2021年5月14日 11:30 葛城山自然つつじ園 南河内郡千早赤阪村水分
ダイヤモンドトレールが通る葛城高原。向こうの山は金剛山。
葛城山ロープウェイや葛城高原ロッジは奈良県御所市にありますが、この葛城高原自然つつじ園は大阪府の千早赤阪村にあります。
もうすでにピークを過ぎていて、今年はいく日か早いのではないでしょうか?
2019年は5月17日、2020年は5月14日、今年は5月12日くらいが満開のようです。
斜面一面、真っ赤か!これだけ自生のつつじの群生が見れるところは、他にありません。
種類はヤマツツジ。日当たりのよい尾根筋や草原に生育するそうです。公園や街路樹によく見かけるヒラドツツジより花は小ぶりですね。
「一目百万本」と言われるだけあって、ここに居ると色彩感覚が狂ってくるようです。
葉っぱが全然でていないつつじと少し出ているつつじがあるようです。葉っぱが出ていても、花がそれを覆うので上から眺めると葉っぱが見えません。
真っ赤なヤマツツジの向こうは、青い金剛山。
そんなに高くならない木です。高くても4m位。枝は株状に枝分かれしています。
遊歩道からみたつつじの枝分かれ
私は毎年2時間半かけて、ゆっくり大阪側から歩いて登ります。水越峠、弘川寺、弘川城経由とそれぞれ距離や斜度が異なりますが、いずれも変化があっていいコース。
来年は青崩(天狗谷コース)からチャレンジ。
下から見上げた上のテラス。昨年のコロナ禍よりかなり人出は多いようです。
昨年はロープウェイをはじめ、高原ロッジ、白樺食堂(今年はテイクアウトのみ)も閉っていました。
下から見たパノラマ
高度差は約50m。上のテラスが935m、下の窪地が885m。ちなみに葛城山山頂は960m。
実はつつじ園の向こうに雄大な大峰山系が見えます。左より山上ヶ岳1719m、すぐ横大普賢岳1780m、離れて横長の稲村ヶ岳1726mと言いたいのですが、今日はかすんでよく分かりません。
なんか、高原の厳しい環境に耐えて、精一杯のつつじを見ていると元気が出ます。
なんでここにツツジの群落があるかについては、葛城山のつつじ 2019 を見て下さい。
真っ赤なじゅうたん。ここはやっぱり毎年見ておかなくては...往復5時間、弘川寺コースは道をよく間違えるということもありますので、朝早くからの登頂がおすすめです。
なお、この弘川城経由の登頂記は後日アップします。
関連記事:
葛城山のつつじ 2020 2020.5.20.撮影:5月14日
葛城山のつつじ 2019 2019.5.17.撮影:5月17日
写真撮影:2021年5月14日
2021年5月16日 ( HN:アブラコウモリH )
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