お寺ふぁん

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もんじゅ

2011-05-28 | 日記

 高速増殖炉「もんじゅ」

 よくわからないしろものですね。

 わかることは、核燃料も無限ではないので消費した以上に新たな核燃料を作り出すという夢のような炉形式の実験的な炉ということ。

 ”実験”だから商用の発電実績はゼロらしい。

 福島との違いは、核分裂に伴う熱の取り出し方。

 福島は水を使っている。一方、発電時に新たな燃料を作るシステムでは核分裂に高速中性子が必要なため、熱を取り出す部材(冷却材)として水を使わずナトリウムを使うらしい。水は、冷却材であるとともに中性子の減速材としても機能してしまうとのこと。

 核燃料以前にこのナトリウムが大問題。

 塩化ナトリウムといえば、食塩の主成分であり、”おなじみ”さんだが、金属ナトリウムは、学校の理科室なんかでも錠のかかるところにおかれ、油を満たした瓶の中に入っている。 理由は簡単、空気と反応して発火するし、水とはもっと激しく反応するらしい。 だから原発にまさかの異常があっても福島のように水をかける姿は見られないだろう。

 原発は、最新最高の技術で作られたものであり、事故などありえないからいいのだけどな・・・

 新しくできる燃料というのがプルトニウム。反応が激しくて制御がむずかしく、化学特性としても猛毒性を持っているそうだ。 原発の通常運転でも増殖炉ほどの効率ではないけれどできてくるらしい。

 もんじゅの燃料を出し入れする装置の数トンもある部材が炉内に落下したのが、再運転を開始してすぐの昨夏。 それから20数回引き抜きを試みたけどすべて失敗。

 担当部署の責任者は自殺。

 

 現在燃料の着脱はできない。 (××)

 空気に触れると (××)

 水に触れるもっと (××)

 プルトニウムは暴走しやすい (××)

 炉は活断層の上に建設されている (××)

などということが ”もんじゅ” をキーワードにするといろいろわかってくる。

 

 引き抜き作業が始まったということなら、ひたすら臨時ニュースが流れないことを祈りながら静観するしかないと思う。 がんばれよ!

 そして、うまくいったら、もうやめようよね~

 夢は夢でも悪夢だよ~!

 

火力:手に負えなくなったらほっとけば燃え尽きていつか消える。大気は汚染するけど・・(´・ω・`)

原子力:手に負えなくなったら・・・


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