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中小企業白書 【従業員数と開廃業率】☆

2011-10-14 00:25:55 | 中小企業経営・施策
こんばんは。

うーん。自分が見てるデータって合ってるよね。
T○Cテキストは見やすいように、はしおってるので特にサービスの分類が良くわからない。


まずは、「従業員数全体に見る中小企業のウェイト」です。

企業ベースで見た中小企業の従業員数は約2800万人で構成比は66.2%です。
2006年が2784万人で、2009年が2827万人、数は増えているのに構成比は69.4%から66.2%にダウン。なぜだ?

企業ベースの順番は(サービスの数え方の定義はいまいち不明…)
①製造(576万人) ②小売(418万人) ③サービス ④建設(293万人)
製造業は最も数は多いものの、中小の構成比は60.5%と低め。
医療・福祉は相変わらず中小の構成比が高く、ただひとつの9割超え(91.5%)

◎2006年と比較すると…
運輸業・郵便業となったことで運輸業の割合が増えた(卸と並ぶくらいに)
製造・小売・卸・情報の従業員数は減少、建設・飲食、宿泊・医療、福祉の従業員数は増加
(情報の事業所数がめっちゃ増加したはずなのに、従業員数は減少…悲しいですね)
特徴ってこれくらいですか。


次に、06~09年の「開廃業率」です。
これは出るだろ!!
非一次産業全体の開業率がなんと2.6%!!!過去最低です。
04~06年まで開廃業率が拮抗しています~って先生が言ってたのに、いきなり 開2.6 廃6.4%ですもの。(04-06は開6.4と廃6.5です)
ここで来ましたよ、リーマン・ショックの余波。
1989年のバブル崩壊以降の廃業率>開業率の流れは止まらなさそうです。

開業率の順番は
①サービス(2.4)①小売(2.4) ③卸売(2.1) ④製造(1.2) でした。 開業は「サぁコオセ」
廃業率の順番は
①小売(7.1) ②卸売(6.6) ③製造(5.4) ④サービス(5.4)でした。 廃業は「コオセイサ」

◎特徴は
・小売の廃業率が高く、開業と廃業の差も最も大きい(郊外の大型店舗が売上とっちゃってますかね…)
・04~06はサービス業のみ開>廃だったのですが、今回は全てが廃業率が上回っています。
サービスの廃業率が製造と並ぶほど高くなっていることにも注意!!
(バブルの波に乗って開業したもののリーマン・ショックで破綻したってケースですかね。
08-09は上場会社の倒産件数だけでも半端なかったですから。上場審査の甘さが浮き彫りになるケースが多かったような…確か上場して半年で民事再生、株価0っていうのもありませんでしたっけ…。会社を比較的容易に作れるのはもちろんサービス業です。
自分は08年に「トランスデジタル」っていう低位株で遊んでいたのですが、ヘアカットに行ってる最中にお父さんになった記憶がありますなぁ、、あれ以降低位株は触らないことに決めました(苦笑)!!)

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