お寺ふぁん

写真撮ってきたから見て~♪ 程度の記事書いてま~す!

英彦山 煙雨 魚楽園

2011-10-29 | 日記

 先週見た”奇妙な”山容が気になります。

 調べてみると日本三彦山のひとつ英彦山のようですね。

 しかし、朝しばらく陽が出たものの、”いつでも降ってやるぞ!”と言わんばかりの空模様です。

 

 部屋にいてもしかたないので出るだけ出てみます。

 山が拝めなかったらお庭です。

 

 八木山峠をにょろにょろと上り直進、またにょろにょろと下って飯塚に入ります。

 道の駅いとだで小用、ん~野菜が安い! 最近スーパーで手の出ない大玉のきゃべつ200円とエリンギ80円につい手を出してしまいました。

 山は無理のようですね。

 雪舟のお庭、魚楽園を目指します。と言っても方向は同じみたいです。

 縁台も座れません。もともと座るためのものかわからないですが。

 

 秋色ですが、紅葉には1月ほど早いようですね。

 大きな亀石でしょうね。

 

 ここまででも十分いいですが、本番はお屋敷の中です。

 魚鐸がかかっています。禅寺風ですね。

 書院です。こちらからお庭を拝見します。

 

 巨木、大木というほどのものではないでしょうが、楓としては大物じゃないでしょうか。

 

 池奥のひと条は垂水です。静寂の中、水音が心地よいです。

 

 できのよい水車です。指一本で回ります。

 この水車も壊れています。

 しかし、修復するにも職人がいず、朽ちるのを待つ状態となっているそうです。

 それを庭の職人さんも嘆いていましたが・・・

 

 自然に帰するのですね・・・

 

 ご当主の奥さんでしょうか。

 お茶を頂いてしまいました。

 雪舟が頼った藤江氏は古い名家だそうです。

 ”じえい”年間から続くということでした。それは室町くらいですかと聞くと、雪舟が来たのが室町、そんなに新しくないということでした。

 ”じえい”は聞き違いで”じゅえい”(寿永1182~1184)のようですね。 鎌倉以前です。

  http://www.kumamotokokufu-h.ed.jp/kumamoto/bungaku/nengou50.html

 

 書いてある要約を乱暴に書きます。

 

 岡山生まれの雪舟は戦乱に疲れ、中国の大内氏を頼ったが、絵画を修めるため大内氏の遣明船で47歳のとき明に渡った。

 49歳で帰国したが、戦乱(応仁の乱)のため、京には帰れず、密かに糸島付近に上陸し、大分の大友氏を訪ねることとしたが、途中田川の藤江氏が有力なのを知りこの地に杖を置いた。

 

 世が乱れていたんですね。

 

 背景の山も借景でしょうが、視界がききません。

 

 車に帰るとお客さんです。

 蝶ネクタイでおめかしになっていました。

 

 naviに帰路を聞くと、来た道を戻れと言います。

 面白くないので朝倉方面に向かうこととします。「福岡」なりの標識が出たらそこで折れるようにするとします。

 

 思いのほか早く「久留米」の標識が出ました。

 国道322号です。”峠部分のトンネル着工を早期に”といった看板が出ています。すると・・・

 山道に入るとかなりのくねくねです。八木山よりひどそうですね。

 しかし、全線2車線(部分的に1.×車線がありました。)確保されていて心配しないで走れます。

 ガスがかかっていて視界はききません。

 対向車も合いません。今日だけかな?

 たまに出会った大型乗用車はセンター割り加減です。地元の人は対向は無いと思ってるかも・・・?

 

 車を停めて写真を撮る余裕すらある交通量です。

 完全山道、ガスで視界悪し。ヘッドライトを点灯しての走行です。

 越える峠は八丁峠、しかし、それらしいものは何もなく、いつ越えたかわかりませんでした。

 やっと里道です。

 

 お昼にします。

 つゆの味が違うので食べ比べろということかと思いましたが、大盛だからつゆ2杯だそうです。

 

 この雲上世界のどこかを越えてきたんだろうなと思います。建物はおそばやさんです。

 おいしいそばやさんでしたが名前は失念しました。

 

 

 英彦山はまたですね・・・

 お寺ふぁんは別に寺ならなんでもいいと巡っているわけではありません。

 九州のお寺は、”お寺めぐりしてます。”と言うと、”変わった趣味ですね”と言われそうな、単なる葬式施設的な感じが強いです。

 もちろんよく知らない偏見が言わせている言葉ですが・・・

 今日は寺でもないのに久々お寺ふぁんした気分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


名護屋城 呼子のいか

2011-10-23 | 日記

名護屋城 呼子のいか

 

 今日は、天気も持ち直す・・・はず

 名護屋陣を見に行ってみます。

 秋景色の中、大手に立ちます。

 

 名護屋城博物館が築かれています。

 

 学生時代キャンプに訪れた加部島です。当時は完全に島で船で渡りましたが架橋により現在は半島化していました。

 

 この辺には所狭しと軍勢がひしめいていたのですね。

 

 大手の直下です。当時木などなかったでしょう。長い年月が流れています。

 

 本当に大軍団だったのですね。

 

