2013年度診断士試験合格に向けて 

2012年度二次試験BBBC 今年受からないと期限切れなのでもう後はない…。努力あるのみ!

ファイナンス関連用語②

2011-09-02 18:42:10 | 財務
今日は仕事が台風のために早く終わりました。
さすが教育業界!!

出勤時間が少ないのにも関わらず、ちょっとしたことがあり、自分の心の狭さに少し凹み中です。
どうやったら仏のような心になれるのでしょうか。
まだまだ修行が足りません。

今日の課題であるセレクト問題集の簿記(記述編)が難しすぎて解けず(TACで習ってない論点!!)簿記3級とるまで逃げるつもりです(笑)
ということで、ファイナンス理論を進めていきます。

複利計算…現在価値を将来価値に置き換える計算
割引計算…将来価値を現在価値に置き換える計算


超当たり前論点なのに、両者の違いを答えろって言われたら答えられなかった気がする…。


セレクト問題集でいい物見つかりました!
こういう風に似たような公式を並べて書いてくれると初学者には分かりやすいんですよ。TACさん!!

☆現在価値に関する3つの公式☆書けない部分は略しています。
◎プロジェクトの期間がN年で定まっている場合
公式① PV0=ΣCFn/(1+r)n

◎プロジェクトの期間が∞でCFが一定の場合
公式② CF/r
(CFは一定であることに注意!)

◎プロジェクトの期間が∞でCFが成長率gで成長する場合
公式③ CF1/r-g
(CF1を用いるのは CF1<{CF2=CF1(1+g)}<…とCF1はCF2にもCF3にも置き換えることが出来るからです。)

書いてみて思ったんですが、やっぱり数式を書けないと非常に分かりづらいですね。

ファイナンス関連用語①

2011-09-02 12:35:54 | 財務
計算問題が多いファイナンス。
本質を理解しないまま、ここまで来てしまっていたので少しブレークタイム。


自己資本の市場価値=当該企業の株式時価総額(株価x発行済株式総数)
☆株価の変動によって価値が変動する(⇒時価総額)

負債の市場価値=利息や社債の満期償還額ないし返済額が契約により確定している
☆企業に債務不履行等が生じなければほぼ定数と考えられ一定として考える。

ということは、
企業価値の上昇・下落は、ほとんど自己資本の市場価値で決まるということですな。

ファーストリテーリングの時価総額がソニーを抜いたとありましたが、10年前と今とで比べてみると
2002年
ファストリの株価(2800)ソニーの株価(7460)です。
現在
ファストリの株価(14200)ソニーの株価(1600)です。
なるほど、、株価が企業価値を決定づける大きな要因なんですね。

ということで、株式の価値が自己資本には大きく影響するため
自己資本の価値は別名株式価値とも言います。

この別名を覚えると公式も覚えやすい。
株式の配当金を期待収益率で割ったものが株価になります。
期待収益率とは配当利回りと値上がり率を合計したもの。

配当が高くても、配当利回りが高ければ株価の上昇にはなりません。

例えば、武富士・アコム等々
今は知りませんが、5年くらい前は、消費者金融は配当が多くもらえることで有名でした。
消費者金融は配当が多くもらえる=期待収益率が高い⇒株価の上昇にはつながらない⇒企業価値は高くならない
まぁ、ブラックな企業ほど、配当利回りが良いということは、結局ブラックな会社はブラックだから企業価値が高くないのかな
これは妄想理論です。自分はこう覚えます。

そろそろ出社時間が近づいてきました。
続きはまた帰宅後に

貸借対照表と損益計算書、指標分別の注意点 ☆

2011-09-01 11:48:14 | 財務
こんにちは。
今日から9月入りです。
今年も残す所4カ月になりました。
ぼやぼやしていたら時間だけが過ぎていきます。

さて、貸借対照表と損益計算書ですが
退職給付引当金、未払費用、受取配当金等がB/S P/Lのどこの部位に当てはまるか分かりますか?
私はなかなかこれが覚えれなくて…
今ではやっと分けれるようになりましたが、いつ忘れるか怖いくらいの理解度です。

いつも迷うものだけテスト前用にまとめておきます

●流動資産(B/L)
有価証券 1年以内の債権
前払費用 未収収益
補足:
前払ってもう払った⇒もう払わなくても良い
未収ってまだもらってない⇒今度もらえる
どちらかと言えばプラスのイメージのものと覚えました。

貸倒引当金(マイナス表示)⇒貸倒引当金繰入額(販売管理費)・戻入益は(P/L)

●固定資産
投資有価証券
のれん・特許権(無形固定資産に分類)
繰延資産…①株式交付費 ②社債発行費等 ③創立費 ④開業費 ⑤開発費 「かぶしゃそうかいかい」と覚えてました(笑)

●流動負債
未払費用 前受収益
補足:
未払ってまだ払っていない⇒また払わなあかん
前受って先にもらっている⇒もうもらえない
どちらかと言えばマイナスイメージのもの、と覚えておきました。

