当ふろくでおなじみ、演出家であり、ギヤラリーの主人である毒野藤田さんから
「コバぴー あのさ~ がらん改装するんだけど、PAのシステム組んでよ、
なるべく安くさ~」
ということで、ヤフオクや中古機材屋、サウンドハウスなどwebでまずリサーチ。
スピーカーだけは、がらん備品のボーズ101MMを使用します。
あとは、会社で使ってない機材をかき集め、無いものはなるべく安く新品購入。
でもって出来上がったのがこちら。
スペースBのバックヤードに棚を作ってもらい、設置した機材。
ミキサーの右は照明の電源とフェーダーユニット。
調整卓は MACKIE1402-VLZ PRO 名器です。
onpa社スタッフの納戸から出土したもの。
マッキーといえば、強力なEQで有名です。
通すだけで音が太くなるガッツなEQで、効果音作りに
重宝しました。
パワーアンプ CLASSIC PRO / CP400
これは監督自ら千葉のサウンドハウスに出向き、照明設備と共に新品購入。
なにより安いのが決めてかな。
CDプレイヤー TEAC CD-P1260
吉祥寺をパトロール中、ダイナミックオーディオで捕獲。
CDRやMP3ファイルが再生できる。
この価格帯でヘッドホン端子が付いている、これ大事。
その他 i pod用のケーブル、ダイナミックマイクを設置。
初めての人が簡単に操作できるようにミキサーを調整して
ひとまず終了。
音響や照明設備を新たに設置したことで、展示だけでなく
小アクトやパフォーマンス、ちょっとしたライブなど
幅広く利用できるレンタルスペースに生まれ変わりました。
くわしくは ホームページ ギヤラリーがらん西荻
がらんブログ 西荻路地裏通信
監督のブログ 西荻路地裏日記
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koba-p
8月16日22時からフジテレビで放送の「東野圭吾ミステリーズ」第六話、
ONPaで効果音担当させて頂きました。監督は石井克人さんです。ぜひ見てください!
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toku
と、言っても僕らの職業ではありません。
スポーツカー、トヨタ86のお話です。
簡単に言うと、エンジンの吸気音を加速時車内に取り込み、
迫力ある音で運転を楽しめるよう付けられた装置のことです。
この車、スバルと共同開発なのでボクサーエンジンが載ってます。
エアクリーナーから枝分かれしたパイプに円い筒状にみえるやつが
「サウンドクリエーター」です。
ドイツの会社が開発したそうです。中でダンパーと呼ばれる
ダイヤフラムが共鳴し、強調したい周波数の音だけを車内に
導くシステムです。
こんなに長いパイプで分岐させて吸気の効率的に
大丈夫なの?と考えてしまうのは、私だけでしょうか…
止まった状態でエンジンを吹かして車内のペダル付近に
頭、つっこみましたが、はっきりとは解りませんでした。すんません
そこで、PVの撮影時に、兄弟車であるスバルBRZの走行音を
ONPa社で録音していたので、その時の車内音を引っぱりだし聞いて
みることにします。
なるほど、サウンドクリエーターの効果かどうかはっきりとはしませんが、
けっこう低い方の音が聞こえていて、レガシーB4とも明らかに違う車内音に
仕上がっています。
僕ら世代のソレックスやウェーバーを付けて走っていた時代の吸気音を
想像しているとそれはかなり違いますが、うまくコントロールされた
静かなるスポーツカーとでも言いましょうか。
まあ、この車をノーマルで乗る人いないでしょう、
TRDのマフラーとかに換えて、排気音メインになって、
「サウンドクリエーター」の効果無くなっちゃうと思いますけど…
モッタイナイ。
新しいハチロクで、豆腐の配達も さらに速くなる。
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koba-p