突然送られて来た、実家からのはがきで過去の事が思い出され、怒りの感情に支配された。
実家の毒母、毒兄夫婦への怒りの感情がどうにも不快で仕方が無くなってしまった。
過去に何冊か読んだアダルトチルドレンの本の事を思い出し、アマゾンでACに関する本を適当に見繕って購入してみた。
(アマゾンはプライムのお試しの誘いが激しい、。過去に何度か試しているが一定期間を過ぎるとまた積極的に勧誘される。 音楽も聞かない、動画は他のサイトで十分なので、プライムには全く興味がないのだが、、今回の自分にはありがたいので利用させて頂いた。 キンドルの読み放題も。。)
どういう訳か、読書は苦手で遅いのだが、すらすら読めて、内容が入ってくる。
何度も同じような本を読んでいるので、筋が見えるのかもしれないが、それだけACについて知識が内在化されて来ていたという事だと思う。
読んでいて思うのは、いつも一緒で、
だから何なの?
そんなことで本当に回復するのかよ?
ACなどと大げさに騒いでいるが結局人生は色々有ってそれを受け入れながら進んでいかなくてはいけないんだよ。
などと、否定的な感情が多かった。
今回も、内容は理解できるが、そんなに簡単に心の問題が解決できるわけでもあるまい、 キズがあるから解るものもあるんだよ。 何、甘っちょろい事を言っているのか? などと 同じような感じだった。
しかし、心地よい河原で適当な風に当たりながら読んでいたりすると、なんとなく解決したような気分にもなって少しは進歩があったのかな。などと感じていた。
ここまででも、本を読んで、再度ACと向き合った意味は大きかったのだが、、、、、
なんと、
今日の早朝、薄暗い時期、起きてうとうとしている時に、自然と過去の自分に語りかけ始める自分がいた。
幼く、当時は何も出来ないで、
殴られても怒ることも出来ない、
罵声を浴びせられても反応できない、
物を取られてもなすがままの、、 過去の自分に今の自分が語りかけるという事をうとうとしながら経験していた。
暫く、意識の中でこれは面白い事が起こっていると思ったのだが、そのままその感覚に慣れようと流れにまかせた。
「おまえは何も悪くないんだよ。」 「馬鹿で無能な親が勝手に怒っているのだから。」
「大変だったね、良く我慢したね。」 「大変な環境で生きてきたからこそ学びも大きかったんだよ。」
「神様は色々な事を見せてくれるんだよ。 そこから学ぶのは自分次第だよ。」
「苦しい環境で経験できた感情もあるよね。」
「それも財産だよ、当たり前のように感じるものを他の人は感じられないんだから。」
「でも、お前は本当に何もわるくなんだよ。」 「安心して生きればいいよ。」 「守ってくれる人がたくさんいることを知っているよね。」 「そして、今は強くなっているからもう大丈夫だよ。」
本に書いてあった事を参考に色々とインナーチャイルドに語りかけている、、、不思議な感覚、、、、
そして、その感覚を忘れないようにした。
あー、、こういうことかと納得した。
傷ついた過去を思い出し、当時の自分と対峙し、納得し、、、回復するまでには相当な困難があると言うが、
自分の深刻さの度合いがわからないから、今は回復が楽しみでしかない。