いろいろ備忘録

泳がせシーズンは下田・伊豆方面(神津島、銭洲、イナンバ、御蔵島、大島沖など)、それ以外は新潟の上越方面での釣行記

釣本の紹介(1)

2009-09-13 17:05:00 | ヨモヤマ・バナシ
自分の持っている釣り本をあらためて見てみると絶版ばかり。今も手に入るのは「銭州ブック」だけでした。よく考えたら、最近釣の本というのはほとんど買ってません。「つり丸」とかの雑誌も自分の写真が載ってるとかの特殊事情がないと買わないので、年に数えるほどです。

出張などで釣りに行けないとき、釣の本は生々しすぎるので、魚とか漁業とかに関する本をよく買っています。特に、海外出張には、暇潰しのために、必ずシマアジ用のウイリー・バケ作り道具一式と魚関連本を数冊持って行きます。

銭州ブック (田原泰文著、廣済堂出版、1850円)

本のタイトルそのままの内容です。1995年の本なので今の釣りのトレンドに合わない部分ありますが、入門書としてはいいと思います。

大もの釣り (永田 一脩、つり人ノベルズ)

これいつの話ですかね。多分50年ぐらい前の「大物釣り」(石鯛とか)の話ですが、今の釣りと違って海外の話のようで隔世の感があります。

地域漁業の社会と生態 ー 海域東南アジアの漁民像を求めて(北窓時男、コモンズ)

学術書ですがインドネシアを中心とした漁業技術の伝播の歴史など興味深い話が多いです。実は著者は知り合いなんですが、昔、インドネシアで漁民に魚網売っていたという筋金入りの「さかなや」さんです。

漁師になろうよ すてきな「海の男たち」の生き方 (吉村 喜彦著、Be-pal books)

転職して漁師になった事例が紹介されています。なんか、身の回りにもいますね。こういう人。

漁師になるには (田中 克哲著、ぺりかん社)

本気で漁師目指している人向け。私には具体的(本気)過ぎでした。

mamboo流大釣りの極意 (坂井 広著、集英社新書)

魚の釣れる・釣れない理由を月の満干との関係で説明しようとしたちょっと科学的な本です。ただ、魚の活性が高い・低いをどう科学的に定義するのか、月の満干の影響の低い沖にも適応できるのか、などなど、色々考えちゃいました。

漁協組合長奮戦記 (君塚福松著、北斗書店)

漁業組合って何してるかイマイチわからないところですが、これ読むと漁業でちゃんと生きていこうとしているところがなにをやっているのかよくわかります。

まぐろ土佐船(斎藤健次著、小学館文庫)

これは同名でビデオも出てましたね。

一本釣り渡世(石橋宗吉著、筑摩書房)

潮の読み方とか勉強になります。勝浦方面釣りに行く人だったらものすごく参考になるでしょう。

ここまではまだ新書で購入可能な本でした。それ以外で所有している魚・漁業関係の本も既に半分以上が絶版になっていました。こんなに直ぐ買えなくなるなら、やっぱり「とりあえず買っておく」という姿勢は正しいようです。