大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「福岡の熱帯夜 沖縄並み」

2022年09月13日 05時21分19秒 | 日記

 「厳しい暑さに見舞われた今夏。なかでも福岡市の夜は特別だった」そうで、「毎日のように夜間の気温が25度を下回らない熱帯夜となり、その日数は亜熱帯気候の沖縄と肩を並べた。気象庁によると、10年当たりの熱帯夜の増加日数が全国最多」とのことです。
 「気象庁によると、同市中央区の8月25日の1カ月間は1日を除いて全て熱帯夜となり、この内4日間は29度台」だったそうです。「29度台というのは『寝ている間に熱中症になるような危険な暑さ』(気象予報士)。その日数は、2日間だった那覇市を超え」てるそうです。
 「なぜ福岡市の夜はこうも暑くなったのか。日本気象協会の松井渉気象予報士は『ヒートアイランド現象と特有の地形。気温が下がりにくい条件が揃ってる』と指摘」されたそうです。
 まず、「ヒートアイランド現象は、ビルのコンクリートが日中の強い日差しを吸収し、その熱が夜間に放出されることで気温が下がりにくくなる。狭い区域にビルやマンションが密集する同市は影響を受けやすい」とのことです。さらに「そこに加わる要素が、海が北側に位置する地形」にあるそうです。~どういったことでしょう??
 「一般的に沿岸部では海からの風が内陸に流れ込むことで気温が下がる」そうです。「ただ夏場は南からの風が多く、南に海がある東京や横浜と異なり、福岡市は海風の恩恵を受けにくい。さらに南側には脊振山地があり、山を越えて暖かく乾燥した風が流れ込むフェーン現象の影響もある」とのことです。〜そうなんだ!!
 では「解消策はあるのか。松井さんは『地形は変えられないが、ヒートアイランド現象の影響を軽減することはできる』と話」されています。具体的もには?「ビルの屋上や街中に緑地を増やすと、夜に植物が発する水蒸気の効果で気温を下げることができる」とのことです。「さらに都市化が進めば、暑さも加速しかねない。『今の私たちの取り組みが、未来の寝心地を左右するかもしれない』と松井さんは実感」されてるそうです。
 〜なるほどそうですね。それにしても、博多湾を埋め立て造られたアイランドシティには40階を超えるマンションが6つぐらい建ち並んでいます。地上に緑地は多いと思いますが、屋上に緑地はないようです。気温に影響はあるでしょうか?
(下:2022年9月4日 西日本新聞-長田健吾「福岡の熱帯夜沖縄並み 増加日数は全国トップ 地形、ビル群暑さ増幅」より)