2013年度診断士試験合格に向けて 

2012年度二次試験BBBC 今年受からないと期限切れなのでもう後はない…。努力あるのみ!

中小上級答練1,2

2012-04-26 00:31:39 | 中小企業経営・施策
こんばんは


壁紙の写真変えました。
なんだか暗くて運気が下がりそうでしたので(苦笑)
ニュー壁紙はマイナスイオンを放出するサンスベリアです☆
こちらは5年前に植物を300円で購入し、800円の鉢に植え換えたものになります。
楽天とかでオシャレな鉢が安く買えますし、絶対に鉢植え植物は自分で作った方がお得だと思います◎


さて、中小の上級答練2を解いてみました。白書だけの構成だったのですが65点もとれました!
3月以来全く勉強せず、今日お昼を食べながら自作資料に目を通しただけなのに…
グラフの力恐るべしです。

一方、先週解いた上級答練1(施策)は49点でした。テスト受ける前にテキストくらい見りゃ良かったですね。
実をいうと全く解けた感覚がなかったので49点も取れてたの!?って感じでした。、
中小施策は法務と同じ匂いがして一番嫌いな科目ですが、曖昧な知識で解ける白書は大好きな科目。
今日復習した白書集はTACの論点だけをまとめたものですが、別冊としてTAC以外の論点をまとめたものもあります。
ということで、白書は実を言うとかなり深くまで勉強出来る科目なのです。
勉強と言っても今日みたくグラフ眺めるだけですが(笑)


今年は、あまり答練対策をせずにテストを受けていますが、
勉強せずに受けると50~60点半ば 勉強すると70~80点って感じですね。(経営・運営・財務・中小)
ということで、私の一次試験の素点は50点くらいかな?と予測。転んでも50点はとれるのかな、、とか思ったり…甘いか。。

まぁこんな感じなので、GWを過ぎる頃にはスト生の方に知識量で追い抜かれてしまいそうです。
私も負けずに、残り10~20点の積み増しをしないとです。。


GWのレック模試は特に対策らしい対策をみっちりするつもりはないのですが、
テスト日を入れて3日間は一次対策のみに費やすつもりです。
テンションの上がる点数がとれますように!

白書 第3部 第2章②

2012-03-18 21:48:41 | 中小企業経営・施策
こんばんは。

白書、最終回です。


○中小企業の海外市場シェアの確保状況
現地における市場シェアを確保できていると認識している企業は、アジア、欧米ともに2割に満たない
販売額は大幅に増加と答える企業は1割に満たず、現地販売は苦労している

○シェア確保企業とシェア非確保企業の自社の強みの比較
シェア確保企業はシェア非確保企業と比較して、「顧客対応」「ブランド力」の割合が高い。
アジアでは「価格競争力」と「納期の短さ」
アメリカ又はヨーロッパでは「高級感」と「希少性」の割合が高い。

○外資系企業数は2001年~2006年までの間に減少しているが、常用雇用者は増加している。
外資系企業の9割が中小企業である

○M&Aにより外資系企業になった中小企業数は1995年度以降は増加傾向だったが、2005年をピークに減少
中小企業においては約1割、大企業においては約2割の企業がM&Aにより外資系企業になったと回答

○08年度の外資導入企業の労働生産性は国内企業の約2倍と高い傾向にある


うーん、あまり重要論点はなさそうでした。
あとは友達から中小の答練借りて、頻出論点を暗記ですね。重要項目をきちんと暗記してから再び幅を広げます。

白書 第3部 第2章①

2012-03-18 08:53:30 | 中小企業経営・施策
こんにちは。

白書、残すところあと2回です。

白書第3部 第2章は 中小企業の強みを伸ばす取組み です

○日本の15~64歳人口は2030年には2009年の約83%に減少する

○労働生産性向上のための取組の重要度
顧客数拡大・顧客単価上昇・人材確保、育成を重要であると解答する割合が8割
技術革新、業務工程改革が約7割
自働化、省エネ、IT化では6割未満

○技術革新の取組みとして「既存製品の改良・改善」の実施割合は5割を超えるが「研究開発」は3割に満たない
既存製品の改良・改善や生産ライン・製造方法の改善は相対的に効果が出るのが早い(1~2年後が約6割と高い)

