昨日は月一の通院日。
退院後、1年以上経つのにステロイドの量が減らない。
早く健康になりたい患者と、病気を治したい医師。
目的が同じだから普通に考えれば意見の対立は無いはずだが、いつもながら全くかみ合わない。 険悪な雰囲気で終るから毎回憂鬱になる。
薬をいわゆる「お薬」として考え副作用を深く考慮しない医師と、
薬は薬剤、本来人間に合わない化学物質の塊で長期の服用は逆に健康を害すると考える俺。
医師は反抗的な患者として嫌がるが、
食事や生活習慣の見直しも、制限もせずに、ただ薬剤に頼る患者と、
出来る事をやって早く薬から離脱しようとする患者ではどちらが病気と向き合っているか解るだろうに。。。
そして、何より、少なくても自分が苦しむ道を医師にお願いしたりはしないだろうに、その辺りが全く伝わらないし、伝える時間も無い。
医師は状態が悪いからと言うが、、健康な人でも今の自分が飲んでいる量の薬を自分と同じ期間飲み続ければ、調子が悪くなるのではないか?
何もしていないのに、帯状疱疹が出るほど免疫力が弱っているのは明らかな副作用ではないのか?
入院食でのコレステロール値の上昇、カリウム低下、その都度薬が増えてきたが、根本を解決し無い事にはバランスが崩れるばかりだ。
こちらが、試しに少し減らして様子を見たいというのだから一度試させてほしいものだ。
何があっても、自分の意思でなら仕方がないと諦めもつくが、他人の意思では諦めもつかない。 何かあった時は、大変な病気でしたから状態が急変しました、などと葬られ責任は取らないだろう。
だから、俺の責任で好きなように試させてほしいのだが、、
UCの事なら10年以上の付き合いで何とでも出来るが、ステロイドの管理、心臓の薬の事は全く俺にはコントロールできないからどうにもならない。
医師は名医と言われている。 しかし、冬季は風邪薬をまじめに飲んで風邪でよく休んでいた。
俺は、風邪薬など飲んだ記憶が無い。
しかも、年に 1.2度 39度以上の熱を出していたが普通に仕事をしながら3.4年過ごしていたら風邪をひかなくなった。
心臓の事は詳しいんでしょう、助けて頂いたのも事実です。
しかし、今はもう心臓の事より薬や生活習慣、生き方の話になっているのです。
潰瘍性大腸炎の方で、手術をしないと返事をした虎の門の先生から手紙が来ていたそうだ。
「こんなに親身になって心配してくれる先生は珍しいよ、言う事を聞かないと。。」
先生の熱意は充分感じている。 だが、これも自分と基本的な考え方が全く違っている。
考えが違う、間違っていると感じているものを、、
いくら世話になったからといって、
手術は他人に義理立てしてやる物ではないでしょうに。
もう、5年も前から大腸全摘の話はされている。 その時に切っていたら今までの回復して元気な5年は無かった。
それだけでも充分手術をしなかった価値があると心から思える。 UCから回復しない自分のまま20年、30年生きたとしてもその5年には値しない。
それどころか、前の病院では10年前から免疫抑制剤、大腸全摘を言われていた。 10年間も自分の大腸で生き、しかも回復し健康な状態になった。 医師の言うように薬を使い、手術をしていたら今までの生活、今の生活は無い。
自分で考え、自分で選択して生きる事に意味があると思うのです。
稼げなければ、生活できないで死ぬ。 好きな事を諦めるのは死を意味するという人もいる。
ただ、心臓を動かしていれば 生きているというものではない。