新宿区西新宿が淀橋と呼ばれていた頃。
僕は中学生で、野球部と写真部に所属して、両方をかけ持ちする
忙しい放課後が続いていた。
当時住んでいた所から歩ける距離に、現像液や印画紙などの
写真用品を小売りする小さな店があった。
僕はいつもその店でトライXの生フィルムを買って、ネオパンの
空パトローネに詰め込み、黒マジックで800と書き込む。
その数字はその日の気分によって400, 800, 1600と変わった。
僕はミノルタSRT101に55ミリ一本で(当時は交換レンズなど
持ってはいなかった)意味も無く新宿の街を撮り歩いた。
暗室作業の日が近くなると、仲間と月光の四つ切り紙や定着液
などを買い求めに来たものだ。
のちにその小さな小売店、淀橋写真商会は
ヨドバシカメラとなるのだ。
2010年の2月、僕は神保町のギヤラリーでひっそりと開かれている
写真展を訪ねて、久しぶりのモノクロームに再会した。
大先輩の照明技師UEKIさん、初めての写真展。
ベッサLに広角レンズ。
モノクロームの淡い祭りの光が、アクリルに封じ込められている
のが新鮮だった。
もう手元にSRT101は無いのだけれど、
インクジェットで復活した月光ペーパーで遊んでみるのも
悪くはないと思い、僕は通い慣れた新宿西口のヨドバシカメラへと
向かった。
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koba-p
ONPaで効果音を担当させて頂いた映画
の大きな垂れ幕(?)を映画館で発見!
先週 初号試写に行ってきたばかり、
まさかもう映画館で宣伝してるとはビックリです。
公開は4月29日、
笑いあり、涙あり、心がホッコリする素敵な映画です。
ぜひご家族で観て頂きたい作品です。
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onpa toku
マンフロット ナノクランプ365Bです。
照明用クランプですが、ボールヘッドを付けたりして
カメラやマイクにも応用可能です。
コイツ小型ですが、堅牢な作りでパイプはもちろん板でもOK。
早速、太宰治ゆかりの三鷹跨線橋にてテストしました。
Mic audio-technica BP4025
橋の手すりにかませて録音。この日は北風が強く5~8メートルは
吹いていたのですが、ガッチリと食らいついてびくともしません。
カバンに一つ放り込んでおけば現場で何かと使えそうです。
今日のレコーダーはTASCAM DR100
ファンタム供給するとバッテリーの減りが速いので、
汎用バッテリーを使っています。
DR100も付けてテスト。
太宰も愛した跨線橋からの夕日。
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写真と電車の音は、必ずしもシンクロしていないことを
ご了承ください。
koba-p
audio-technica BP4025 X-Yステレオマイクロフォンです。
普段オープンで使用する場合は、迷わずライコートのカゴに入れて
録音するのですが、風のおだやかな日に、簡単に持ち出して録れる
ように、ウインドジャマーをかぶせてみました。
BP4025専用ではありません。
カメラマイク用のMini Windjammer SP105です。
マイクに付属しているフォームにかぶせて使用します。
専用では無いので、サイズがかなりタイトだけど、しばらくガマン。
このマイク、大口径のダイヤフラムを搭載していて、高感度でローも
出ていますので、風に対してそれなりの対策が必要です。
SNが良いので、冬の朝の静けさも録れるマイクロフォンです。
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koba-p