先日、上野の「西洋美術館」へ行ってまいりました。
絵画には今までほとんど興味がなく、まともに鑑賞したこともありませんでしたが
【タダナラヌ】雰囲気がプンプン漂うこの建物には強く惹かれていました。
それもそのはず、この建築はかの ル・コルビジェが東洋に唯一残した建築物なのであります。
(基本設計をコルビジェが実施し、実施設計を弟子である前川國男ら3人が実施)
正面ファサードの美しさ、端正さは日本随一かと思います。
【近代建築5原則】も当然ながら確認できます。
ピロティ
独立柱
内部のプランは【自由】そのもの。
美術館ですので写真はパチパチ撮れませんが、非展示スペースであるパブリック空間
その中庭を望む演出が素晴らしい!
コルビジェの庭園演出って、非常に洗練されているのですが【温かみ】も感じられる。
そのバランスがほんとうにすごいなぁと思います。
約2時間 絵画鑑賞もしてきました。
なかなか面白いものですねぇ、絵画鑑賞って・・・。
40前にして新しい趣味が出来たようで嬉しく思います。
出口を出ると そこにはお気に入りの【東京文化会館】が圧倒的な存在感で建っています。
これくらい離れてみると、デザインコンセプトである「船」の感じがよーくわかります。
道路を挟んでの 【子弟共演】 。
モダニズム建築はやはり素晴らしい!