○運用による省エネの実施割合は5割を超えるが、投資による省エネは2割強

○業務工程改革の取組みの実施状況と実施した企業の効果
「各工程における適材適所の人材配置」の実施割合は5割を超えるが、「外部委託の活用」「共通業務の集約化」は4割にみたない。

まとめ
☆即効性が高い業務改革…IT化 自動化 省エネ 業務工程改革
☆即効性が低い業務改革…顧客数拡大 顧客単価上昇 人材確保・育成 技術革新(中小企業が必要性が高いと感じているのはこちら)

○中小製造業の輸出企業の割合は2.4%で加工組立型では輸出企業の割合が高い(4.7%)一方で、生活関連型では輸出企業の割合は低い(1%)
中小製造業の輸出企業の数は2008年には約5600社に増加し、いずれの業種でも増加傾向


○中小企業の直接投資企業の割合は0.51%にとどまり、その中でも、製造業で1.36%、情報通信業で1.23%と高い
2001年には6369社、2006年には7551社に増加 特に飲食店、宿泊業、小売業で増加が目立つ


事例2や事例3でも使えそうな知識がちらほらありました~
ではでは☆


白書 第3部 第1章

2012-03-16 09:16:23 | 中小企業経営・施策
こんにちは。

アップルの株価が600ドル突破しました~
アップルの株いいですよね。少々割高かもしれんけど私も欲しいと思う(⇒もうじき天井だな(笑))
任天堂がDS販売した時の株価の上昇も凄かったけど、スマホとグリーに完全に食われちゃいました。
デファクトスタンダードを確立することでの各企業への影響を改めて認識しました。
さて、次の破壊的イノベーションはどこの企業が起こしてくれるのでしょうか。


今日は白書 第3部 第1章です。
タイトルは「経済成長を実現する中小企業」で、主に転業・起業についてです。

○事業所、企業統計調査による業種別の開廃業率

情報通信業、医療福祉、学習支援が開業率>廃業率
開業・廃業の差が最も大きいのが情報通信業、次いで製造業

○女性および60歳以上の起業家が全体の約3割を占める
60歳以上の起業家は一貫して増加、60歳以上のみ起業家>起業希望者
⇒企業の生存率…10年後には3割の企業が、20年後には5割の企業が退出し、28年後まで一貫して生存率が下落…
しかし、2006年に起業した企業は開業4年目を迎えても86.8%が生存、61%が黒字基調だとのことです。


○大学発のベンチャー企業数は約1800社

○2004~2006年に創出された雇用の約6割は、開業事務所で創出されている

○業種転換を経験した事務所の方が、業種転換をしていない事務所よりも出荷額、付加価値額、従業者数及び労働生産性の伸びが大きい
⇒転業を経営印新の機会とすることで、企業の収益性を改善させる
企業規模を拡大させることだけではなく、事業規模を縮小することで、収益性を改善させるという意義もある
⇒転業時の課題として、1、資金調達 2、質のいい人材の確保 3、販売先の確保 がある。


白書まとめも残り2回。
MMC模試の直しが事例1~3まで終わりました。
とってもためになりました。
色々な視点を持つ意味でも他社模試は受けたがいいですね。
ということで、2次TAC模試までの対策法の修正が必要になりました。
まだ迷い中なので方向性が決まったらまた…

それでは~!

白書 第2部 第1章②

2012-03-15 07:57:01 | 中小企業経営・施策
おはようございます。


白書第2部 第1章の続きです。


○中小小売店は、小売販売額の約7割を占め、人口規模が小さい市町村ではその割合が高い

○商店街は、小売業の年間販売額、事業所数、従業者の約4割を占めている

○売り場面積が増加している一方、年間商品販売額は1999年から減少している
MMC模試でも店舗改装して売場面積増やしたのに年間販売額が減少しているのはなぜか?というので事例1に出てました。

○売り場面積500平方メートルの事業所は、販売額、売場面積ともに大幅に減少している

○最もよく消費者が利用する店舗で10分圏内のコンビニが約8割に対し、商店街は10分圏内でも3割に満たない
うちの家の近所の商店街は駅から徒歩5分圏内ですが、さびれにさびれてしまっています。
活性化させようとかないのかなぁ…

