死ぬ権利。

　　9ヶ月間、寝たきり老人と同部屋で過ごし、劣悪な環境で生き続ける事（というより、行き続けさせられる事）のほうが辛いのでないかと強く感じたのは事実だ。
　
　家族のお見舞い、訪問も無く、口からの食事が出来なくなれば胃ロウで栄養剤を流し込む、寝たきりだから関節はどんどん固まり動かなくなる、そして床ずれ。
　
　
　自分にとっては生き地獄のように思え、すかさず、意思表示が出来なくなった時の対応を書面にして医師へ手渡した。　自分は自然に逝ければいいと思ったからだ。
　おれ自身の事だからなんとしようと自分の勝手だからだ。
　確かに、必ずしも生きている事がいいとは言えない。
　人間には死ぬ権利もあると思う。
　　
　
　しかし、選択するのは自分自身だという事が絶対なのだ。
　
　生きたくないのに生かされるのは辛いだろう、でも、生きたいのに殺される、辛さ、怖さ、無念さはもっとむごい事だ。
　
　人間の正しい形など人それぞれだ。
　
　傍からみれば悲しい人生でも、本人や家族にとっては貴重な人生なのかも知れない。

　勝手に人を殺しておいて、自分の勝手な理屈をこじつけるな。
　なんでお前に他人様の命を決める権利がある。
　
　　お前こそが、人間の形をしている動物ではないか。　けだもの。
　
　頭がおかしかろうが、、薬物をやっていようが、、そんなことは関係ない。

　　人殺しは人殺しだ、生きていればまた何をするかわからない。
　
　
　

駐車場の話。

　住んでいるマンションの駐車場は異常に少ない。
　総戸数200余に対して、駐車スペースは20数個。　そして、事前の予約が出来ない。　来た順で停めるからあいていなければ停められない事になる。
　
　
　在る時、管理人さんから、駐車場を予約出来るように規約を変えて欲しいと言われた。
　なんと、折角やって来たのに駐車場がいっぱいで帰った方がいたとの事だった。
　
　早速、理事会で話をすると、、、、、　　
　　　強烈に反対されて、実現しなかった。
　
　
　管理人さんに結果を報告すると、、意外な事を聞いて、、、、それで納得した。

　反対した理事さん自身が、
　　　予約できないのに、予約のような事をして自分のスペースを事前に確保しているようなのだ。
　
　　なんとも、隠れてやっている己の特権を奪われない事が優先していたとは、、呆れた。
　　
　　公共の利益などという意識は無いようだ。

　自分さえ良ければ言いという生き方は、回りまわって自分にも降り掛かってきて、結果的に自分が生きづらくなるのだが、そこまで見えないようだ。
　
　
　　そういえば、いつもの議論も目の前の事しか頭に無くてしゃべっている。