2013年度診断士試験合格に向けて 

2012年度二次試験BBBC 今年受からないと期限切れなのでもう後はない…。努力あるのみ!

事例Ⅲ 直前確認② 生産戦略

2013-10-14 11:06:35 | 二次試験
こんにちは。

短期的な課題として、必ず出題される生産戦略について、掘り下げて考えてみます。
一週間前にやっても意味がないかもしれませんが…

生産戦略

工程管理
■生産計画
日程…大日程・中日程・小日程
人・機械の計画であれば1~10日の小日程計画が最適

要素…手順・作業・負荷
A.工程ごとの着手時期・終了時間・着手順序・使用設備を決める活動を行う。
具体的には、(①~③のいずれかを選らず)
①作業時間が最短になるものを算出する。(ディスパッティング法)
②作業の順序を決めないで、優先度に応じて作業を選択する。(ジョンソン法)

■生産統制
進捗…①納期の維持 ②生産速度の維持および調整
    管理方法①進捗の予定と実績をつかむ ②追番管理 ③決められた期日通りに完成・納品されるように管理する
現品…①運搬・移動や停滞・保管の状況を管理する活動
    数量を的確に把握して、過不足がある場合は原因を調べる。放置すると計画数量や在庫量に過不足が生じる
    ☆在庫管理にも繋がる。数量管理で在庫を把握、ロケーション管理で作業効率アップ
余力…①負荷と能力の差。余力を把握し、作業の再配分を行い、能力と負荷のバランスを図る。
    ①余力が大きい場合…遊休が生じコストが増大 ②負荷が大きい場合…生産計画の混乱、納期の遅れ


原価管理
調達価格・設計変更・工程改善により、原価を引き下げる。


暗記は出来ないので、図示するなどしてイメージのみ焼き付けておきます。

事例Ⅲ 直前確認① 80分の作法

2013-10-14 10:07:27 | 二次試験
こんにちは。

事例Ⅲのお作法です。

1.問題用紙が配布される
メモ書き
①製品×市場 ②収益性・生産性の向上 ③長期的・短期的な課題 かを常に意識
2.問題用紙を破り、段落番号をつけ、段落間に線をひく
3.1段落目のみ読む
4.設問文を読む
☆メモ書き
A.環境分析・全体戦略・生産戦略・IT戦略に分ける
強み…概略から探す。製品と市場の切り口=全体戦略との整合性、分からなければ後回し
弱み…他の設問の問題点を書く。後回し。最後に埋める。
機会…新しい市場を探す。
脅威…回避の流れ、新製品開発→高付加価値→収益性・生産性向上/新市場開拓→収益性向上


B.全体戦略
強み×機会 アンゾフの成長ベクトル 製品×市場 生産性向上・収益性向上
長期的な課題の方向性…製品の高付加価値化→全体戦略で解決
短期的な課題の方向性…生産リードタイムの短縮→生産戦略で解決


C.生産戦略
・工程管理
 生産計画…日程/要素(手順・作業・負荷)
 生産統制…進捗・現品・余力
・品質管理
 VE・QCサークル
・原価管理
 原価管理…設計・調達・作業
 在庫管理


D.IT戦略
設問全体を支える問題。

5.与件を読む。社長の思い・課題・問題点は青マーカー。接続詞は鉛筆でマーク
6.与件とリンクさせる。

次は、生産戦略をもう少し掘り下げて見ます。

事例Ⅱ 直前確認② ブランド

2013-10-14 08:56:03 | 二次試験
こんにちは。

頻出のブランドだけ押さえておきます。

ブランド戦略
A自社ブランドを持っている中小企業が自社ブランドに持たせている役割…保証機能、識別機能(中小企業庁HP抜粋)
「品質を保証し、安心を与える」といった保証機能が約7割と最も高く、
「他社の商品と分かりやすく選別させる」といった識別機能が約6割である