商店街は、消費者は商店街に対して関心が薄い、と危機感を感じているようですが、一方で、消費者は商店街に期待しているらしいです。
でも期待している部分ですが、商店街が期待するほど人によるサービスへのニーズや関心は高くならないと消費者は認識しているみたいです。
なので商店街は、消費者が求める商品や買物場所を的確に把握して取り組むことが必要となってきます。
人によるサービスへのニーズの関心って事例2の企業にとっては付加価値な部分じゃないの??
商店街の顧客はあまり求められていないんですね。人によるサービスの関心が薄いかぁ、、。



商店街はまとめづらく量は少なめです。
今書いている範囲はほとんどTACテキストとかぶっている所になりました。

ではでは◎

白書 第2部 第1章①

2012-03-14 10:07:45 | 中小企業経営・施策
おはようございます。


白書週間が続きます。
この科目は「最高収量域の原則(これ農学用語ですね、経営用語ver.が出てこなくて…)」を当てはめてます。
あるラインを超えるまでは勉強量に比例して点数が伸びるけど、それを超えてやってもあまり伸びない気がする。
植物も栄養をやりすぎても、あるラインを超えると生長しないんですね。当たり前ですが…(これを、ぜいたく吸収と言います)
ということで、白書のまとめが終わったら、覚えるべき数値を暗記して中小を片付けます。


さて、本題に入ります。

第2部 第1章は「産業・生活の基盤たる中小企業」
内容が多いので2回に分けました☆


2006年度の中小企業者数は、企業数の99.7%、授業者数の約7割、製造業付加価値額の約5割を占めている
なんと、人口規模が1万人未満の市区町村においては、中小企業が企業数の99.8%、従業者数の約9割、製造業付加価値額の約7割を占めているそうです!

業種別の中小企業の企業数の割合
建設業が12%、製造業が11%、小売・飲食・宿泊・その他サービス業が70%を占める

業種別の中小企業の従業員数の割合
建設業が7%、製造業が15%、小売業、飲食、宿泊業、その他サービス業が37%を占める
人口規模が小さい市区町村では建設業の割合が高く、人口規模が1万人未満の市区町村では約4割を占める。
政府の公共投資って、景気拡大のためにはやっぱり重要なんだと思います。

労働生産性・資本装備率・売上高経常利益率・自己資本比率
大企業を上回る中小企業の割合は労働(11.4%) 資本(10.3%) 経利(24.8%) 自己(33.6%)
中小企業の自己資本比率の平均は27.8% 大企業の40.9%を下回る
自己資本比率15%未満では中小企業の割合の方が高いが、15%~95%だと大企業の割合の方が高くなり、95%以上は中小企業の方が割合が高い。


規模別の事業所数と従業員数
事業所数は91年まで増加し、その後は2006年までに13%減少。従業員数は96年まで増加し、06年までに7%減少
特に、2000年以降は小売・製造業における事業所数・従業員数の減少が目立つ。

中小企業の自己資本率
大企業は70年代から増加傾向にあったが、中小企業は横ばい、しかし98年の9.5%を底に上昇傾向。

規模別の付加価値額(製造業)
中小企業では1、食料品製造業 2、金属製品製造業 3、生産用機械器具製造業 の順に付加価値額が高い
特に食料品製造業では大企業の2倍以上の付加価値額!
中小製造業が製造業全体の約5割の付加価値額を生み出しています


中小企業では、いずれの業種でも6割が系列内取引(輸送は4割、生産用機器は3割)
建設業では製造業より地域内取引が多い

中小企業の数は製造・小売で約4割減 全体では2割減

円高で為替がシフトした場合は製造企業の約6割が「海外生産の拡大」 約4割が「海外移転」と回答
日本国民の雇用をなくしたら、最終的には購買者がいなくなるのにね…って極端すぎますね。


以上、時間になりましたので今日はここまでです☆
明日は第1章の②です。





白書 第1部 第2章

2012-03-13 22:51:25 | 中小企業経営・施策
こんばんは。

今日は、白書の第1部 第2章です☆
タイトルに間違いを発見し、前回の記事のタイトルも変えています。


第2章は「東日本大震災の中小企業への影響」です。


○東日本大震災の直接被害額は約16~25兆円、阪神大震災の9.6兆円を大幅に上回る。
東日本大震災の場合は間接被害額も半端ないんじゃないんでしょうか…

○被災地では全国区と比較し製造業の割合が低く、娯楽の割合が高い
田舎ほどパチ屋が多いと長崎在住の友達がいっていました。

○被災地の就業者の割合は1.卸・小売 2.製造 3.建設、ちなみに企業数では1.卸・小売 2.建設 3.宿泊、サービスです。
製造業の割合は低いけど、製造業の就業者は2番目に多いです。

