先日、ある店の前を通った時
「ご自由にお持ち帰り下さい」
という張り紙のついた段ボール箱が…???
中を確認してみると
そこには大量の携帯が…
一瞬「何故!?」
と思ったのですが
よく考えてみれば
その店は携帯ショップ
箱の中身は携帯と言っても
モック(見本品)なのです
何故かわからないけど、一安心
そして、箱の中から幾つかもらってきました
店の中にいた店員さんに
「持って帰ってどうするのだろう??」
という感じの目で見られていましたが
そこは気にせず
もらってきたモックは
一先ず会社の生音道具の中へ
いつか何かの音に活用出来たらなぁ~
と思います
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onpa mochi
ショートムービーの現場もいよいよ仕上げ段階へ
。
撮影終了後、カチンコ合わせの音戻し作業、アビッドでの
オフライン編集を経て、ONPaに作業用のDVDが到着。
Final Cut Proで Quick Timeに変換して Pro Toolsに取込み、
いよいよ効果音の仕込み作業にかかります。
尺は約40分、もはやショートとは言えません。
ミックス作業は29日、あまり余裕はないですね。
何度か見て全体の流れを把握し、監督の指示を踏まえて
SEの作業を開始。
今回は、まずベースになるノイズの貼付けを先にやります。
ロケ前日、機材搬入の時に現場の屋上ノイズをステレオで録って
あるので、その音をシーンごとに、ざっと貼っていきます。
詰めはまだ後にして、自然なステレオのベース音を形作ります。
そこに役者さんのアクション音(足音や衣ずれ)。
その場の状況や時間経過を感じるノイズ(セリフ同録で
カブせたくなかった都会の雑音 飛行機や車の通過、サイレン、
鳥の声など)。
また作品によっては、心理的な描写に付ける効果音などなど。
セリフや芝居の間に気を使い、どんな音を貼付ければ効果的か
考えながら作業を進めて行きます。
いつも仕上げ作業はぎりぎりのスケジュール、急がないと。
ン~ 時間が…
監督のブログも更新!
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koba-p
「ブランコ」のスタッフが再び集結!
薄暗い地上という奈落から11階分だけ天に近い所に、
その舞台はあった。
都心のビル屋上、下界で這いつくばって仕事している時とは
まったく違う時間の流れがそこにある。
冷え込む朝、ビルから昇る日の出を見て、震える膝を抱えながら、
風を感じ、雲の流れで時を計り、太陽が顔をだすと日の暖かさに
感謝する。
撮影が進む程、 この作品は、今日ここで、この屋上で、
この監督の号令で、撮らなければいけないんだ。これは必然なのだ。
だから皆ここに在るのだ。
…そんな事を思っていたのは私だけでしょうか?
さて、ここからはいつもの調子で機材のレポート。
最近、ショートムービーなどの撮影をEOS 5D MarkⅡのHD動画で
撮るケースが目につくようになった。
予算の削減、様々なメディアによるコンテンツの増加などにより、
若手のムービーカメラマンを中心に、Webムービーや
インフォマーシャル、テレビCMまでにも広がって来ています。
この日は、2台のEOS 5D MarkⅡが持ち込まれ、カットによっては
2カメ撮影。奥のボディには望遠ズームがセットされています。
ムービーカメラとは根本的に違う機械ですので、いろいろ制約はある
ようですが、明るいレンズによるボケを生かした画の表現方法など、
これから更に増えそうな感じです。
こちらは録音部。
FOSTEX PD6HDがメインレコーダー。
バックアップ用にR44を使用。
画がデジカメの動画だからと、音もコンパクトレコーダーで録れば
いいやという訳にはいきません。
この日は4人の芝居があるので、ワイヤレスマイクが4波に
ガンマイク1の計5入力での録音になります。
その他、監督や記録さんへのモニターやら最小限にしたつもりでも、
これだけの機材になってしまいます。
録音技師は、おなじみの録音@Milkyさん。
真剣な表情でミキシング。
役者さんの感性や、現場の空気感が伝わるような録音を心がけて
いるとのこと。
現場での迅速な判断や行動力にはいつも感心させられます。
ふだん思ってるよりも都会の屋上はノイジーな場所。
ヘリコプター、バイクの排気音、救急車のサイレンなどなど、
台詞にかぶせたくない音ばかり…
そんな雑音を後で効果音に変え、効果的にかぶせるのは
onpaの仕事。
奥のマイクマンはonpa nari。
余談ですけど、nariは最近、MA作業でスタジオに行った際、
セッションデータを入れたハードディスクを会社に忘れて
えらく慌てたらしい…
2日間の撮影ともに冷え込み、日の出から日没までの長時間、
薄手の衣装で演技した役者さん、またスタッフの皆様ほんとうに
お疲れ様でした。
そしてようやく下界に降りた私達は、それぞれの新たな舞台へと
散らばって行った。
監督のブログにも作品の詳細が書かれております、ご覧ください。
中央線沿線の方にも。
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koba-p
10月の前半の事ですが台風後の風音を収録していたので
録音サンプルアップ致します。
この日は風がとても強く吹いていたので
EDIROL R44 と マイク4本(MKH50×2 MKH40×2)の
サラウンドセットを持って会社付近で収録。
想像以上に風が強くてマイクを支えるので精一杯でした。
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風に吹かれる音
ジャーマーに風が当たってボフボフと鳴っているだけの音ですが
効果音としてはいろいろと使い道があったりします。
草木の触れる音
草木の揺れメインの収録なのでローカットを入れて収録しています。
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onpa toku