4月9日から19日までの11日間久しぶりに入院してきた。
近所の診療所的な病院。
劇症心筋炎の時、最初に受診した病院。
風邪と誤診され2.3日後に再受診したらいきなりドクターヘリを呼ばれて搬送された、病院。
病気が重い訳でもなく、
マンションのエレベーター工事で生活が立ち行かなくなるから緊急避難をさせてもらった。
今時、15日間もかけて、その内11日間は完全エレベーターが止まるという、聞いた事もない工事が入ってしまった。
リゾートマンションによくある事で、
業者の言いなりの業者に都合のいい工事を売りつけられたのだと確信している。
提案された事を鵜呑みにし、 他の道を探そうともしない。
交渉も値引きもしない。 内容を細かく詰める事もせずの業者の言いなりの、業者に美味しい工事だったのだと思う。
しかも、事前のきっちりとした説明もなく不満たらたらで泣く泣く11日間の非難を受け入れた。
しかし、これが結局は良い方に向かった。
冬季部屋から出られなかった自分にとっては、入院は逆に社会に接するいい機会となった。
色々な人と接して久しぶりに長い会話をしてると気持ちも明るくなってくる。
以前は、事あるごとに腹を立てたり、文句をいったり、気に入らない事が多々あったがこれが少し改善されていると感じた。
同部屋の方や看護師さんに恵まれたのもあるだろうが、確実に内面が変化しているのを感じ取れた。 気を揉まないで過ごせるしあわせ。。。。
そして、家事をやらないでいい生活は心臓の負担を和らげてくれて元気にすごせた。
なんと楽なのだろうか。。仕事でも始められそうな勢いだった。
残念ながら退院の荷作りと、その後のスーパーの買いもので元に戻ってしまい、2日ほど苦しい日を送ったが、 それも確認できただけでも良かった。
しかし、
一つびっくりするほど衰えを感じることがあってこれはショックだった。
4年前まで長期の入退院を3回も繰り返していたが、当時は病院食では足りなくて体重が信じられないくらい落ちた。
「全く意識の無い2週間」などもあったが、度重なる入院で70キロの体重が54キロまで減った。
大盛りにしてもらっても焼け石に水。
看護師さんがなんとかしようと「肥満食」を特別に指定してくれたがこれでも減り続け、
結局ネットスーパーで病院へ届けてもらいそれを食べていた。
そんな感じだから、今回も多少の食料を持ち込んだが、、、全く痩せない。 体重が落ちない。 むしろ胃が重たい感じすらするようになった。
病院の1800キロカロリー程度の食事で間に合ってしまうのだ。
それ程、体質が変わってしまったのだ。
心臓が弱り、酸素も取り入れられない、運動もしていないから筋肉が落ちる、質も変わる。
内臓も同じなのだろう。
悲しいかな、あれほど鍛えていた、肉体は今は油断すればメタボまっしぐらという状況にある。
何とかしないといけない、基礎代謝。
良く考えて、実践するべし。 狼は生きろ、豚は死ね。