①自社ブランドが世間に広く認知されること、②自社ブランドの標章そのものに価値が付加されるような取組を行うことが重要。
→プロモーション戦略、地域貢献、企業連携 



B①ブランドの機能的価値で訴求→顧客の集客
 ②ブランドの情緒的価値で訴求→継続的利用へ
 ③社会・生活価値へ…このブランドから得られる生活のスタイルや自己表現


C①アンテナショップ…新製品などを試験的に販売する店。消費者の反応を調査して商品開発に役立てる。
 ②フラッグショップ…情報発信基地としての役割を果たす。旗艦店のこと。


(参考事例)
【ブランドの育成は自社のファン作り】
 I社名ブランドを冠した同社の製品は、同業他社の製品に比べて明らかに高価格であり、販売店もホームセンターのような大衆向けの店ではなく、社長自らが選定した販売店、あるいは直営店に限定している。ブランドの価値を維持するためには、拡販のために安易な流通ルートを使うのではなく、選択的に流通ルートを構築することが重要だと考えたのである。
 勿論、こうした販売方法が通用するのは、商品の洗練度や品質に自信があったからである。常に顧客の目を意識した経営・商品開発を行っている。例えば、ホームページで掲示板を公開して透明性のある経営をアピールするとともに、全国で定期的にキャンプイベントを開く等の顧客との触れ合いを通じて顧客ニーズの把握、キャンプファンの拡大に尽力する等により、常に時代の流れに敏感に反応し、流行を先取りして商品展開を行っている。また、高品質を誇るだけでなく、商品の「永久保証」というサービスを付加していることから、購入者にとっては絶対的安心感を得られることも、I社ブランドのイメージを向上させている。
 こうした取組は、いわば「I社ブランド製品のファン作り」であり、実際、当社製品を熱烈に支持する顧客層が購入している場合がほとんどである。現社長は、「ブランドの育成とはこのような自社のファンに応える取り組みであり、ファンを増やすことである」と考えている。

本文が長いですが、要するに
①I社製品は、高価格であるため、ブランド価値を維持するために選択的な流通ルートを構築した。
②①のように出来たことは、顧客目線の経営・商品開発を行っており、商品の品質に自信があったからである。
③プロモーション戦略は、①HPでのPR、②顧客とのふれあいを通じてのニーズ把握、③キャンプファンの拡大に尽力つくすこと
④常に市場変化に敏感に反応、流行を先取りした商品展開(強み)
⑤商品には保証機能を付与し、顧客に安心感を与え、I社ブランドのブランドイメージの向上に
ブランド育成とは、自社のファンに応える取り組みであり、ファンを増やすことである。


ブランド単独ではなく、どのように構築するか、ブランドがあってどのような効果を生み出すかを聞かれるため
これを覚えても仕方ないのですが、
例えば、ブランドの役割を示す切り口として①機能的価値の訴求 ②情緒的価値の訴求
というように設定すると、与件リンクもしやすいですし、解答が書きやすくなると思いまして…

次は事例Ⅲですね。
全く、覚えてないですわ…

事例Ⅱ 直前確認① 80分の作法

2013-10-14 08:26:56 | 二次試験
おはようございます。

今日は事例Ⅱのお作法です。

1.問題が配布される。
①解答には設問・与件の言葉を使う ②切り口を明確にする ③因果で書く
を設問欄にメモする。
2.問題を破る
3.段落番号をつけ、線をひく。
4.最初の段落、最後の段落を読む。
5.設問を読む。

☆特に事例Ⅱで注意すること
A.問われていることを外さない。①骨子を作る ②主述のみ記述
B.戦略はドメインで。
C.STPの設問を見たら、ポジショニング分析・ターゲット特定・プロモーションの確認
ポジショニング分析…品揃え×サービス×販売方法 競合店と明確に住み分ける
ターゲット…心理的変数に要注意
プロモーション…○○を活用して~

D.品揃え…幅と深さ、深さはターゲットも絞る。
E.関係性を高める方法…①継続的な顧客との接触、②顧客と販売員とのコミュニケーション
F.インターナルマーケティング…職務満足→定着率UP→再来客の増加→長期的な顧客維持と安定経営が可能

