが詩の終わりに、長年の功績を書いていた。
若者たちの可能性を信じ、2000年から新成人に向けて厳しく、温かいエールを送り続けてくださった伊集院静さんへ心より感謝と敬意を表します。親愛なる伊集院静さんの残した言葉を大切にしながら歩み続けますとの言葉を添えた。
誇り
新成人おめでとう。
今日から君は新しい道を歩んでいくことになる。
この道には懸命に生きる人の誇りがある。
ほこりをもっていきること、それはわたしたちの務めである。
誇りとは何か?
それは信念を持って歩いていくことだ。
今まで同様、誇り高い道をまっとうしてくれ。
大勢の人がそれを望んだように、
あなたもまた、自信をもって、その道を歩んでほしい。
そこには必ず生きる喜びがある。
君の人生の肝心がある。
さあ、頑張って私たちの明日に向かおう。
(最後の2行は自筆の詩の締めとサインで)
大切なものを抱いて、進むんだ。
伊集院静
50になっても60になっても
そして70になって、80になって・・・90を過ぎたら
その大切なものを抱きしめて
穏やかに生きて行けたらと思います。
「生きるだけ生きて
すっと消えていきたい」。