
上の写真の物は還元、冷却還元など、焼き方や白化粧によって色々な表情になってますが、もともと全部同じ土で作っています
、この大好きな土がもう使えないことになりました
妻木の土屋さんで買っていたのですが、奥さんの介護しながら仕事しているようで、買いに行ってもなかなかすぐに手に入らないこと多くて、去年くらいからは何度も通って置き手紙してやっとゲットする感じだったのでいつまで売ってくださるかな、とは思ってました、そうなったら同じような黄土系の土を扱う他の土屋さん探そうと思っていました
しかし今回はそうじゃなかったのですよ、
彩土場がイオンモールになっちゃうんだって‼︎ _| ̄|○‥‥
土岐市って‥‥
アウトレットが出来た時もいい土がある事を試験場の職員は口止めされていたと聞きました‥‥
行政は衰退産業あきらめてるな‥‥家賃収入はおいしいよね、
ま、ガックシしてるだけでは生きていけないのでさっそくジタバタしています
代替土を作らなくちゃ!です
小里の土屋さんに相談し色々な土混ぜてテストしてます、
もう1つ気に入ってる白い土(これは山陰の土だそう)ももう無いそうで、以前買いだめしたのが、まだ2,3年分はあるけど、その間に代替土作らねばで、こっちの土は個性が強いから同じようなもの作れるのはかなり不安です、土屋さんもこの土の代替土はちょっと違うけど作っているらしいし、ウチでも違うアプローチで作っているところです、
あーあ、土も釉薬も原料屋さんはこの先
こんな事ばっかりな気がします、
まあ、原料が変わっても、今まで気に入っているものがまたできたり、
新しく好きな土味を出せるようになったらいいな、と思うしかありません
ってか、そこをイオンにしちゃっていいのか??って感じだね。
使っている物が無くなるのは不安だね。
専門的なことや伝統とかは関係なく・・・だけど。
普通に使わせて貰う私にとっては
土が変わっても、それを使いたいなって思ったら、買っちゃうから
これは崖っぷちじゃなくて、新しい作品が生まれるタイミングなんだと思う~。
土が変わるとどう変わるのか、見せて貰うのも
ちょっと楽しみだぜぃ。
原料は徐々に枯渇してるし、それを扱おうという人の後継者問題などもあり
産地の現状は今なかなかキビシイのだ〜
美濃焼や他の焼き物産地だけでなく、伝統工芸みんなそんな感じかも〜
けど、この仕事が好きだから続けられる限りずっと頑張りますよ〜