6.与件を読む。社長の思いに青マーカー、新しいターゲットは鉛筆でチェック、接続詞のチェック
7.設問とのリンク付け。
8.問1~問4or5まで解いていく。(20点分あたり5分)

事例Ⅱは、いつも仕事でしている事と変わらないので、そこまで大外しはしないかと…
でも、高得点も取れないという…トホホな感じです。

次は、注目ポイント、です。

事例Ⅰ 直前確認③ 事業承継・その他

2013-10-13 22:47:35 | 二次試験
こんばんは。
事例Ⅰ、最後の直前確認は、事業承継とM&Aです。

今年の白書は、
起業・創業
新事業展開
事業承継
情報技術の活用
過去50年の歩み

がテーマでしたので、

事業承継に山を張ります!
ちなみに新事業展開は、ビジネスモデルの変革なので、直前確認②の全体戦略を押さえればOKかと思います。
まぁ、山を張ります!と言ったものの、まとめただけで覚えていませんのです、この分野(笑)

事業承継
留意点
①後継者の育成
・精神面…後継者としての心構え
・能力面…リーダーシップ力・コミュニケーション力・判断力・行動力
②従業員の理解
・事前に社長の思いを従業員に伝える
③段階的な権限委譲
・後継者の能力に合わせる
④後継者のバックアップ体制の構築


その他…
そうですね、、今年のテーマといえば…アベノミクス ですが。
事例Ⅰと結びつけるのがなかなか難しい。

そこで、今年度の企業経営論の問題を見てみると
1.経営戦略→全年度適応
2.PPM→新事業展開?
4.戦略的提携→H23既出
5.ドメイン→新事業展開に伴う資源配分とか…
6.価値連鎖→H24事例Ⅱ(垂直統合…)フランチャイズはさすがにないかと…
9.海外進出→H24既出
10.同族経営→H23既出
11.組織設計→なんぞや…その言葉、ということで注目
12.チーム活動→問13もチームという言葉が…人事ということで注目
13.リーダーシップ…人事ということで注目

ときています。

PPM ドメイン 組織設計 人事関連
今年は、新事業展開にからめた問題が来ますかね?チームで解決!みたいな感じで(笑)

各設問を解答を見ながらブラッシュアップします。
2.「金のなる木」の事業や「資金流出」の小さい「負け犬」事業の中には、市場成長率が低くても高収益事業がある。
強み×機会・シナジーを利用して、新事業展開を行うという方向性でいけそうです。
5.事業ドメインは全社的な資源配分に影響を受けるため、企業ドメインの決定にあわせて見直すこともある。
トップダウンで資源配分を決定する。意思決定の迅速化。外部環境の変化に合わせて対応。
11.新製品開発などの補完的相互作用が必要な部門では、機能横断的なチームや非公式の対面コミュニケーションが重視される。
12.個人レベルのアカウンタビリティを明確にする必要がある。
13.リーダーシップ論の復習。

まとめると、新事業展開における資源配分/組織構造の変革/新製品開発におけるチームの役割・チームの管理/リーダーシップ
あたりが考えられるか・・・?
どちらにしても、チームとリーダーシップは押さえておきます。

事例Ⅰ 直前確認② 組織図と全体戦略

2013-10-13 22:33:42 | 二次試験
こんばんは。

直前確認に引き続き、第2部です。

まずは、オレンジが苦手な
「組織図系統」の問題

機能別組織
メリット
・専門化がされている
・部門間の伝達が早い
デメリット
・責任と権限の所在が不明瞭

事業部別組織
メリット
・市場の変化対応力が早い
・利益責任体制が明確である
デメリット
・短期利益を求めやすい
・部門間連携においてコンフリクションの発生=個々の利益の追求

マトリックス組織
メリット
・人材の流動的な活用
・機動力との専門化
デメリット
・責任と権限の所在が不明瞭
・命令の一元化が難しい

とこれくらいしか浮かんできません。
もう新しく増やすのは出来ないので、これで勝負します。

「全体戦略」の問題
トップダウン=全社的な意識改革
ボトムアップ=継続的な意識改善 PDSサイクル!