○全国的な影響(現在・将来に影響が出そうと回答した企業の割合)
「取扱商品の不足・価格高騰」が5割 「自粛ムード、節約意識の高まり」が約3割 「取引先が被災」が約1割を占めている。

○中小小売企業販売額は2011年3月は前年同月比で8.9%と大きく低下

○2011年3月の訪日外国人数は前年同月比で50.3%減と調査開始以降最も大きく減少、4月でも62.5%減と2カ月連続で大きく減少


第2章はかなりスマートでした。
試験で出そうな所はあまりないかな…?

次回の第2部と第3部が、かなりのボリュームです。
ぼちぼちと行きましょう~


今日はお気に入りのノート(ナカバヤシのマス目ノートです☆)を購入し、模試の直しをする体制を整えました☆
事例1と3は設問要求解釈をもう一回やり直そうかと思います。
時間があったら解けてたのか、はたまた、時間があっても解けなかったのか。
事例1は時間あっても解けなさそうだけど…

ということで!
今から財務をしますー☆

白書 第1部 第1章

2012-03-13 07:52:03 | 中小企業経営・施策

おはようございます。

白書、読み始めました~。
っていってもPrtScでコピッてペーストして作ったもんなんで、TACテキストみたく省略されたものですが…
昨年度にダラダラと頑張って作ったので有効活用せねばですね~(白書を買うのをケチっただけですが(笑))

書きながら覚えてたんで、まとまってないかもですが。
自分の中で白書はグラフのイメージと各種予備校の模試でなんとか点数稼げると思っている…
数値を覚えるものは厳選させないと効率悪そうなので、まずは概略だけつかみます。


第1章1節は中小企業の動向です。(灰色は自分の感想です)

○リーマンショック後の景気回復の索引役は輸出と家計
家計では特に民間消費の耐久財が大きく影響!
エコカー補助金とか家電エコポイントとかの効果ですね。
エコカー減税は2009年の4月~2010年の10月まででした。
家電エコポイントでは薄型テレビの出荷台数が2010年で前年比85%増の約2500万台。

○中小企業の売上高
2010年7-9月期から売上高は前年同期比の増加率が減少
売上高経常利益率は2009年7-9月期に底打ち(0%)、ゆるやかに回復
GDPは2010年7-9月期0.9%成長だけど、政府の補助がない10-12期にマイナス成長になりました、。

○中小企業の製造工業生産指数と資金繰りDI
生産指数は2011年3月に過去最大の低下落。特にサプライチェーンの影響により輸送機械工業の減少大
資金繰りDIは震災前にはリーマンショック前の水準に回復していたが、震災後には約10%低下

○中小企業の倒産
震災による倒産は、発生3カ月で97件、うち直接被害が12件で間接被害の方が多い
これから直接被害が徐々に増加するみたいです。
2012年2月の倒産記事に関するニュース⇒http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE82705Q20120308

○中小企業の設備投資
2009年に過去最大の減少率を記録したが10年には2割増加。
内容は1、更新・維持・補修が38.1% 2、能力拡充が17.5% 3、合理化が13.4%でした。
新規投資は、まだまだ積極的ではないようです。

○中小企業の求人
震災の影響で減少したものの、小規模な企業が新規求人の寄与度が大きいようです。
あと、300人未満の企業では求人が求職を上回っています。2011年⇒4.41倍  2012年⇒3.35倍(求人/希望者比)
昨年のTACの二次事例演習でありましたが、やっぱり人材確保には苦労してるんですね。

○円高
輸出を行う企業の6割、行わない企業の2割が円高によりマイナス影響があると回答
しかし、1995年よりも2010年の方がマイナス影響があると答えた企業は少ない。
円高対策としては、1、合理化 20.5% 2、技術力 13.9% 3、規模縮小、13.2%
生産性を上げるには、やっぱりまずはECRSの原則ですね☆


ちなみにこの時間は、勉強時間には含んでいません。
他科目との兼ね合いを見て、白書の勉強量を調整しようかと。はまったらまずいので…

ではでは~


中小企業白書 事例まとめ

2011-11-23 10:12:09 | 中小企業経営・施策
こんにちは。

2011年度試験の二次発表まで2週間を切ってしまいましたね。
試験を受けていませんが、なんだかドキドキしちゃいます!

