お寺ふぁん

写真撮ってきたから見て~♪ 程度の記事書いてま~す!

永訣 シスプラチン

2011-12-24 | 日記

 先週の続きになろうかと思います。

 

 若い元部下の死。

 だれだっていつか死ぬんだ、ちょっと早いか遅いかだけの違いだけくさ・・・

 そう思っても訃報を聞いた夕は涙が・・・こみあげてきました。闘病中でその日が近いのを知りながらです。

 

 無理してでも葬式には出ようと思いました。

 最近は葬式もひとつの見せ物という面があります。

 演出をされたらかなわんな~

 ”男は泣くな!”と言われて育った世代です。

 このごろは男の方がめそめそすることが多いように思えます。 だけどやはり泣き顔を見せたくない思いがありました。

 

 心配は不要でした。簡素な式でした。助かりました。

 しかし、子を見るとつらさはあります。まだ10歳ということです。

 式はおとなしくしていましたが、通夜は同級生が多数来てくれてはしゃいでいたということです。

 幼い子が悲しんでいるのを見るのはつらいですが、何が起こったのか知ってか知らでか、はしゃいでいるのを見るのはもっとつらいものです。

 家族への思いでしょうか? 痛さがつらかったのでしょうか? ご遺体は目も口も半開きでした。

 つらかっただろうな・・・さらば

 

 

 

 彼が投与されていたのはシスプラチンという薬だそうです。

 薬剤の有効成分を細胞に行き渡らせるには、構造が小さいことが必要なようです。

 10t車やトレーラーでは大量輸送は可能であっても、戸別の配送には不向き、軽四か自転車くらいがいいといった感覚でしょうか。

 その自転車に相当する基材として金属が優れているそうです。

 プラチンというのはプラチナを使っているという意味のようです。

 

 よくわからん話ですが、物質にはシス体とトランス体というものが存在するそうです。

 まったく同じ部品から成るものの、部品の付き具合の違いで違う性質を持つそうです。

 このプラチナ化合物は、シス体だけが抗腫瘍効果を持っていて、シスであるプラチナ化合物の薬剤ということがシスプラチンの命名のようです。

 

 化学の結晶という感じでいかにもききそうです。

 しかし、激しい副作用があるそうです。

 それにも耐えてきたんだろうな~と思います。

 生前の本人の弁です。”こんなにつらいんだ。腫瘍にも相当こたえているはずだ、きっと!”

 

 医学やそれを支える技術はどんどん進んでいきます。

 死のうにもそうそう死なせてもらえない時代もくるかもしれません。

 一方で、”生産力がなく、金だけかかる年寄りは早く死ね!”

 きわめて乱暴な言い方ですが、成熟社会の”真理”、”心裡”かもしれません。

 穏やかに死にたいものだ・・・

 帰りの新幹線の中で、少しシンミリしてしまいました。

 

 さー、仕事! 元気に!

 

 

 

 

 

 

 


玄海灘 響灘 呑海山臨船寺

2011-12-18 | 日記

玄海灘 響灘 呑海山臨船寺

 

 どうも仕事がうまく行っていません。

 そこに来て訃報。

 前の職場で部下だった男です。がんを患っていました。

 鏡を覗くと私もすすけています。寒さが身にしみます。

 

 ふ~っと疲れました。(´・ω・`)

 生まれのせいでしょうか・・・海が見たいと思いました。

 

” 海は遠~いな 雄雄しいな~♪ ”

 福岡からも自然に近い海は結構遠いです。冬は荒れてもいます。

 島でしょうか? 単なる岩礁? ・・・ひょっとして沖ノ島?

 やっぱり海はいいな・・・ しかし、今日はもう帰ります。

 

 道に標識が出ています。禅寺だそうです。 ちょっと寄ってみましょう。

 唯一の山頭火生前句碑だそうです。

 隣は溺死人の弔碑。さすがに場所柄ですね。潮騒が届いています。

 

 銅板葺きですね。 古刹のようですが・・・

 

 

 

 銀杏も、もうすっかり落葉しています。

 

 さー帰ろうかとすると、お寺さんが帰ってきました。禅宗のお坊さんはなんと言うんでしょうね。

 まずいな~  どう見ても不審人物視されているようです。

 境内を見せてもらっていることを話します。

 すると”山頭火ですか?” と問われました。

 答えはひとつしかありません。”いいえ、とおりすがりです。”

 ”ほ~ 神戸から・・・” 車のナンバーを見られました。

 この寺は山頭火の寺として著名なようです。

 

 そこからしばらくシーサイドを走ると沢山のアシカが浮いている場所がありました。

 サーフィンの名所のようです。

 

 そんなこんなですぐに帰ろうと思ったのに結構福岡市まで時間的な距離がありました。

 今度は晴れた日にきてみましょう。

 

 

 

 

 


win7 ubuntu11.10 fedora16 マルチブート

2011-12-07 | 日記

 年末過ぎないとなかなかパソコンもいじり倒せません・・・

 

 もともと入っているのがwin7

 面白みのあるのがfedora16

 信頼度が高くwin代替性のあるのがubuntu11.10

 ということでその順序でマルチブートしていました。

 

 だけどubuntu調子よくないんですよね・・・

 ネット接続もモデムに設定が残る・・初期化に失敗するんでしょうか?

 再起動するとしばらくネットにつながりません。

 

 fedoraをデフォにしようとgrubのみを再インストールしたところ、ブート画面にカーネルのバージョン違いが多数・・・

 しかも古いバージョンがデフォでこれだとエラーの出る項目もあるようだし・・・(TT)

 この点は解決できました。

   起動するOSの順位を変更

   http://www.linuxreaders.com/2011/11/01/fedora-16-how-to-change-boot-sequence-grub2/

 

   あと、複合機のスキャナーを認識しないし、メールの受信もできません。

 スキャナーの方はubuntuでも同じです。

 またパソコンこわしの予感です。