この二つを意識しながらいこうかなぁと。少し事例Ⅲみたいですが…
タックさんは、資源配分とかPDSとか好きなようなので、ここはTAC風の切り口で


事例Ⅰの最後の確認は、出るかもしれないトピックのまとめです。

事例Ⅰ 直前確認① 80分の作法

2013-10-13 21:57:11 | 二次試験
こんばんは。

試験最後の確認として、知識の整理をしたいと思います。

まずは事例Ⅰ

今年習った新しい知識は
「環境分析 全体戦略 組織戦略 人事戦略 のレイヤー分け」
以上です!

というのは嘘ですが(笑)
上記を意識せずに、昨年度事例Ⅰを受けにいった自分はある意味すごいと思いました。自慢になりませんが…

*以下は本試験をイメージして行う作業です。
緑の部分を本試験中にメモします。
青の部分は本試験前に見ておきす。

1.問題文が配布される。
2.問題を破る。
3.段落番号と線をひく。
4.1段落と最終段落を読む。
5.設問文を読む。
☆.戦略レベルに分ける
A.環境分析=内部分析/外部分析に分ける。
強みx機会=新しいビジネスモデル→全体戦略へ
強み…新しい事業に活用できる内部資源とは
機会…収益性UP!!外部環境の変化
脅威…回避方法を考える。過去の経験、ノウハウ、ネットワークを使いながら
弱み…事例Ⅰでの弱みは組織と人事で解決


B.組織戦略=構造x文化を意識する。
構造…専門性/権限委譲/命令の一元化
・組織の効率化
・意思決定の迅速さ
・チャレンジ精神の醸成
・モラールの向上

文化…共有目的/コミュニケーション/貢献意欲
・事業の変革が生じた際は、リーダーシップを用いて、組織全体に浸透
目的の共有化→コミュニケーション→貢献意欲の向上

C.人事戦略
能力向上・モラール向上
育成…技術指導/社内研修 継続的・段階的
報酬…業績連動制度
評価…透明性・納得性・公平性=評価制度の確立
採用…自社の経営資源の弱みを補完できる人物の採用
配置…ジョブローテーション、正社員の登用制度
表彰…社内表彰制度

D.全体戦略
環境分析の機会X強み 組織戦略・人事戦略の問題点を解決

☆.解答骨子を作る。
A.主語・述語を決める
B.問われていることの再確認
C.制約条件の再確認
D.解答には、与件の言葉・設問文の言葉を入れる。


6.設問を読む。社長の思い・解決しなければならない課題には青マーカー、接続詞には印
最長十五分-------------------------------------------------------------
7.問1から問5までを解いていく。(各設問5分(5x5で25分))
最長四十分-------------------------------------------------------------
書く

今年は、何も見ずにここまで書けるようになりました^^

次は、もう少し事例Ⅰを細分化したものを記入していきます。

アウト事例2までの学習計画

2013-05-20 08:14:48 | 二次試験
こんばんは。

MMC模試の振返り事例4はあまりにも自分が不出来だったためいたしませんでした。
というのも、正味現在価値の問題はえらい簡単なのに、
CF計算書作成するのはめっちゃ難しくて解けないし、と検証のしようがなかったので…

長々と振返りをしていますがAASでは振返りと気づきは課題として与えられます。
提出は必須ではありませんが。
でも、これってすごく大切かもしれません。
たとえば1年前の振返りと今では「質」がまったく異なります。
http://blog.goo.ne.jp/orangeroad_2011/e/b60298d5497d7f2cba6ad4279895a995
これは、ちょうど一年前に受けたTAC模試の振返りです。


