うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

東京精米事情

2011年02月15日 | 日記
コメというものはどのような過程を経て、食卓に届くかご存知か・・・?

1. 稲刈りが終わり、
2. 脱穀されて、
3. もみ殻を取り除き
4. 乾燥機で乾燥される。

これが「玄米」と呼ばれるものです。
お米屋さんやスーパーの店頭に並ぶものは、さらに「精米」という過程でコメの薄皮を取りのぞいたもの。
いわゆる「白米」と呼ばれるものであります。



先月、宮城県の親戚のおじさんから新米がドカンと30キロ送られてきた。
クロネコヤマトのお兄さんが『ひいひい』言いながら運んできた。

「これ、かなり重いっすけど、何が入ってるんすかねぇ!(汗)」

そう、我が家はエレベーターなしの3階。






新米というのは、本当においしい!
福島時代『コメ中毒』という症状に陥ったくらいである。



さっそく段ボールをあけ、袋の中身を見て・・・・目がテンに。

『玄米じゃん、これ』


  こんな色をしています


田舎では通常「玄米」の形で売買される。
よって、宮城のおじさんからすればこれがスタンダード。

でもここは東京、精米する術がないのであります。
かといって毎日玄米食べるわけにもいかないしなぁ。

ネットで一番近い「コイン精米機」を調べたところ、立川! ずいぶん遠い。


次に小学校の近くにお米屋さんがあったのを思い出し、かついで行ってみると
なんと店じまいしている。
帰り道、米袋の重かったこと!


「わらにもすがりつく思い」でタウンページで近所の米屋に一軒ずつ電話。
ようやく何件目かで『引き取り → 精米 → 配達』まで一貫してやっているお米屋さんを発見。

かろうじて「白米」にありつくことができたのでした。




米屋のおじさん曰く
『これ、すごくいいコメだねぇ、見るからにうまそうだよ』

でしょ、でしょ なんといっても米処 東北のピッカピカの新米だからねぇ。
今は、炊き立てのご飯が楽しみな毎日であります。

地方在住の皆様、都会の友人にお米をあげるときは「精米」してから送りましょう。




以上、東京精米事情でした。

最新の画像もっと見る