試験発表といえば…
高3生の公募推薦の合格発表が順々に出ていますが、幸いなことに嬉しい結果報告が多くて◎
「受かると思わんかった、この塾のおかげやわ~」とか言われた時には、顔は笑っていても心の中では号泣です(笑)
でも、合格できたのはこちらの力ではなくて生徒の努力が99%を占めてるんですけどね。


さて、今日は中小企業の事例まとめということですが、今、事例を読みながら使えそうな事例だけノートにメモっています。
二次対策で事例を解いていても今のままでは力がつきなさそうなので(汗)とりあえず初心に戻ってます…
始める前は事例なんて別に大したことないよね~となめてましたが、実際に読むと、なんだか良い事書いてるやんと反省(笑)
今年の2次試験事例Ⅲで出題されたNC工作機械ネタもコラム3-2-7で紹介されていました◎

コラムの書き出しは二次の事例にそっくりで、
①会社概要、強み、ピンチ、ピンチを乗り越えて今に至る
②会社概要、強み、売上増の要因、次に向けての方向性
みたいな感じで書かかれているのですが、
二次試験はピンチの乗り越え方を自分で考えなきゃいけなかったりするので、白書を読んでいると知識の引き出しが増えアイディアの幅が広がるような感じがします。

25個ほど事例を読みましたが、
①高品質で差別化された商品展開②良い人材の確保、育成の2点は、ほとんどの企業が課題や方向性として挙げていました。
中には知っている企業もあったりと、中小企業頑張ってるやん!とちょっと嬉しくなりました。

今日は祝日☆
でも塾には祝日ないんですよね↓↓
保護者懇談も今週で終わりだし、後ひと踏ん張りです♪



白書第3部 第1章 転業 ☆

2011-10-16 22:59:01 | 中小企業経営・施策
こんばんは。

白書を読んでいるとコラムが多数あるのですが、その中に
「事業転換後にハイパワーLEDを開発し、太陽の塔を40年ぶりに開眼させた企業」が紹介されていました。
私が大阪で一番好きな場所が大阪万博公園なので反応してしまいまして。
エキスポランドが事故で閉鎖されてからは、すっかり寂れてしまいましたが。とってもいい場所なんですよ。
250円(だったはず)であれだけの自然が堪能できて、落ち着ける場所ってそうはなく
私は公園のベンチで昼寝とか芝生で雑魚寝とか全然平気なので、何時間でも楽しめます。
公園でのんびり休日を過ごすのも時にはいいですよ◎

話は飛んじゃいましたが、今日の白書は転業の話です。
白書から抜粋した言葉ばっかなので、今回は色を付けてません。

①業種転換した企業の割合は、大分類1%、小分類で毎年2~3%、業種転換した企業の方が、業種転換していない事業所よりも出荷額、付加価値額、従業員数および労働生産性の伸びが大きい。
②転業することで従業員数や売上高が減少する割合が高くなる一方で、経常利益については増加・維持の傾向があり⇒(転業により経営印新が進み収益性の改善効果が見られる。)
☆ちなみに、受動的転業の方が売上高と従業員数の減少は顕著である。

③-1 能動的転業…主に事業の拡張・拡充を図ることが目的
・転業先の事業としては、情報通信業・医療、福祉といった成長分野の業種が増加している。
転業の目的では8割弱が「企業の更なる成長」、約半数が「事業多角化の一環」となっている。事業分野の選択理由も、「成長のある分野」を選択する割合が半数を占める。

③-2 受動的転業…主に事業の改善・再生を目指すことが目的
・転業先の事業としては、不動産業、物品賃貸業が大幅に増加している。(不調な既存事業を縮小し、所有する不動産を活用することに活路を求める企業が多いため)
転業の目的では約半数が「事業多角化の一環」、次いで「既存事業が陳腐化し、将来性がなかった」となっている。事業分野の選択でも、4割弱が「既存の設備や知識を活かせる」といった理由で、「他に事業を行える分野がなかった」という割合が能動的転業に比べて高い。