さて、
気持ちを切り替えて、アウト事例2までの学習計画を練ります。


今年に入ってから計画という計画を立てずに勉強してきました(汗
学ぶことが多くて、それをこなすのに精一杯だったので。

しかし、そろそろ的を絞っての学習が必要になりそうですので、今週から計画を元に動きます…。

☆1週間の目標 ☆
1.H19とH21のAASの宿題を仕上げる(事例2)
2.小が大を超えるマーケティング1回転
3.断遮離を行う。TAC関連の答練捨てようかな、とか。プリント増えすぎてもう管理できない!
→捨てました!ノート6冊。びっちり手書きした過去問分析(昨年度1月~3月実施)。ほんと、よく勉強してたわ、あの頃。。
4.月~土まで春秋の要約
5.毎日30分財務
6.MMC模試事例Ⅱの完璧解答を作成する(課題の書籍を読み終えてから作成します)
(100点解答に至るまでの思考手順を自分に落としこむことが目的です)→NEW!


ということで目標勉強時間は20時間ですね。
合間に一次の勉強いれないとかな…
まずは手始めにLEC模試頼んでみようかな。

MMC模試 事例3振り返り

2013-05-19 20:21:37 | 二次試験
最後に、事例3の振り返りです。

所感は、難しい…でした。
書けない(笑)
というか、骨子が作れませんでした。
あまりにもわかなさすぎて

まずはマクロでの戦略分解
設問1 環境分析 特徴(強みor弱み)
設問2 生産戦略 分析→提案
設問3(1)生産戦略 分析→提案
設問3(2)IT 分析
設問4 全体戦略

解答は問3(1)(2) 問4 問1 問2の順番に解きました。
問2から書きたかったのですが、何も書けなかったので(汗

まずは設問間の関係ですが、
設問4の全体戦略に関わる問題が設問1・2・3だと思っています。
全部関わってる(笑)!!

それでは、ミクロな視点から分析してみます。

設問1の一般向けの農業機械の特徴ですが
取引面と生産・技術面で3つなので
取引面1つ・生産面1つ・技術面1つという切り口ですよね。

私は問4の全体戦略を「大型機械の製造を社外工場に移管すべきでない」と書いたので
移管すべきでない理由を設問1に書くことを心がけました。

取引面…小売店での直接販売が80%であること→問4へ
生産面…製品のデザインや多様な機能・性能などの組み合わせが必要であること→問2へ
技術面…専業農家向けの大型機械の開発製造により蓄積した技術を製品開発に活かしたこと→問3,4へ


設問2
とりあえず、6段落目に
小型の農業機械の多品種化が進み工場スペースが手狭になった場合は、現状の生産方式では対応できない可能性がある
と書かれているため、
なんとかこれを解決しないと、大型機械を社外に移管しなくちゃならなくなるので、解決する方法で書きました。
具体的な生産方式…と書かれていましたが、自分の知識不足により解答をうまく書けませんでした。

設問3
取引先の要望にこたえるための具体的対策とはという設問ですが
設問4を解いてから、営業も絡ませればよかった…しまったなぁと思ったんですよね。
しかも(2)が情報の問題なので、情報システムを構築させて情報の一元化を図る、とか書いた方が良かったですかね。
何を書いたらいいかわからなかったんですよ、200文字って多すぎます。
とりあえず、コミュニケーションを円滑化させて、チームでコスト削減を試みるって方向性で解答を書きました。
組織事例じゃないんだからね(苦笑)と思いましたので
一応、事例3っぽく「ボトムアップで解決」「全体最適化を図る」などのキーワードは入れておきました。

(2)の情報の問題はかなり適当に仕上げました。
設問4につなげるために、顧客のニーズ、大型の農業機械の開発・製造に関する技術情報という言葉は入れてみました。
そうです、ここまでくれば、こじつけですよ。

