おせっちゃんの今日2

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日本人横綱 と 日本出身横綱。この表現

2023-01-24 13:50:11 | いろいろ

国技館の上方、高い所にずらりと優勝力士の晴れ姿写真が並んでいます。
競った結果、貴景勝の大関の意地を見せた大きな技で、優勝は決まりました。
優勝額は次々と場所ごとに新しい勇者を加え、、長くたたえられた力士も古い順におろされていきます。
1月場所の初日を前に、稀勢の里の優勝額が取り外されました。マスコミ各社が「日本出身」横綱の優勝額が国技館から消えた、と報じました。

この報告を聞いて、なんだか聞き慣れない、変な表現、と思ったのは私だけではないのではないでしょうか。

「日本人横綱」ではないのです。「日本出身横綱」なのです。
この表現、私には何か不自然に響きます。

外国から、大相撲を目指し入門し、力を得て、地位をあげていく力士が続出。日本人力士より頭角を現してきたのでした。特に、モンゴルの方々の突出した力には驚きます。相撲の原型は、むしろモンゴルとも言いますし。彼たちは、日本に帰化もしているのです。現時点では日本人なのです。
と言いながらも、私自身、やはり多少の本来の日本人横綱とは違うよなあ、という気持ちも正直あります。
ここではむしろ、日本人・日本出身などという国名をとってはどうでしょう。第○○代横綱△△、のように呼んだらどうでしょうか。一層国際的に認められるスポーツになりませんか。