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中小企業白書 【業種別構造・倒産件数・財務状況】☆

2011-10-14 09:06:40 | 中小企業経営・施策
おはようございます。

白書、見るの楽しいですよね。
今しかこんなこと出来ないだろうから、時間のあるうちに…
本音を言うと、簿記が嫌での現実逃避です(苦笑)


【中小企業の業種別構造】2010年テキスト p11参照
①製造業における出荷額、設備投資額、付加価値額
出荷額
・従業員規模4~299人では2004年以降において出荷額が増加していたが、2009年に減少に転じる(しかし、構成比は2008年と比較すると上昇)
・従業員規模300人以上では2005年以降に出荷額が逆転される
付加価値額
・一貫して50%を超えている(中小企業)

②卸売り・小売は2010年とデータが変化なし


【企業倒産件数】2010年テキスト p16参照
・2006~2008年度まで倒産件数が増加していたが、2009年以降減少に転じる
・2010年度の倒産数の多い順は
①建設業 ②商業 ③サービス ④製造 【化粧させ-】
・2009年度と比較して2010年度の負債総額が
増加したのは…金融・保険 サービス
減少したのは…建設・製造・商業・不動産(不動産の負債総額の減少幅が大きい)

【財務状況】2010年テキスト p14-15参照
法人企業(全産業)の主要財務・損益状況と財務指標
・2006~2009年まで当座比率と付加価値額は中小企業が大企業を上回っている
・債務償還年数が中小企業では一貫して増加しているが、大企業では2008年-2009年は横ばいに

○業種別で見るた特徴…
自己資本比率…大企業では製造業が最も高いが、中小企業ではサービス業が最も高い
営業利益率・経常利益率…小企業では2008年度まで製造業が最も高かったが、2009年度はサービス業が最も高い
債務償還年数が最も高いのは卸・小売で、2009年度では中小は大企業の4倍弱
借入金利子率が最も高いのは建設業で、大企業・中小とも数値は変わらず、ほぼ横ばいで推移

これで付属統計資料が終了です。
白書は量が多いけど、まぁぼちぼちとやっていこうかな。
自分でまとめたら頭に残りやすいし、と都合のいい風に考えてみる(笑)。

週末なので、今から少し二次対策をします◎

中小企業白書 【従業員数と開廃業率】☆

2011-10-14 00:25:55 | 中小企業経営・施策
こんばんは。

うーん。自分が見てるデータって合ってるよね。
T○Cテキストは見やすいように、はしおってるので特にサービスの分類が良くわからない。


まずは、「従業員数全体に見る中小企業のウェイト」です。

企業ベースで見た中小企業の従業員数は約2800万人で構成比は66.2%です。
2006年が2784万人で、2009年が2827万人、数は増えているのに構成比は69.4%から66.2%にダウン。なぜだ?

企業ベースの順番は(サービスの数え方の定義はいまいち不明…)
①製造(576万人) ②小売(418万人) ③サービス ④建設(293万人)
製造業は最も数は多いものの、中小の構成比は60.5%と低め。
医療・福祉は相変わらず中小の構成比が高く、ただひとつの9割超え(91.5%)

◎2006年と比較すると…
運輸業・郵便業となったことで運輸業の割合が増えた(卸と並ぶくらいに)
製造・小売・卸・情報の従業員数は減少、建設・飲食、宿泊・医療、福祉の従業員数は増加
(情報の事業所数がめっちゃ増加したはずなのに、従業員数は減少…悲しいですね)
特徴ってこれくらいですか。


次に、06~09年の「開廃業率」です。
これは出るだろ!!
非一次産業全体の開業率がなんと2.6%!!!過去最低です。
04~06年まで開廃業率が拮抗しています~って先生が言ってたのに、いきなり 開2.6 廃6.4%ですもの。(04-06は開6.4と廃6.5です)
ここで来ましたよ、リーマン・ショックの余波。
1989年のバブル崩壊以降の廃業率>開業率の流れは止まらなさそうです。

開業率の順番は
①サービス(2.4)①小売(2.4) ③卸売(2.1) ④製造(1.2) でした。 開業は「サぁコオセ」
廃業率の順番は
①小売(7.1) ②卸売(6.6) ③製造(5.4) ④サービス(5.4)でした。 廃業は「コオセイサ」

◎特徴は
・小売の廃業率が高く、開業と廃業の差も最も大きい(郊外の大型店舗が売上とっちゃってますかね…)
・04~06はサービス業のみ開>廃だったのですが、今回は全てが廃業率が上回っています。
サービスの廃業率が製造と並ぶほど高くなっていることにも注意!!
(バブルの波に乗って開業したもののリーマン・ショックで破綻したってケースですかね。
08-09は上場会社の倒産件数だけでも半端なかったですから。上場審査の甘さが浮き彫りになるケースが多かったような…確か上場して半年で民事再生、株価0っていうのもありませんでしたっけ…。会社を比較的容易に作れるのはもちろんサービス業です。
自分は08年に「トランスデジタル」っていう低位株で遊んでいたのですが、ヘアカットに行ってる最中にお父さんになった記憶がありますなぁ、、あれ以降低位株は触らないことに決めました(苦笑)!!)