設問4
解答は「移管すべきでない」
理由は、農業用機械の製造をすることで専業農家からニーズを収集し、それを新製品の開発・改良に活かすことで、他社との差別化に繋がるからです。
根拠は
3段落目の「取引先小売店からは、今後付加価値の高い製品を今まで以上に提供してほしいとの要望がある」
4段落目の「同業他社との競争から、常に新製品の開発・改良の必要性に迫られている」
こちらの言葉から、小売店からは「こういう製品作ってね~」と要望を出すものの、具体的に「どういう製品か」を伝えているわけではないんですよね。製品開発には生の声が必要なので、地道に大型機械を作りながら、農家の生の声を聞いて、新製品のアイディアに活かしていかなきゃならないのかな、と思いました。


とりあえず、知識不足が露呈してしまいました。
全体戦略を軸にこじつけた解答にどれくらいの点数がつくのか楽しみです。
これで合格点の60以上つくのであれば、今年こそは受かるのではないかと思います…

逆に50点以下であれば、勉強の仕方自体を変える必要がありそうです。


今回は進捗状況を確認するという意味では、非常に有益な模試だったと思います。
さて、AAS流の解答ではどれくらいの点数がつくのでしょうか。

MMC模試 事例2振り返り 追記

2013-05-19 19:03:08 | 二次試験
次に事例2です。
天国か地獄か、
出来たと思って解答を提出したら、しょぼい点数だった
という可能性の高い事例問題に思えました。

それでは設問をマクロな視点から見てみます。
設問1は環境分析 A社の強みを活かした差別化戦略
設問2はマーケティング戦略
設問3はインターナルマーケティング
設問4はマーケティング戦略(全体戦略)

そうなんです、マーケティング戦略ばっかで切り口がかぶってしまう…。。

とりあえず
設問1のA社の強みは
1.顧客対応力とイベント企画力
2.卸売業を通じて得たマーチャンダイジングのノウハウ
戦略のため「誰に、何を、どのように」
を意識して解答を作成しました。
顧客対応力とイベント企画力は設問2の1「旗艦店でのマーケティング」に活かす。
マーチャンダイジングのノウハウは設問4のカタログ販売に活かす。
という視点で選びました。
なので設問間の関係は
問1→問2、問4 でしょうかね。

設問2の1は旗艦店を活かしたマーケティング戦略です。
顧客に与えるメリットですが
1.商品自体の価値を可視化することにより購入の際の機会損失を防ぐこと
2.イベントを通して本来の目的以外の交流や人脈の拡大などの付加価値を与えること
としました。
切り口は製品自体の価値の提供と製品以外の価値の提供ですかね
ですが、この解答に違和感がありまして…。
→これをかっこよく言うと、機能的価値と情緒的価値というのかな…で、今、気づきましたが、制約条件に「継続的な成長を実現していくために」とあるので
機会損失を防ぐ→商品の付加価値を価値化することにより、顧客満足度をあげる
付加価値を与える→イベントにより新しい視点から来店客の興味を引き続ける仕掛けを提供できる=顧客維持につなげる
という視点で書いた方が良かったですね。
多分、こちらが正解だと思います。
2つめの解答は問1と切り口がかぶったので、違和感があったんです。
今、違和感が解消されました^^

→これはあくまでも店側のメリットであって、顧客のメリットではないですね。。
となると最初の解答の方が腑に落ちるか…?

設問2の2はインターネットを活かしたマーケティングアクションですが、
今後と書いているので、「機会」を「顧客」に提供する観点で書きました。
1.機会はモバイル端末の需要の拡大、対象顧客は既存顧客
2.機会は総合通販サイト出店の依頼、対象顧客は新規顧客
切り口は既存と新規顧客です。
7段落目に「売上高を効率よく高めたい」と書いているため、情報収集よりも情報発信の方が適切だと判断しました。


設問3はインターナルマーケティング
切り口は能力向上策とモラール向上策で仕上げています。
与件のリンクは5段落です。

設問4はカタログ事業におけるアクションプランですが、
これって設問2のマーケティングアクションとどう違うんだろうと思いました。
あまり分かりませんでしたが、川上と川下へのアクションプランとし解答を作成しました。
与件に「競合他社にない、特徴的な事業展開」とあるため
問1で書いた有名インテリアショップQ店との差別化戦略で書いた強みを書かなきゃならんと思ったんですよね。
1.直営店のハイエンドな商品を消費者に提供する
2.旗艦店で得た顧客のニーズを活かし百貨店にカタログを置いてもらう