●固定負債
退職給付引当金 
社債


●営業外収益(P/L)
受取利息・受取配当金・有価証券利息・仕入割引

●営業外費用
有価証券評価損・有価証券売却損・売上割引

●特別利益 ☆特別は臨時・例外的に発生するもの
固定資産売却益
貸倒引当金戻入額

●特別損失 
固定資産売却損
災害損失

★補足★
有価証券の評価損益
 売買目的有価証券 有価証券評価損益の営業外損益に区分(すぐに売ることが出来るため?)
 子会社株式    関係会社株式評価損の特別損失に区分(そういえばすぐに売れないよね…)
 関連会社株式   (子会社株式と同上)

子会社株式と関連会社株式にのみ減損処理(時価)が可能 減損処理⇒50%を超えるような大幅な下落のこと

~余談
売買目的有価証券に減損処理がついてたら「ただ投資失敗しただけやのになんで特別損失計上なんや」ってことになるのかな
ということは、リーマンショック時の銀行とか営業外費用が半端なかったやろうねぇ。
だって、ほとんどの会社の株式を持ってるでしょ?
東京電力の株価が大幅に下落した時どうだったんだろ?
どこの銀行も結構な割合持ってたから損失まぁまぁ出たんやないかな。
一回時間のある時に決算書見てみよう。

自爆ネタとしては、東京電力株を配当目的で2010年12月に購入しました。
結局、配当もらえずに寄りつきで損切り…
数日で60%の価値がなくなりました。
まじでありえんよねぇ…私の半期のボーナス以上の資産が…

超安定株の東電がこんなことになったりします。
世の中、なにがあるかは分かりません。
想定外の事象は常に思い浮かべておきましょう(笑)

財務分析指標を二次試験にどう活かしていくか ☆

2011-08-26 08:42:21 | 財務
こんにちは。

各指標はどうすれば改善するのか
今年の一次の本試験でもこの論点は出ていました。
でも、実際は二次試験の方が利用度が高いと思います。
考え方としては分母、分子がどうなればいいのかを考えていけばいいと思います。

◎各指標の改善策
①流動比率 値が大きい方が良い
分母を減らす⇒短期借入金を長期借入金に借り換える(流動負債の減少)
分子を増やす⇒遊休固定資産の現金化(固定資産の減少)

②ROE 値が大きい方が良い
分母を減らす⇒自己株消去(自己資本の減少)
☆節税対策 ROEが対応するらしいです。

③総資本回転率 値が大きい方が良い
総資本回転率…投下した資本がどの程度有効に活用されて売上に寄与しているかを判断する
言い換えれば、遊休資産がある際には効率的ではないので総資産回転率は減少する (分母の増加)
だったら、遊休資産を売り払って現金化した方が良い (分母の減少)
借入金の返済も資産・負債の圧縮により総資本を減少させる (分母の減少)

④自己資本利益率 理論的には50%以上が理想だが、間接金融の多い日本では50%よりも低い場合が多い
間接金融が多い⇒借入金が多い⇒分母の増加
増資などの資本充実策⇒自己資本の増加⇒分子の増加

⑤売上高対総利益率 値が大きい方が良い
商品の魅力を高めて売価を引き上げる(値崩れを防ぐ)(分子の増加)
収入原価を引き下げる (分子の増加)
☆薄利多売の場合は、売上高は増えるが利益率が低いため、売上高総利益率は一般的に改善しない

この他色々ありますが、ゆっくり考えたら答えが出ますが試験など時間がない時には焦って頭が固まってしまいます。
普段から色々なパターンを想定し、すぐに頭の中の知識の引き出しを開けれるようにしないといけなさそうです。


残り354日@H24診断士一次試験 (過去問が載っているHPの案内しました♪)

2011-08-17 20:46:51 | 財務
昨日解いた財務の過去問の合わしをしました◎

私が使っている過去問が見れるサイトですが、オススメはこの2つです。
①http://www.get-shindanshi.com/e_kako/touren.html
解説はありませんが、採点機能がついているので、ある程度過去問が解けるようになったら実力試しにどうぞ。
その他の機能も充実しているですが、私はテキストを持っているので特に使っていません。

②http://kanauka.o-oku.jp/
解説までついている超親切な過去問サイトです。
設問別に問題を選択出来たりと、苦手部分のみの復習にも活用出来ます。

両者とも作成にかなりの手間がかかったはず。
このような有志の心、本当に感謝です。


本題に戻って、H15年度財務の過去問の結果
27問中18問 ムムム…ダメです。

間違い直しをするとポンミスが4問ありました。
最初から22問合えば及第点到達といったところですが。。

◎ポンミス問題 
H15 ①
売上値引と売上割引。
売上割引は営業外費用に入るのですが、割引を値引きと読み間違え計算ミス。
改善策⇒値引き・割引に○をつける

H15 ②
棚卸減耗費を総平均法で計算するのですが、総平均法の計算に前月繰越を考えなかった
改善策⇒無精をこかずにボックス図を書いた方がいいような気がしました。。

H15 ⑥設問3
経営資本の計算ミス 
改善策⇒きちんと途中式は書きましょう…

H15 ⑭
プット・オプションとコール・オプションのグラフの読み間違え
最悪なミスですね。

今から残りの5問を解説見ながら解きなおします!