うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

書評  ~ 君に成功を贈る

2010年06月28日 | 日記
本日は書評です。






今週のチョイスは 「君に成功を贈る」  中村天風 述


元気になりたいときに読む本である。
友人にこの中村天風さんのことを教えてもらってから、もう読むのは3回目。
私の「バイブル」である。

本の名前だけみると、世の中にあふれかえっている「サクセス本」みたいだが
これはそんな「薄っぺらい」ものではない。

気持ちがなんだかグングン元気になってくるのだ!


中村天風さんはもう40年以上前に亡くなっている。

軍事スパイ(スゴイ!)として暴れまわったあと突然結核に倒れる。
病気と闘うためインドとヒマラヤで修業。
帰国後は銀行の頭取、日清製粉の重役を経たあと、哲学者として辻説法に転じる。

彼に心服してきた人物も、ロックフェラー3世、原敬、松下幸之助、宇野千代、稲盛和夫・・・
財界、政界、文化界のビックネームがズラリ・・・。


彼の考え方は至ってシンプル。

「ココロを強く、積極的にもって、前向きに生きていこう」 ということ


・【ネガティブ】なことを口に出さない。
・現在の自分が置かれている環境に【感謝】する。
・他人に好かれるような生き方をする
・【好き嫌いがない】ように生きる。
・【悲しまない、怒らない】  【笑って、喜ぼう】


すなわちネガティブなことを排除して、ポジティブな考え方で満たしていく。
このシンプル極まりないことを心がけていくだけで、人生は実り多いものになっていく。

人間が文化的な生活の中で作り上げてきたものは、すべて人間の【ココロ】が作り上げてきたものなのである。
美しい芸術も、便利な自動車も、美味しい食べ物も、核兵器だってそう。

すなわちすべては人間の【ココロ】次第なのです。


最後に心に残る一言を・・・


天地自然がつくりだした日に、ある日が良くってある日が悪いなんてことがあるかい?

心の持ち方一つが、結局人生の運命を決定するんだということに気づくはずです・・・



とても読みやすい本です。
言葉の一つ一つが、気持の中ににどんどん入ってきます。

一家に一冊!

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
この言葉・・・ (ハディーノ)
2010-07-02 00:21:06
僕も好きです。
この言葉!

人間弱いもので
上手く行かない事や嫌なことがあると周りのせいにしたり、運命のせいにしたりして。

また、なかなか物事が好転しないと
ついついウツムキがちになってしまう。

そんな時、この言葉って
なんだか肩の荷や力をそっと取ってくれる

返信する
Unknown (福島の☆)
2010-07-04 21:19:13
この本たまーに読むようにしてます。

気を抜くとついネガティブなパワーがじわじわと生まれてくるからね。

いいものを教えてくれました。
ありがとう。
返信する