直営店のハイエンド商品は設問1の強みですよね。
旗艦店で得た顧客のニーズは強みには書いていませんが、2段落目の旗艦店のPRを見ると使いたくなりましたw


あんまり一貫性を持ててない解答だと思います。
そういう解答記述が求められてたのかも不明ですが。
問1.2.4とも2つの視点から解答を記述しなければならないので、切り口だけは明確に設定しました。
うーん、問2の見落としがもったいなかったですね。。

MMC模試 事例1振り返り

2013-05-19 18:18:38 | 二次試験
こんばんは。
4事例解いてまいりました。
MMC模試を受けるのは約8か月ぶりですが
前回解いた時との違いは、時間通りに解けたことでしょうか
あとは、事例を解き終わった後の違和感がないこと
これらを感じた理由の一つとして
解答に一貫性を保つことができたからというのが考えられます。
昨日の予備校の事例ではそれが出来なかったため
今回はかなり意識して取り組みました。

それでは事例1の振りかえりです。
まずは設問をマクロにとらえると
設問1が環境分析の外と内
設問2がマーケティング戦略の分析
設問3が人事戦略の分析
設問4が全体戦略
設問5が組織戦略
となりました。
今回は設問1に時間をかけすぎてしまったことが失敗でした。
外と内の分析で内の方の記述が少ないと言うことも問題ですね。
環境分析は設問4での全体戦略に活かしました。
次に設問2ですが、商社の機能として川上、川下に切り口を分け解答を記述しました。
こちらも設問4に繋げれるように書いています。
設問3は人事についてのメリット、デメリットを問われていますが
こちらのデメリットを解決する方向で設問5の答えを仕上げています。

ということで、設問間の関連と方向性は
設問1.2→設問4 A社の強み、ノウハウを海外展開に活かす
設問3→設問5 人事のデメリットを解決し全社員の生産性をあげる
といった感じですかね。

さて、方向性はあっているのかな。
まぁ大きなズレはないと思うのですが。

昨年よりかはマシな解答記述となっているはずですが
これまたいかに…?!

試験結果 

2012-12-17 01:45:11 | 二次試験
2012年度 二次試験結果です。


BBBC→Bでした。
自己評価はCでしたので、評価を受け取った時に「B」を見て、おおぉぉぉと受かったような喜び方をしてしまいました(笑)

ちなみに自己評価は
事例Ⅰ BかC
事例Ⅱ BかD
事例Ⅲ CかD
事例Ⅳ BかC

でした。
もし最悪の方向に転んだらCとD判定ばかりになると思っていました。
この思いがあり、結果、現実逃避をして試験問題がトラウマになり、今の今まで試験問題を見ることができませんでした。

しかし!!結果的に自己評価の中でかなり高い位置にいることが判明!!
こりゃテンションあがりますです(^人^)


さて、ということで!!
残念ながら合格は出来ませんでしたが、文才0 国語力0 読解力0 の私が1年で事例1~3をB判定まで持ち上げれたということは
この一年、必死に頑張れば合格できる(可能性が大きい!)ということです◎(あっ!基本プラス思考です!)


本日は試験結果の分析をもう少ししてみようかと。

模範解答を見ていない状態(汗)での自己評価得点は

事例Ⅰ 53
事例Ⅱ 58
事例Ⅲ 51
事例Ⅳ 45

トータル 207 平均52くらい
と思っています。

ということで、同じ判定がBでも質は幾分違うような・・・
だって、51点と59点では雲泥の差に思えませんか?