転業時の課題は上位に資金調達、質の高い人材の確保、販売先の確保があげられるが、受動的転業では人員整理も課題の一つとなっている

能動的転業と受動的転業では、目的が大きく違うため、受ける影響も変わってくるようです。
能動的転業では「売上や雇用が増大した」「企業の成長性や将来性が上昇した」と回答した割合が高いのですが、
受動的転業では「企業が存続できた」と回答する割合が高いそうです。
なんだかリアリティあふれる回答ですよね。

最後に、
転業に際しては自社の強みとなる既存の資源等が活用できる分野に進出しても、自社の強みが発揮できるとも限らないため「人材・販路・資金」といった新規事業を創出する際と変わらない要素が成功要因となるようです。

起業では過去の経験や人脈が成功要因となりますが、転業では過去よりも今・未来を見据えて「人材・販路・資金」が成功要因となります。

白書第3部 第1章 起業☆

2011-10-15 11:48:39 | 中小企業経営・施策
こんにちは。
昨日に引き続き白書まとめ中です

3部の第1章は63ページから1114ページに圧縮できました◎
主に起業・転業の話なのでさらーっと流しました(汗)。
青文字は白書内の言葉をそのまま引用したものです。


今回の白書では、情報通信業と医療・福祉の好調っぷりが伺えます。
思い返すと情報通信業の躍進はすごかったです。
グリーやDeNA、スタートトゥデイ、ドワンゴ…どれもこれも情報通信業ですよね。(うう?スタートトゥデイは違うか。それでもネットショッピングの立役者ですものね。)
そういえば、今年8月半ばぐらいにSNS関連の株が注目されてました。アップル・グーグルも過去最高益を出したのはつい最近の話。ネット時代を象徴してますね


これ以降、起業の話になります。

60歳以上の起業家は一貫して増加傾向にあります。(高齢化が進んでいるだけだと思うけど)
60歳以上と30~40歳のみが 起業家の割合が起業希望者より多くなっています。

また、白書では起業が国民経済に与える影響を
①経済の新陳代謝と新規企業の高い成長 ② 雇用の創出 ③ 起業が生み出す社会の多様性 から探って考えています。

製造業の起業者事務所の割合が2007年には1988年以降に起業された事業所が約45%を占めるということですが半数が生存しているわけではなく毎年絶え間なく新規事業所が起業されているからだそうです><。。

大学発ベンチャーも注目されているみたいで、大学発ベンチャーの累積企業数は、2008年度には1,809社に上るということ。
私の大学時代でも農機を使ってみて下さい、ダムの植生を一緒に見にいきましょう、など企業と連携して研究が進められていました。

また、情報、医療・福祉が注目されていると言いましたが、なぜ注目されているかというと新規雇用への影響が大きいからだと思います。
特に2004~2006年に創出された雇用の約6割は、開業事業所で創出されていることが分かり、雇用の約5割は約7.0%の企業が創出しており、ほんの一部の企業が大部分の雇用を創出していることが見て取れる。
このような成長力の高い企業を「ガゼル企業」と呼ぶそうです。

女性の起業家も注目されていてここ30年近く継続的に約10万人存在しているそうです。
やはり起業目的も男性と比較すると、「社会に貢献したい」「年齢に関係なく働きたい」等、生活のためよりかは生きがいのためっていうオーラを強く感じます。(この起業目的は高齢者の回答でも多く占めていました)


最後に、起業はやっぱり積極的に行うもの、8割が能動的起業(所得増大や自己実現、裁量労働、社会貢献目的等での起業)となります。


◎ここからは、試験製作者が好みそうな話です。要するに政府の政策が上手く行ってることを言いたいのでしょう。
日本公庫が取り扱う新創業融資制度では、2009年度には11,562件、総額約394億円、2010年度には10,522件、総額約358億円の融資を行っていて、起業家の17.0%が公的機関・政府系金融機関の助成金・借入金を利用しており、起業活動の促進に果たす政策金融の役割は大きい。

2006年に起業した企業は、開業4年目の2009年12月時点では、リーマン・ショックの影響を受けつつも、86.8%が存続している。また、61.0%が黒字基調、1企業当たりの従業者数も開業時の3.8人から4.9人に増加するなど、融資を得た起業家が着実に成長していることが分かる。





