日大の宮川君の会見本当に立派でした。
自己保身や組織を守る為の行動が先走る、「汚い世界」に染まる前に気がつけてよかったと思います。
「変な環境で育った人間」、「心にキズを持つ人間」、は、依存性が強く切られたくない為に間違った行動を選択してしまう。
しかも、自分でもそれが正しい選択だと信じて。
そうでなくても、組織に属すると組織での自分の立場を優先したいと言う気持ちから組織には逆らえない。
そんなことも無く、当たり前に、反省を素直に口にして、自らをさらして謝罪した。
自分の若い頃を思うと、
どうしてもこうしなければいいけないとか、
反抗してはいけない、とか、
上の言う事を聞かなくてはいけない、とか、依存する体質に取り込まれて正当な判断は出来なかったと思う。
彼の両親が彼の精神を壊すことなく素直な人間性に育てたことで、今回のような対応が出来たのだと思う。
日大の対応の悪さが指摘されているが、ほとんどが精神的におかしいゆがんだ心のまま大人になった職員、スタッフなのではと感じた。
健全な人間は去っていき、おかしな精神のまま育った人間だけが残って日大の体質が出来上がったと考えると納得できる。
日大の体質では彼らの言動はきわめて当たり前なのだ、自分達では宮川君のように異常さに気がつけないのだ。
家庭内ではよくある事だが、世間に話がでて初めて明るみになる。