さて、12月中に再現答案をいまさらながら作ります。
完璧な再現答案はできないと思いますので、キーワードを拾って答案を簡易作成しようかと
で、各予備校の解答と照らし合わせて改めて点数をつけなおしてみます。

出来そうで出来ない事例問題

2012-09-08 09:59:17 | 二次試験
こんにちは。

本当に久しぶりの更新です。

模試前に更新しよう…
模試後に更新しよう…
合格発表が来たら更新しよう…

と思いつつ、今に至りました(汗)

報告が遅れましたが、一次試験の合格通知が届きました!!
これで晴れて二次試験が受けれますが…
受験料高っ!!
1万7千2百円って…

といい始めたらきりがないので、進捗状況を。

8月12日~解いた事例数は24つです。
平日一日1つペースで問題解く+解説で3時間少々くらいでしょうか。
書いてることは同じような感じだけど、でも、何かがずれている…そのような状態です。

2月~5月までの二次勉強はノートにまとめていましたが、今はエバノートにまとめております。
ノートは増えすぎて管理できないので…(笑)


とりあえずは
・MMC模試
・TAC直前演習・最終特訓
でいい点数がとれるように頑張ります!

それでは☆

直前演習1と2 反省点と課題メモ

2012-08-15 06:57:56 | 二次試験
おはようございます。


もう8月も折り返し地点に入りました。
オレンジのお盆休みは今日で終了です。
まったく勉強が進んでいないことに青ざめて今日は一日図書館ごもりです…


久しぶりにTACの講義を聞いてまいりました。
ライブの授業やっぱり好きだな。
映像の講義も良いのですが、やっぱりライブ授業の臨場感はいいですね◎


今日は、3カ月ぶりに解いた事例1と2の反省点と課題をツラツラと

以下、TACの直前演習の振り返りです。


事例1
問1…仕方がない、知識力不足
問2…キーワードの見落とし。これは大反省しないといけません。。。
また、一般論は~しかし、A社は~その背景と問われているので、
なぜA社は外部企業との取引を重視したのかについて書くべきでした。
一般論的なことを盛り込んでしまったので×
問3…解答の方向性は◎ 課題は解答の構成力
問4…大失敗!!まったく検討違いな答えを書きすぎ。先生もびっくりだろうな解答(苦笑)
問5…事例1が組織・人事の事例だということが頭の片隅に残っていたら部分点はもらえただろうに…

いやぁ、ほんまに出来ていませんな(汗)

とりあえず、問1の間違いは仕方がない、新しい知識を追加しておきます。
問4の組織図はやってしまいました、大失敗解答です。
こういう問題が相当弱いなと改めて感じましたので、個別に対策予定です。
残りの問題は解けるかな…という印象。
与件文の重要キーワードを見落としていたり、線をひいてもキーワードを結局は使っていなかったり
丁寧に解けていない様が浮き彫りになりました。
この課題は今後の対策で克服し、徐々に正答率が上がる予定にしています(あくまで予定ですが…)

事例2
問1…切り分けは◎ですが詰めが甘い解答でした、内容は良いと思います。
問2…「予約販売する」「精度の高い需要予測をする」という偏見的な解答から離れれませんでした。
朝にまとめてつくる、とか作りおきができない、とか後から見るとキーワード的なものがチラチラと…
キーワードには気づいていましたが、
朝・昼2回に分けて作るとしても作るのに時間がかかるし、まとめ買いの客が夕方に来て売り切れたら作れないよなとか
どうでもいい妄想により、この解答(実際の正解答案)は頭の中で却下していました。
こういう思考回路は超危険…
問3…大失敗。単品では販売していない、という言葉を見落としました。これは本間に反省ものです。
問4…切り分けは◎でしたが、120字の解答欄をどのように埋めればいいのかが分かりませんでした。
問5…商圏を意識した解答が抜け落ちていましたが、考え方は◎

点数は伸びないと思いますが、切り分けが◎でしたので、1回目だし良しとしようといった感じです。

良い見直し教材が出来ました♪


最後に、事例3が手付かずです。最近財務も解いてない~
バランスが悪い勉強では受からない…
9月にはこれを完全に是正しないとですね。

ではでは!今日は勉強がんばります~