中小企業白書 【業種別構造・倒産件数・財務状況】☆

2011-10-14 09:06:40 | 中小企業経営・施策
おはようございます。

白書、見るの楽しいですよね。
今しかこんなこと出来ないだろうから、時間のあるうちに…
本音を言うと、簿記が嫌での現実逃避です(苦笑)


【中小企業の業種別構造】2010年テキスト p11参照
①製造業における出荷額、設備投資額、付加価値額
出荷額
・従業員規模4~299人では2004年以降において出荷額が増加していたが、2009年に減少に転じる(しかし、構成比は2008年と比較すると上昇)
・従業員規模300人以上では2005年以降に出荷額が逆転される
付加価値額
・一貫して50%を超えている(中小企業)

②卸売り・小売は2010年とデータが変化なし


【企業倒産件数】2010年テキスト p16参照
・2006~2008年度まで倒産件数が増加していたが、2009年以降減少に転じる
・2010年度の倒産数の多い順は
①建設業 ②商業 ③サービス ④製造 【化粧させ-】
・2009年度と比較して2010年度の負債総額が
増加したのは…金融・保険 サービス
減少したのは…建設・製造・商業・不動産(不動産の負債総額の減少幅が大きい)

【財務状況】2010年テキスト p14-15参照
法人企業(全産業)の主要財務・損益状況と財務指標
・2006~2009年まで当座比率と付加価値額は中小企業が大企業を上回っている
・債務償還年数が中小企業では一貫して増加しているが、大企業では2008年-2009年は横ばいに

○業種別で見るた特徴…
自己資本比率…大企業では製造業が最も高いが、中小企業ではサービス業が最も高い
営業利益率・経常利益率…小企業では2008年度まで製造業が最も高かったが、2009年度はサービス業が最も高い
債務償還年数が最も高いのは卸・小売で、2009年度では中小は大企業の4倍弱
借入金利子率が最も高いのは建設業で、大企業・中小とも数値は変わらず、ほぼ横ばいで推移

これで付属統計資料が終了です。
白書は量が多いけど、まぁぼちぼちとやっていこうかな。
自分でまとめたら頭に残りやすいし、と都合のいい風に考えてみる(笑)。

週末なので、今から少し二次対策をします◎

中小企業白書 【従業員数と開廃業率】☆

2011-10-14 00:25:55 | 中小企業経営・施策
こんばんは。

うーん。自分が見てるデータって合ってるよね。
T○Cテキストは見やすいように、はしおってるので特にサービスの分類が良くわからない。


まずは、「従業員数全体に見る中小企業のウェイト」です。

企業ベースで見た中小企業の従業員数は約2800万人で構成比は66.2%です。
2006年が2784万人で、2009年が2827万人、数は増えているのに構成比は69.4%から66.2%にダウン。なぜだ?

企業ベースの順番は(サービスの数え方の定義はいまいち不明…)
①製造(576万人) ②小売(418万人) ③サービス ④建設(293万人)
製造業は最も数は多いものの、中小の構成比は60.5%と低め。
医療・福祉は相変わらず中小の構成比が高く、ただひとつの9割超え(91.5%)

◎2006年と比較すると…
運輸業・郵便業となったことで運輸業の割合が増えた(卸と並ぶくらいに)
製造・小売・卸・情報の従業員数は減少、建設・飲食、宿泊・医療、福祉の従業員数は増加
(情報の事業所数がめっちゃ増加したはずなのに、従業員数は減少…悲しいですね)
特徴ってこれくらいですか。


次に、06~09年の「開廃業率」です。
これは出るだろ!!
非一次産業全体の開業率がなんと2.6%!!!過去最低です。
04~06年まで開廃業率が拮抗しています~って先生が言ってたのに、いきなり 開2.6 廃6.4%ですもの。(04-06は開6.4と廃6.5です)
ここで来ましたよ、リーマン・ショックの余波。
1989年のバブル崩壊以降の廃業率>開業率の流れは止まらなさそうです。

開業率の順番は
①サービス(2.4)①小売(2.4) ③卸売(2.1) ④製造(1.2) でした。 開業は「サぁコオセ」
廃業率の順番は
①小売(7.1) ②卸売(6.6) ③製造(5.4) ④サービス(5.4)でした。 廃業は「コオセイサ」