 変な造型

 数か月前までは絶対に事故のない超安全な施設であった発電所です。

 ひとたび事故が起これば生活を奪って死の町とし、人の命をも奪うかもしれません。

 事故がなくても現役知事のクビをとるかもしれない”人の英知”です。

 

 ”うまいイカ食いにきてくれや!” それくらいしか産業もないでしょう。そんな地域にまさに”麻(魔)薬”ですね。

 ここに大事があれば百万都市福岡も”一夜の夢”と化してしまいますね。

 

 この海を渡ったんですね。

 

 内務省が管轄していたようです。

 

 博物館でジオラマを撮らせてもらいました。別に隠し撮りじゃないですよ。

 

 半島系のお顔立ちですね。まさかこんな出兵は予想されなかったでしょう。

 

 雨が降り出してしまいました。腹も減ってきたのに博物館がでられません。

 意を決して”エイ!”  ついでに加部島まで渡ってしまいます。

 

 イカ君こんにちわ・・

 ゲソがときどき動くし、体が液晶状態です。身は透き通っています。

 なんだこの甘さは・・・うみゃーな!

 

 刺身を食べ終わるとゲソをてんぷらにしてくれます。

 これもたまらんな~ そしてもひとつたまらん・・・こんなときにゃ飲まなきゃ・・ 車は不便よの~

 

 行きは、都市高、西日本高速と乗り継いでみましたが、帰路は一般道にしてみます。

 そうそう、以前は福岡から唐津はこの道しかなかったんだと感慨にふけりながらの道行きです。

 ありゃ・・・前原の手前から渋滞です。やはりみんなお高い道路を避けるんですね・・・疲れました。

 

 

 

 

 

 


篠栗

2011-10-22 | 日記

篠栗

 

 昼飯・・・晴れ間が見えます。 テレビの天気予報は近畿以東の大雨注意を言っています。

 九州は済んだな~ 飯のついでに散歩に出かけます。

 

 めしはごぼ天うどん。

 これぞ福岡の味というか、なつかしいというかうみゃ~ですたい!(方言としておかしかですばい。)

 

 篠栗線(現在は福北ゆたか線というようですね。)の篠栗町界隈は篠栗四国霊場だそうです。

 宗教的動機ではお寺にも行かないのですが、行ってみてみます。

 

 霊場は広域なようですが、一方の道を登りきると公園出現です。

 秋の気配です。

 ダム湖が見えています。

 

 温暖な九州では紅葉もこれ以上は染まらないのでしょうね。

 

 そのまま進み、八木山をめざします。途中の道中は山は深いですが、集落はあるし、ずーっと2車線で快適です。

 「6」はカーブナンバーのようです。最後は何番なんでしょうか? 飯塚の町を見下ろします。

 

 とんがり山は香春岳じゃないでしょうか? 青春の門ですね。

 

 この奇妙な山体は・・・? 行ってみた~い・・・

 

 ”飼われてるのかね?” 逃げるかな・・?  やはり逃げました。

 

 ふるさとの川って感じですね。

 二番札所だそうです。 萩の季節だったんですね。少し過ぎていますが。

 

 工房がありました。石に命を吹き込んでいる場所ですね。

 馬頭観音、いいお顔です。

 

 一番札所は南蔵院というそうです。

 生憎雨が降りだしましたが、寄ってみます。

 お、お~い・・・! 階段を上るといきなり見えます。大きいです。

 子供を対象物にすると大きさがよりはっきりします。

 しかし・・・・涅槃像というのは、こんな格好なんでしょうか?

 こんな顔したおばはんていますよね・・・寝そべってテレビでも見てそうな・・・あや、不謹慎失礼!

 

 

 名前まででちゃいましたが・・・いい表情ですね。

 

 境内にもみじが多いです。もう少し秋が深まってきてから再訪してみたいと思います。

 

 像は古さはありませんが、なかなか見甲斐があります。

 仏様がいらっしゃるんですね。

 

 これも精神世界のものなんでしょうか?

 

 

 

 


朝倉 三連水車

2011-10-16 | 日記

 年寄りになりました。

 夜の明けるのが待ち遠しいです。~ウイークデイもそうだとまったく喜ばしいんですが・・・(^^;

 

 散歩にでかけます。といっても車ですが・・・

 筑後朝倉の地に水車があるとのことで・・・

 ん~! すばらしいですね。まるでSLを見るような気分です。

 昔なつかしいようなとんぼも飛んでいます。

 

 これなんかまさにSL

 

 ”おまえ誰にゃん?” 警戒を怠らない険しい表情です。

 ”少しでも近づいてみろ・・・逃げてやるぞ”・・って感じでしたが、やはり一歩動いたら逃げてしまいました。

 

 苦労があったのでしょう。

 

 その甲斐あってという稔です。

 

 いい景色でした。

 

 これで10時前ということで一般道で帰ってみます。

 学生時代を過ごした西新、城西の方に寄り道しますが、もうかつての学生街は名残だけしか見当たらない感じです。

 バイトしていた先も、当時の店も・・・

 焼き鳥清正というのは現役のようですね。一度寄ってみたいと思います。

 

 明日からまた仕事です。