◎特徴は
・小売の廃業率が高く、開業と廃業の差も最も大きい(郊外の大型店舗が売上とっちゃってますかね…)
・04~06はサービス業のみ開>廃だったのですが、今回は全てが廃業率が上回っています。
サービスの廃業率が製造と並ぶほど高くなっていることにも注意!!
(バブルの波に乗って開業したもののリーマン・ショックで破綻したってケースですかね。
08-09は上場会社の倒産件数だけでも半端なかったですから。上場審査の甘さが浮き彫りになるケースが多かったような…確か上場して半年で民事再生、株価0っていうのもありませんでしたっけ…。会社を比較的容易に作れるのはもちろんサービス業です。
自分は08年に「トランスデジタル」っていう低位株で遊んでいたのですが、ヘアカットに行ってる最中にお父さんになった記憶がありますなぁ、、あれ以降低位株は触らないことに決めました(苦笑)!!)

中小企業白書 【事業所数と企業数】☆

2011-10-13 23:05:53 | 中小企業経営・施策
こんばんは。

今週は経営論週間でしたが、ゼミナールの本をやめちゃったんで上級テキストが届くまで中小白書をします。

今回作った白書の語呂合わせに意味はありません。
T○CWeb授業H先生のようには上手くいきません(笑)
H先生はイケメンで声が素敵な先生で、自分の中ではアナウンサーのイメージなんです。
でも、バリバリ熱血なんです。あの熱さ、私は好きですけど◎
自分で話してて熱くなって泣いちゃうとか、、、、、分かる分かるその気持ち!!!
お会いするためには、再来年の祝賀会、東京まで出向かないと行けませんね(笑)
来年こそ受からなければ…

前置きが長くなりましたが、2011白書、付属統計資料のデータから…
企業ベースで見た2009年における中小企業の数は約420万、全企業数の99.7%
事業所ベースで見た2009年における中小企業の数は約580万、全企業数の99.0%

●産業別事業所数
中小 ①小売 ②建設 ③製造         中小は「こげんせい」
小企業①小売 ②建設 ③宿泊・飲食サービス  小企業は「こげんさー」
☆サービスでも宿泊・飲食なんですね~。

●産業別企業数
中小 ①小売 ②宿泊・飲食サービス ③建設
小企業①小売 ②宿泊・飲食サービス ③建設  中・小とも「こぉさせつ」
☆企業数はやっぱりサービスが多くなりますよね。事業所数で2番目にサービスを入れた順番です。


【事業所数で2001年からの傾向を見ると】(企業数でもほぼ同じ傾向でした)
建設業が「一貫して減少していたが、2009年には上昇に転じた」
製造業は「一貫して減少している」
情報通信業は「2009年に大幅に増加した(2001年~2006年までは約55,000件だったが、2009年には約75,000件に)」
卸・小売は「一貫して減少している(ただし、2009年の卸は上昇に転じている)」
金融・保険業は「一貫して減少していたが、2009年には上昇に転じた」
医療・福祉「一貫して増加している」

☆建設業と金融・保険が上昇に転じたのは正直意外でした。
2008年にリーマン・ショックがあったので、てっきり少なくなってるのかと思いました。
結局は2006年くらいから中小企業ではバブルが崩壊してたってことなんでしょうか。不動産業が大幅に増えたってことは底値になった物件の売買が頻繁に行われたと考えてもいいかな。ということは、付随して建設業も増えたという感じか?
☆情報が大幅上昇ってことは…アップルの影響は少なからずともあるのでは??アップルより、DeNAとかのモバゲー、ニコニコ動画のドワンゴあたりが絡んでそうな気が、、後から思うとです。
☆医療・福祉は、介護士の友人曰く「ここ最近でかなり事業所が増えた」らしいです。そろそろ飽和状態きますかね。)
(☆の入った文章は私の妄想です。でも、妄想して覚えると忘れづらいんだー。あんまり勉強せずとも点をそこそこ取れたのも妄想のおかげか!?)


最後に小規模企業の非1次産業の構成比ですが
事業所数は2009年75.0%と一貫して減少してます。
企業数では2009年87.1%となり上昇に転じました。(2006年は87.0%)

長くなりましたので、とりあえず一旦きります。